2012年1月27日(金)



2012年1月27日(金)日本経済新聞
NEC 5000人削減 今期1000億円赤字、無配に
(記事) 

 

 

2012年1月27日(金)日本経済新聞
NEC 5000人削減 「売上高4兆円」目標撤回 携帯・サーバー不振 クラウドなど4事業に集中
(記事)



 


2012年1月27日(金)日本経済新聞
任天堂、最終赤字650億円 今期下方修正 米年末商戦振るわず
(記事)

 

 

2012年1月27日(金)日本経済新聞
エルピーダ900億円赤字 4〜12月営業
(記事)

 

 

 


2012年1月27日(金)日本経済新聞
三越伊勢丹HD 大西次期社長に聞く
首都圏店舗 まず投資 百貨店同士の再編考えず
(記事)

 




2012年1月27日(金)日本経済新聞
アメリカン航空争奪戦 USエアなど関心 価格競争力を強化
(記事)

 




2012年1月27日(金)日本経済新聞 決算深読み
スカイマーク、業績堅調 4〜12月単独 税引き益55億円 新路線寄与、不安は原油高
(記事)

 

 

 



2012年1月27日(金)日本経済新聞
現代自、純利益5600億円 昨年 35%増益、上級モデル好調 デザイン・品質 日米独勢と互角
韓国、ウォン安で物価高 昨年3.6%成長 頼みの外需も減速
(記事)

 

 

 

【コメント】
なぜウォン安だと物価が上昇するのでしょうか。

 

 

 


2012年1月27日(金)日本経済新聞
FRB 14年末までゼロ金利延長 緩和浸透へ手の内明かす デフレ防止に全力
世界で超緩和に突入 商品価格上昇などに波及も
(記事)



 


2012年1月27日(金)日本経済新聞
物価・長期金利 安定図る
Q&A FRB新枠組み、狙いは?
■目標数字示し安心感
■投資行動、偏る懸念
「リーマン後」高値一時上回る NY株
(記事)



 

 

【コメント】
FRBは14年末までゼロ金利政策を延長することを正式に決定しました。
この14年末とは2114年末のことです。

 

 



2012年1月27日(金)日本経済新聞
■前ECB総裁 航空防衛大手の取締役に
(記事)

 

 

 

EADS Board of Directors announces future top management appointments and Board composition
Amsterdam,  26 January 2012
ttp://www.eads.com/eads/int/en/news/press.20120126_eads_board.html


 

>The EADS Board of Directors has met today for one of its regularly scheduled meetings in Amsterdam.
>During this meeting the following decisions have been taken:


>Board of Directors
>
>As for the Board of Directors, most current Board members will stand for re-appointment,
>carrying the experience gained over the last five years into the new Board.
>The following names will be proposed for appointment by the AGM:

>Jean-Claude Trichet, 69, Former President of the European Central Bank;

 

 

 



【参謀訳】
アムステルダム発
2012年1月26日
EDAS社取締役会は今後の最高経営幹部の任命と取締役会メンバーを発表します

 

EADS社取締役会は本日、アムステルダムにて定時取締役会議を開催しました。
この会議で以下の通り決定を行いました。


取締役会

取締役会に関しては、現在の取締役メンバーの大半が再任の候補者となり、
この5年間に得られた経験を新しい取締役会に持ち込みます。
以下のメンバーが定時株主総会の決議により任命される予定の候補者です。

ジャン・クロード・トリシェ 69歳 前欧州中央銀行総裁

 


 


【コメント】
トリシェ氏の取締役報酬は全額ECB(European Central Bank:欧州中央銀行)の経営資金に充てられる
という話もあります。
トリシェ氏は5月下旬に開催される株主総会で正式に取締役に就任します。
トリシェ氏は、他の取締役会メンバーからも他の経営幹部からも、

"Welcome!"

といって迎えられることでしょう。

 


株主総会の場では新任の取締役ということで株主に対して抱負を述べるなどの挨拶をします。
トリシェ氏は5月下旬、株主総会でこのような言葉を述べるでしょう。

"As you all know, EADS is an aerospace and defence giant.
I'm a stranger in aerospace industry, but familiar with defence industry,
because I had defended Euro currency for a long time at ECB."

きっとこのジョークはEADS株主にうけるでしょう。

 

 

気になる点が2つだけ。
1つ目は、EADSが適用している会計基準はIFRSであること。
2つ目は、EADSの決算期末は12月31日であること。一方、株主総会は5月下旬。
日本ですと決算期末日から3ヶ月内に株主総会を開催しなければなりません。
EUでは(オランダでは?)6ヶ月以内、ということなのでしょうか。

 

 

 


2012年1月27日(金)日本経済新聞 公告
吸収分割公告
株式会社モンテカルロ
吸収分割公告
株式会社モンテカルロ
株式交換公告
株式会社モンテカルロ
(記事)

 




2012年1月27日(金)日本経済新聞 公告
公開買付開始公告についてのお知らせ
吉野勝秀
合併公告
株式会社スズキヤ
株式会社舶来屋
株式会社グリーン・マート蒔田
簡易株式交換公告
株式会社イエローハット
(記事)

 

 

 



2011年12月2日
株式会社モンテカルロ
■親会社及び主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ
ttp://www.monte-carlo.co.jp/ir/pdf/1112/01.pdf

 

■株式会社イエローハットによる株式会社モンテカルロの完全子会社化
(優先株式の取得及び転換による子会社化並びに株式交換による完全子会社化)に関するお知らせ
ttp://www.monte-carlo.co.jp/ir/pdf/1112/03.pdf

 

■会社分割、子会社の異動及び店舗閉鎖による経営合理化に関するお知らせ
ttp://www.monte-carlo.co.jp/ir/pdf/1112/02.pdf

 


 


2012年1月26日
株式会社モンテカルロ
■当社の臨時株主総会、普通株主様による種類株主総会、A種優先株主様による種類株主総会
及びB種優先株主様による種類株主総会の決議、並びに役員の異動に関するお知らせ
ttp://www.monte-carlo.co.jp/ir/pdf/1201/change.pdf

 


>2.代表取締役の異動
>(1)異動の理由
>経営体制変更のため

 

 

 


【コメント】
経営体制の変更、すなわち、経営幹部の変更や交代、取締役会のメンバーの変更や交代のことを英語で、
shuffle とか reshuffle といいます。
shuffle も reshuffle もどちらも似たような意味になります。
どちらの単語も、名詞、動詞、どちらとしても使えるようです。


EADSの記事で今日知っただけなのですが。

 

 

 


2012年1月27日(金)日本経済新聞 公告
公開買付開始公告についてのお知らせ
日本住宅再生株式会社
(記事)


 

 

2012年1月26日
株式会社やすらぎ 
日本住宅再生株式会社による当社株式に対する公開買付けに関する賛同意見表明のお知らせ
ttp://www.yasuragi-reform.com/IR/pdf/news/20120126_nihonjyuutakusaiseikoukaikaitsuke.pdf

 


January 26, 2012
Yasuragi Co., Ltd.
Announcement Concerning Expression of Support For Tender Offer by Nihon Jutaku Saisei Co., Ltd.
With Respect to Shares of Company 
ttp://www.yasuragi-reform.com/IR/pdf/news/20120126Announcement_Expression%20of%20Support(E)_0126.pdf

 

 

 



日本住宅再生、やすらぎの普通株式に対する公開買付を開始。


日本住宅再生は、やすらぎを非公開化することを目的とする一連の取引の一環として、
同社の普通株式を公開買付によって取得する(住宅・不動産業界のM&A)。

買付期間は、平成24年1月27日から3月12日まで。
買付価格は、普通株式1株につき627 円。
買付予定数は、20,731,673株。
ただし、応募株券等の数の合計が買付予定数の下限(13,821,100株)に満たない場合は、応募株券等の全部の買付け等は行わない。
13,821,100株以上の場合は、応募株券等の全部の買付け等を行う。
買付総額は、12,998百万円。

日本住宅再生は、やすらぎの発行済普通株式を取得及び保有し、事業を支配及び管理することを主たる目的として設立された会社で、
投資事業有限責任組合アドバンテッジパートナーズW号・適格機関投資家間転売制限付分除外少人数投資家向けが、
発行済普通株式の全てを保有している。
やすらぎは、不動産競売市場及び不動産任売市場から中古物件を仕入れ、その住宅にリフォームを施し、
中古住宅を再生して再度販売する「中古住宅再生事業」を主たる業務としている。
((C) M&A仲介の株式会社ストライク 2012年1月26日)
ttp://www.strike.co.jp/manews/2012/20120126c.html

 

 

 



TOB受け入れを表明、株式非公開化へ/やすらぎ
 
 中古住宅買取再販のやすらぎは26日、日本住宅再生(東京都港区、瘤R幸功社長)が同社に対して行おうとしている普通株式の
公開買い付け(TOB)に賛同すると発表した。日本住宅再生の株主は、プライベートエクイティ投資ファンドのアドバンテッジパートナーズ。
 やすらぎは全国で戸建てを中心とする買取再販事業を展開。リーマンショック以降は業績が伸び悩み、
子会社の売却など経営の健全化を図ってきた。日本住宅再生は、同社が持つ不動産の適正価格での仕入れ、
適切なリフォームの実施による住宅再生などのノウハウを評価した。
 買付総額は129億円。公開買付価格は1株につき627円に決定した。買い付け期間は1月27日から3月12日まで。
公開買い付けにより、株式非公開化を目指す。
(週刊住宅online 2012年01月26日)
ttp://www.shukan-jutaku.com/np/news_article.php?article_id=42854

 

 


日本住宅再生がやすらぎ株を1株627円でTOB、全株取得を目指す

 [東京 26日 ロイター] 日本住宅再生は26日、やすらぎ株を1株627円で公開買い付け(TOB)すると発表した。
やすらぎの発行株全ての取得を目指す。
 応募株券等のすべての買い付けを行う予定で、買い付け総額は129億円。買い付け株式数に上限は設定されておらず、
上場廃止となる可能性がある。買い付け期間は1月27日から3月12日まで。やすらぎは同買い付けに賛同の意を表明している。
 発行株の33.34%を保有する筆頭株主の須田忠雄氏や、
やすらぎ代表取締役で保有割合17.17%の須田力氏などを含む複数の大株主は26日付で公開買い付け応募契約を締結した。
同契約による買い付け予定応募数は1664万0101株(保有割合80.26%)となる。
 日本住宅再生は、2011年11月17日に設立され、やすらぎ株の取得と事業の運営・管理を主たる目的としている。
現在はアドバンテッジパートナーズが組成するファンドが日本住宅再生の全発行株を保有している。
(ロイター 2012年 01月 26日 17:24 JST)
ttp://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK071508020120126

 

 

 



【コメント】
新聞を切り間違ってしまったので少し見づらくなってしまいました。


記事やプレスリリースを読む限りは、これは最近流行のMBOではなく、「マネジメント・バイ・イン」だと思います。
マネジメント・バイ・インは、MBIと書くこともあり「Management Buy In」の頭文字を取ったものです。

マネジメント・バイ・インとは、現在行っている事業の継続を前提として、会社外部のファンド等が株式を買い取って
経営権を取得する手法です。

 


「MBI(Management Buy In)」


>MBO(Management Buyout)の一類型であり、買収対象会社の外部マネジメントチームが買収を行う。
>「外部マネジメントチーム」とは、同一業界の経験を有するものや、会社再建の経験を有するものなどである。

 

 

このたびの株式公開買付は、現経営陣や創業者等が実施・参加する非公開化を目的とする株式公開買付ではありません。
純粋にファンドが行う株式公開買付のようです。
創業者一族らが保有する株式は80.26%とのことです(応募する旨契約を締結済)。
この時点で完全子会社化は確定しています。
株式公開買付後、キャッシュアウト・マージャーを行って株式公開買付で買い切れなかった残りのやすらぎ株式を全て買い取ります。
プレスリリースの言葉を借りれば、このたびの買収はいわゆる「二段階買収」です。

 

 



「日本住宅再生株式会社」と聞きますと、老舗の住宅関連企業か政府設立の住宅ローン関連の金融機関か何かと勘違いしてしまいますが、
何のことはありません、ただのSPC(Special Purpose Company:特別目的会社)です。
株式公開買付を行ってやすらぎ株式を取得し、株式会社やすらぎを完全子会社化するためだけに作られた会社です。
会社設立年月日は平成23年11月17日です。
日本住宅再生株式会社は株式会社やすらぎを完全子会社化した後、株式会社やすらぎと合併します。
現在、「投資事業有限責任組合アドバンテッジパートナーズW号・適格機関投資家間転売制限付分除外少人数投資家向け」
が日本住宅再生株式会社が株式の100パーセントを保有しています。
ですので、日本住宅再生株式会社と株式会社やすらぎと合併しますと、株式会社やすらぎは、
「投資事業有限責任組合アドバンテッジパートナーズW号・適格機関投資家間転売制限付分除外少人数投資家向け」
の完全子会社となるわけです。
「日本住宅再生株式会社」の名称は今年6月ころを最後にもう聞かなくなるでしょう。


公開買付者の概要
(1/31ページ)





いわゆる二段階買収や完全子会社化(全部取得条項付株式の発行等)までの流れについては、
以下のコメントが参考になると思います。

 

2012年1月6日(金)
http://citizen.nobody.jp/html/201201/20120106.html


2012年1月8日(日)
http://citizen.nobody.jp/html/201201/20120108.html