2017年1月1日(日)



2016年12月26日(月)日本経済新聞 公告
第61期決算公告
新菱冷熱工業株式会社
(記事)




事業内容(新菱冷熱工業株式会社)
ttps://www.shinryo.com/corp/business.html

 

国内グループ会社一覧
ttps://www.shinryo.com/corp/group.html

 


2016年12月20日(火)日本経済新聞 公告
第48期決算公告
株式会社秋田キャッスルホテル
(記事)



メディア掲載情報(株式会社秋田キャッスルホテル)
2016年1月1日
秋田魁新報
「トップインタビュー」
ttp://www.castle-hotel.jp/201012/image/media/up/1451957893.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)

 


【コメント】
新菱冷熱工業株式会社は、「事業内容」のページを見ても分かるように、極めて多種多様な事業を手掛けており、
率直に言えば、新菱冷熱工業株式会社が何業に属するのかは分類できないと思います。
ただ敢えてその本業と言いますか、中心となる事業を挙げるならば、新菱冷熱工業株式会社は「建設業」に分類されると思います。
そして、現に、決算公告中の財務諸表に用いられている勘定科目は、まさに建設業会計特有の勘定科目となっています。
新菱冷熱工業株式会社自身、自社の本業は「建設業」である、と考えているということでしょう。
厳密に言うと、「事業内容」のページを見ると、建設業には分類されない事業もやはりありますので、
例えば「売上高」(その事業の総収益額)として「完成工事高」という勘定科目を用いるのは間違いである事業も中にはあります。
ただ、それらの事業の「売上高」の金額は非常に小さいので、勘定科目をまとめる形で
「売上高」(各事業の総収益額)は全て「完成工事高」という勘定科目を用いて開示しているのだと思います。
では、新菱冷熱工業株式会社の財務諸表は建設業会計に基づいた財務諸表だ、ということを前提にコメントを書きたいと思います。
私が思うに、建設業会計に基づく財務諸表を作成・開示するのならば、
貸借対照表の流動資産と流動負債の内訳は必ず開示・表示するべきだ、と思います。
なぜならば、建設業会計では、事業の特性上、必然的に流動資産と流動負債の金額が大きくなるからです。
より具体的に言えば、建設業を営んでいる会社では、完成工事未収入金、未成工事支出金、未成工事受入金、工事未払金
の4つが必然的に大きくなるのです。
その理由を一言で言えば、「工事が会計期間をまたぐから。」です。
建設業では、注文を受けてから完成引き渡しまで非常に長い時間を要します。
建設業では、受注から完成・引渡しそして未収入金の回収までに、合計すると1年以上かかることが前提だ、すら言えるでしょう。
1年以上かかるからこそ、「工事進行基準」という会計処理方法が考案されたのだと思います。
法理的・会計理論的には会計処理方法としては「工事完成基準」しかないわけなのですが、
大人の事情というと語弊があるかもしれませんが、「1年目0、2年目100」よりも「1年目50、2年目50」の方が
収益費用の様子が平準化されていて良い(好意的に言えば、そちらの方がより正しい損益額を表示しているとの考え方がある)、
というような考え方から、「工事進行基準」という会計処理方法が考え出されたわけです。
これはまさに、建設業では工事に1年以上かかる、ということの表れでしょう。
工事が1年以内に終わるのなら、始めから全収益と全費用がその期の損益計算書に計上されるだけだからです。
すなわち、工事が1年以内に終わるのなら、「工事進行基準」と「工事完成基準」とで
結果(期末日時点での会計処理)は全く同じになるからです。
以上の議論を踏まえますと、先ほど書きましたように、建設業を営んでいる会社では、
完成工事未収入金、未成工事支出金、未成工事受入金、工事未払金の4つが必然的に大きくなるのです。
なぜなら、工事に関する会計処理が期末日をまたぐ(期末日時点で工事が完成しない)からです。
これら4つの金額が大きくなるということは、それだけ開示の必要性が高まるということでしょう。
例えば小売業ですと、売上不振時には棚卸資産が肥大化する(売れ残りが大量に発生してしまう)ことはあるのですが、
建設業の場合は、正常な経営状態の時でさえ、未成工事支出金勘定の金額は大きくなるわけです。
工事に時間がかかり期末日をまたぐという時点で、これら4つの勘定科目は必然的に大きくなるわけです。
ですので、これら4つの勘定科目は貸借対照表上で必ず開示・表示しなければならないのです。
新菱冷熱工業株式会社は「建設業」とのことですが(建設業会計に基づく財務諸表開示を行っているのですが)、
貸借対照表を見ますと、「流動資産」、「流動負債」としか開示されていませんので、この点について所感を述べました。

 


「リラックマ 2014カレンダー」


カレンダーの表紙
2013年11月8日(金)
http://citizen.nobody.jp/html/201311/20131108.html


「1月・2月」
2014年1月2日(木)
http://citizen.nobody.jp/html/201401/20140102.html
 

「3月・4月」
2014年3月3日(月)
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「5月・6月」
2014年5月21日(水)
http://citizen.nobody.jp/html/201405/20140521.html


「7月・8月」
2014年7月1日(木)
http://citizen.nobody.jp/html/201407/20140701.html


「9月・10月」、「11月・12月」、「リラックマ 2015カレンダー」 の「カレンダーの表紙」、「1月・2月」
2014年11月1日(土)
http://citizen.nobody.jp/html/201411/20141101.html

 



「リラックマ 2015カレンダー」


「3月・4月」
http://citizen.nobody.jp/html/201503/20150316.html


「5月・6月」
http://citizen.nobody.jp/html/201505/20150501.html


「7月・8月」
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「9月・10月」
http://citizen.nobody.jp/html/201509/20150901.html


「11月・12月」
http://citizen.nobody.jp/html/201511/20151101.html

 

 

「リラックマ 2016カレンダー」
2016年1月1日(金)
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「『リラックマ 2016カレンダー』 の表紙」

 



「リラックマ 2017カレンダー」


「カレンダーの表紙」


「1月・2月」


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「5月・6月」


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いやー、リラックマってほんとにかわいいですね。