2019年4月27日(土)



2019年4月27日(土)日本経済新聞
「令和」へカジュアル改元 10連休スタート 企業、祝賀ムード前面に
(記事)




2019年4月27日(土)日本経済新聞
みずほATMで一時現金切れ 10連休前、引き出し殺到
(記事)


2019年4月27日(土)日本経済新聞
日立、収益の柱明確に 開示区分、子会社を分離 3期連続最高益 今期営業
(記事)


 

2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ(昨日現在、合計130日間のコメント)。↓

各コメントの要約付きの過去のリンク(2018年12月18日(火)〜)
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html

 

 



【コメント】
今日から史上初の10連休がいよいよ始まりました。
10連休になるのは、おそらく今年が最初で最後になるのではないだろうかと思います。
年末年始に新しい祝日を設けるならば、今後10連休が実現することもあり得るとは思いますが、
祝日が今のままでは10連休が実現することはもはやないと思います。
また、10連休となりますと、遠出や多額の買い物をすることが考えられますし、連休中に何度もお金を下ろすのは避けたいと
誰もが考えるわけですが、一定金額以上をまとめて下ろす場合はATMではなく支店(店舗)の窓口で下ろすべきだと思いました。
理屈では、ATMには一定以下の現金しかない一方、支店(店舗)には自分が預けた全ての現金がある、という状態だと思います。
それから、「国民の祝日に関する法律」(祝日法)には、次のような規定があります。

>その前日及び翌日が「国民の祝日」である日(「国民の祝日」でない日に限る。)は、休日とする。

簡単に言えば、「祝日と祝日にはさまれた日は休日とする。」という規定です。
このたびの10連休では、4月30日(火)と5月2日(木)が「祝日と祝日にはさまれた日」(休日)に該当するわけですが、
祝日法のこの規定が適用されたのはおそらく施行以来今年が初めてのことではないかと思います。
祝日というのは、文化的背景を踏まえて個々に定めるものであるわけです(ある祝日と他の祝日とは関連性が全くない)が、
その際、ある祝日の2日後にまた祝日を定める、ということは文化的背景を鑑みれば通常は起こり得ないことであるわけです。
また、祝日には文化的背景があるからこそ、祝日が年によって移動をするということは本来は観念できないことであるわけです。
祝日法の上記の規定は、本来的には適用される場面が一切ないはずの規定であるように思います。
仮に、ある祝日の2日後にもしくは2日前に別の祝日を定めるということを行うならば、
それは3連休を文化とは無関係に人為的に作り出すことを意味するように思えます。
休日や祝日というのは、その国の文化的な背景を踏まえて自然に決まるものだと私は思います。
祝日が連なったり短い期間中に集中するということは、文化的背景を鑑みれば起こり得ないことだと私は思います。
それから昨日は、日立製作所が上場子会社である日立化成を売却するという事例を題材にして、
1999年以前の伝統的な証券制度におけるグループ経営戦略(上場子会社の売却の可否)について考察を行いました。
今日の日本経済新聞に日立製作所の決算発表に関する記事が載っていましたので紹介しています。
記事には、日立製作所の今後のグループ経営戦略について次のように書かれています。

>今後も製品の売り切りではなく、顧客の課題解決につながるサービスを強化する。

日立製作所は、広く言えば「情報・通信システム」が収益の柱となりつつあるようです。
日立製作所は、「IT関連ソリューション事業」を将来の屋台骨として位置付けています。
そのこと自体は事業環境の変化を踏まえれば何ら問題はないわけですが、名は体を表す、とも言います。
「株式会社日立製作所」は6月下旬の定時株主総会で商号を「株式会社日立制作所」に変更してはどうだろうかと思いました。

 

A national holiday has its own reason in it.

祝日には固有の理由があるのです。