2019年4月21日(日)



2019年4月20日(土)日本経済新聞
10連休 旅行予約が活況 国内線2割、JRは6割増
ベビーシッター予約2倍 10連休 勤務ある親の受け皿に
(記事)




2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ(昨日現在、合計124日間のコメント)。↓

各コメントの要約付きの過去のリンク(2018年12月18日(火)〜)
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html


 


【コメント】
紹介している記事の見出しにありますように、来るべき10連休においては、国内も国外も旅行の予約は活況であるとのことです。
予約状況は、景気変動等の影響もあって過去最高とまではいかないものの、少なくとも過去10年間では最高であるとのことです。
10連休とだけ聞きますと、確かに旅行が活況になるのは私も分かるのですが、旅行をする際には事前に必ず計画を立てるわけです。
そのことを鑑みますと、今年限りの特殊な事情もありますから、今年の場合は旅行が殊更に活況になるとは限らないな、
と個人的には思っていました(10連休とは言え、例年と同じ程度の旅行需要しか喚起しないのではないかと当初私は思いました)。
極端な状態を考えてみますと、2019年4月26日(金)の終業時間(17時)になって、「今年は中日の3日間も休日にしますので、
今年のゴールデンウィークは10連休にします。」と突然職場で言われても、現実には遠方へ旅行に行きようがないわけです。
今年のゴールデンウィークが10連休になるならなるで、一定度早い時期に10連休になることが分かっていなければならないわけです。
2019年5月1日が祝日となること(したがって、2019年のゴールデンウィークが史上初の10連休となることが)が正式に決まったのは、
国会でその旨の法改正が可決・成立した「2018年12月8日」であったわけです。
”2019年のゴールデンウィーク(GW)は10連休になる。”という発表が政府からなされたのは2018年10月12日であったわけですが、
その時点で2019年のカレンダーや手帳も作成済み・発売済みであったこともあり、本当に”2019年のゴールデンウィーク(GW)は
10連休になる。”になるかどうかは、その時点では現実にはまだ流動的なところがあったわけです。
少なくとも2018年10月12日の政府の発表を聞いて、旅行の予約を開始したという人はこの世に一人もいなかったと私は思います。
人が旅行の予約を開始したのは、現実には、正式決定後の「2018年12月8日」以降のことである、ということになると思います。
確かに、正式決定から10連休までは4ヶ月以上の時間的猶予はあったわけですが、例年のゴールデンウィークに比べると、
急遽10連休となった、という印象は拭えないわけです(人は、当初は今年は飛石連休のつもりで計画を立てていたはずです)。
それから、10連休に関する記事をいくつかインターネット上で読んでいて「そう言えばそうか。」と今日気が付いたのですが、
4月30日(火)と5月1日(水)と5月2日(木)は、当初の授業計画とは異なり、急遽学校では授業が行われなくなったわけです。
簡単に言えば、学校における授業日数が3日分不足するという状態が現実に一定度生じることになったわけです。
通年(1年間)で見れば、学期の日数(児童・生徒の登校日)は所定の授業日数よりも数日以上多い(日数に余裕がある)
わけなのです(3学期の終わり頃は十分に授業計画を消化し終えている)が、1学期の最後に行う授業内容を夏休み明けの
2学期の最初に行うというのは、教育上・授業の進行上決して望ましいこととではありません。
夏休みの開始日を3日間遅らせる、という対応がカリキュラムの編成上求められるように思いました。