2018年6月16日(土)



最近の89日間のコメントを踏まえた上で、記事を紹介しつつ、少しずつコメントを書きたいと思います。

 


2018年3月19日(月)
http://citizen.nobody.jp/html/201803/20180319.html

から

2018年6月15日(金)
http://citizen.nobody.jp/html/201806/20180615.html

までの一連のコメント

 


現物取引と先渡取引と先物取引の相違点について書いたコメント

2018年3月12日(月)
http://citizen.nobody.jp/html/201803/20180312.html

 


「オークション方式」に関する過去のコメント

2016年3月27日(日)
http://citizen.nobody.jp/html/201603/20160327.html

2016年7月13日(水)
http://citizen.nobody.jp/html/201607/20160713.html


 


2018年6月16日(土)日本経済新聞
固定資産税収増 9兆円台 今年見通し 地価上昇で16年ぶり
(記事)


2018年6月12日(火)のコメントで、「所有者不明の土地」の問題に関しては書き尽くしたと思っています。
固定資産税の納付は「納税者の税法上の義務」ではなく「所有者の社会的な責務」であると固定資産税を再定義するべきだ、
と指摘し、固定資産税の滞納といった所有者が不明となっている土地に関して、次のように結論を書きました。

>「『所有者不明の土地』は国が収用する。」という解決策が最も抜本的な解決策だと思います。

この点について一言だけ補足をしたいのですが、社会人1〜2年目の時に銀行に就職した高校の同期生から聞いたことなのですが、
昔の税法では、納税者が固定資産税の滞納を行った場合、税務当局はいきなり土地の差押えをすることことになっていた、
と聞いた記憶があります。
固定資産税の滞納は、即納税者が土地の所有権を失うことを昔は意味していたわけです。
昔の税法では、納税者が固定資産税を滞納した場合は、
税務当局が差し押さえる納税者の財産は固定資産税の対象となっているその土地そのものであった、ということになるわけです。
どちらかと言えば、固定資産税導入の目的は土地が放置されることを防ぐことであった、というふうにその時に聞きました。
その時も、昔は登記官が自動的に土地の所有者に関する登記を行っていたのだが、
現在は所有者自身が土地の登記を行うことになっているため、
相続登記がなされない場合のことを想定して固定資産税を所有者に課税することになったようだ、とその時に聞きました。
このことは、2018年6月12日(火)のコメントを書いた後に思い出したわけなのですが、思い出してみると、
2018年6月12日(火)に私が書きました内容は、社会的・概念的には全くもって正しいということのようだと思っているところです。
地方税法373条に規定があります現在の固定資産税の滞納処分は、昔の規定とは正反対に、
特に相続登記に不備があった場合は「所有者不明の土地」が必然的に生じてしまうような規定となっているのです。

 

 


2018年6月5日(火)日本経済新聞
マクドナルド 裏メニュー1000種 好みでアレンジ
(記事)


好みのトッピング1000以上 マクドナルド「裏メニュー」

 日本マクドナルドは4日、自分好みのトッピングをハンバーガーなどに追加できるキャンペーンを13日から始めると発表した。
7月上旬まで、定番メニューにチーズやソーセージなどを追加できる。組み合わせは1124通りで昨年の2倍近い組み合わせとした。
 「マックの裏メニュー」として定番メニュー16種や、夜の時間に100円追加でパティが倍になる「夜マック」、
朝食用の「朝マック」でトッピングを追加できる。「ホワイトチェダーチーズ」、「ガーリックペッパーソーセージ」、
「スイートチリソース」、「トマト」のトッピングを1種40円で、3つまで加えられる。
 ハンバーガーのほかに、マクドナルド史上初として日本だけで購入できるコカ・コーラに裏メニューを用意した。
レモンジンジャーの風味を追加したもので、「裏・コーク」、ソフトクリームを足した「裏・コークフロート」を販売する。
 ハンバーガーにトッピングを追加し味に変化が生まれることで、「定番メニューをもっと好きになってもらえる」
とマーケティング本部の坂下真実部長は語る。しばらく食べていなかったメニューを再び食べるきっかけになるからだ。
1000通り以上の組み合わせがあるため、日本マクドナルドでは「裏ダブルチーズバーガー」など3種をお勧めとしてPRする。
味の変化を注文しやすくすることで来店動機につなげる。
 日本マクドナルドは消費者参加型のキャンペーンや新商品の効果などで来店者数が増えている。
ランチタイムには混雑感が強い店舗がでてきている。
「裏メニュー」は注文の仕方が煩雑になる豊富なトッピングのオーダーがさばききれなければ混雑感が増すのは必至だ。
 自分好みの1品を消費者が考え抜いたにも関わらず、店舗でスムーズに対応できなければ、消費者のネガティブな反応という
裏目がでてしまう。人気が回復する中で、今後も様々なキャンペーンを継続的に成功させるには、
店舗オペレーションの一層の改善も必要になりそうだ。
(日本経済新聞 2018/6/4 12:21)
ttps://www.nikkei.com/article/DGXMZO3132367004062018HE6A00/

 


2018年6月4日
日本マクドナルド株式会社
自分だけの味わいが合計1,124通りも楽しめる!! 日本限定 これが、日本の裏。 マックの裏メニュー
マクドナルド史上初! レモンジンジャー味の「裏・コーク」も新登場! 6月13日(水)から期間限定販売
ttp://www.mcdonalds.co.jp/company/news/2018/0604a/

「◆「マックの裏メニュー」の組み合わせ数 <合計1,124通りの裏メニュー>」




今週の水曜日の2018年6月13日からマクドナルドの新しい企画ということで「裏メニュー」が展開されているのですが、
その「裏メニュー」の組み合わせは1,124通りということで、どういう計算式(組み合わせ方)になるのだろうかと思いました。
1,124を素因数分解すると、「1,124=2×2×281」となります。
「281」というのはあまりに大き過ぎるのでおかしいなと思い、マクドナルドのプレスリリースを見てみました。
すると、「裏メニュー」の組み合わせ数1,124通りというのは、
「レギュラーメニュー」(544通り)と「朝マック」(36通り)と「夜マック」(544通り)の組み合わせ数を足し算したものである
ということが分かりました(つまり、1,124を素因数分解して意味はなかったわけです)。
しかし、マクドナルドのプレスリリースを見ても、それぞれの組み合わせ数は間違っていると思いました。
正しい組み合わせ数は次のようになります。
まず、「レギュラーメニュー」と「夜マック」の組み合わせ数についてです。
計4つのトッピングの中から「最大3つまでを組み合わせて」自由にトッピングが可能となっていますので、
トッピングの組み合わせについっては次の計算になります。
○トッピングが3つの場合=4C3=4通り
○トッピングが2つの場合=4C2=6通り
○トッピングが1つの場合=4C1=4通り
○トッピングが0つの場合=4C0=1通り
このそれぞれに16種類のバーガーを選択できるわけですから、「レギュラーメニュー」の裏メニューの計算式は、
16×(4+6+4+1)=240通り、ということになります。
上記の計算方法は「夜マック」についても全く同じですので、「夜マック」の裏メニューの組み合わせ数も240通りとなります。
次に、「朝マック」の組み合わせ数についてです。
ガーリックペッパーソーセージを「最大3枚まで」自由にトッピングが可能となっていますので、
ガーリックペッパーソーセージの組み合わせについては、0枚、1枚、2枚、3枚の計4通りということになります。
このそれぞれに13種類のバーガーを選択できるわけですから、「朝マック」の裏メニューの計算式は、
13×4=52通り、ということになります。
よって、「レギュラーメニュー」と「朝マック」と「夜マック」の組み合わせ数を足し算しますと、
240+240+52=532通り、ということになります。
「裏メニュー」の組み合わせ数は合計1,124通りとの触れ込みですが、実際には半分未満の組み合わせ数しかないようです。
「レギュラーメニュー」と「夜マック」のトッピングの組み合わせは、どの順番でトッピングを載せるかまで
考慮しなければならないのだろうかと思った(つまり、組み合わせではなく順列で計算するべきなのか、と)のですが、
トッピングの順番まで考慮しますと、途端にメニューの組み合わせ数が急増することになります。
(○トッピングが3つの場合=4P3=24通り、○トッピングが2つの場合=4P2=12通り、○トッピングが1つの場合=4P1=4通り、
○トッピングが0つの場合=4P0=1通り、でトッピングの組み合わせ数は合計41通り、
よって、バーガーの種類は16通りですので、裏メニューの組み合わせ数は合計16×41=656通り、となります。)
544通りや36通りや1,124通りという組み合わせ数がどのようにして計算されたについては、全く推測もできないなと思いました。

 

There are 1,124 combinations in total on this new "McDonald's Back Menu."

新登場のこの「マックの裏メニュー」には、合計1,124の組み合わせがあります。