2019年4月11日(木)



2019年4月11日(木)日本経済新聞
新紙幣への対応 改修需要1.2兆円 ATMなど
(記事)




2019年4月11日(木)日本経済新聞
銘柄診断 グローリー
大幅高後も堅調 新紙幣特需に期待
(記事)



2018年12月18日(火)のコメントで、ソフトバンク株式会社の上場に関する記事を計26本紹介し、
「有価証券の上場には4つのパターンがある。」という資料を作成し、以降、集中的に証券制度について考察を行っているのだが、
2018年12月18日(火)から昨日までの各コメントの要約付きのリンクをまとめたページ(昨日現在、合計114日間のコメント)。↓

各コメントの要約付きの過去のリンク(2018年12月18日(火)〜)
http://citizen.nobody.jp/html/201902/PastLinksWithASummaryOfEachComment.html

 

 

【コメント】
一昨日2019年4月9日(火)と昨日2019年4月10日(水)に新紙幣の図柄の発表についてコメントを書きましたが、
今日は前回紙幣の図柄が変更された2004年の時のことを一言だけ書きたいと思います。
私の記憶が正しいならば、結論を一言で言えば、2004年当時、
新しい図柄の紙幣はテレビや新聞等で新紙幣の発表が報じられた直後から市中で流通し始めた、というのが実態でした。
ATMや自動販売機でも、新しい図柄の紙幣は政府による発表の・報道機関による報道の直後から使用することができました。
昨日は、一国民の立場から「政府は『紙幣の新しい図柄』を『官報』に掲載することで『公布』をしなければならない。」
と書いたわけですが、現金取扱機器(貨幣処理機)を事業上用いている事業者の立場から言えば、
新しい通貨がカラーで『官報』で『公布』されたというだけでは、自動的に通貨を判別する機械を開発・製造することはできません。
科学的には、すかしの模様や3次元(3D)ホログラムの仕様や硬貨の原材料等についても詳細に政府から開示がなされなければ、
自動的に通貨を判別する機械を開発・製造することはできない、ということになります。
事業者の方も人の目と手で通貨を判別するのであれば、「官報」による「公布」だけで必要十分だという言い方はできると思います。
紙幣の図柄の変更や硬貨の材質の変更というのは、現金取扱機器(貨幣処理機)の開発・製造を手掛ける企業にとっては、
まさに「特需」(様々な事業者が通貨に関する機械・設備を臨時に更新することになるから)ということになります。
紙幣の刷新が実施される2024年までまだ4年間以上時間がありはしますが、それでも経営計画外に機械・設備の更新が行われるのは
間違いありませんので、やはり「特需」(需要が相対的に平準化された特需)と呼ぶにふさわしい状況が今後生じると思います。

 

 


セブンイレブン 7月11日に沖縄「1号店」オープン 全国唯一の空白県埋まる

 コンビニエンスストア最大手のセブン―イレブン・ジャパンの子会社、
セブン―イレブン・沖縄(那覇市・久鍋研二社長)は9日、沖縄で初出店する日が7月11日になると発表した。
店名にちなんだ「セブン―イレブンの日」で、全国で唯一、店舗がない最後の「空白県」を埋める。
 同日、那覇市松尾の国際通り沿いや糸満市兼城の商業施設区域内など
那覇市を中心とした複数カ所で「1号店」を一斉に開店する予定。
 同社は5年で250店の出店を目指し、金秀グループや沖縄ツーリスト、りゅうせきなど県内有力企業と
フランチャイズ契約を相次いで結んでいる。
(沖縄タイムスプラス 2019年4月9日 12:23)
ttps://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/406871

 


セブンイレブン沖縄、社長が語る戦略 人手不足でオープン3カ月前、すでに従業員募集

 セブン―イレブン・沖縄(那覇市、久鍋研二社長)は9日、県内初出店となる店舗の開店日が7月11日になると発表した。
那覇市を中心とした十数カ所で一斉に開く。県内企業の協力も得て、5年で250店の出店を目指す。
また、石油類の卸・直売事業を手掛けるりゅうせき(浦添市、當銘春夫社長)は9日、
セブンとのフランチャイズ(FC)契約締結を発表した。
 コンビニ事業に初めて参入するりゅうせきは、北谷町のガソリンスタンドに併設した「北谷北前1丁目店」を同日開店する。
省燃費車の普及でガソリン需要の伸び悩みが続く中、
給油のついでに買い物できる拠点を持つことで、ガソリン販売事業との相乗効果を狙う。
 セブンはこれまで、金秀グループや沖縄ツーリストともFC契約を結び、1号店の準備が着々と進む。
セブン−イレブン・沖縄は10日、那覇市松山の国道58号沿いのビルに事務所を移転。同ビル1階に開く店は直営店となる。
 久鍋社長が9日、沖縄タイムス社を訪れ、人口や事業所の多い那覇市を中心に出店し、
年内で中部圏域までの出店を固める方針を示した。
 人手不足が深刻化している小売業界の実情に対応するためセルフレジの導入を検討。
通常より1カ月半早い開店3カ月前から人材確保に乗り出し、13日から店舗従業員の募集を始めることも報告した。
 離島地域への出店は、弁当やデザートの製造工場が本島内にあるため商品の発送が課題だとして「現時点では難しい」と説明。
「冷凍技術ができれば将来的には出店したい。技術革新が進む中で可能性を考えたい」とした。
 県産商品の開発と全国発信にも意欲を示した。商品開発では加盟店舗のオーナーらと研究を重ね
「沖縄に合う味を追求している」と述べ、「開店後も商品をリニューアルしていく。第2弾、第3弾と地域商品を作る」と語った。
 国内最大の店舗展開を生かし、2017年から全国の店舗で実施している期間限定の「沖縄フェア」を今後も開く考えも示した。
(沖縄タイムスプラス 2019年4月10日 05:00)
ttps://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/407126

 

 



セブン、7月11日に県内初出店 那覇市中心に複数店同時オープン りゅうせきがFC契約

コンビニ大手セブン―イレブン・ジャパン(東京都)の子会社セブン―イレブン沖縄(那覇市、久鍋研二社長)は9日、
県内出店の時期を7月11日に決定したことを発表した。那覇市を中心に複数店を同時にオープンする。
りゅうせき(浦添市)は9日、セブンとフランチャイズ契約を結び、コンビニ事業に参入する方針を明らかにした。
北谷町北前1丁目にガソリンスタンドと併設した店舗を展開する。オープンは7月11日を予定する。
 セブンは糸満市兼城のサンプラザ糸満商業施設敷地内と、
国際通り沿いにある沖縄ツーリスト本店(那覇市松尾)1階に店舗を開業することが決まっている。
セブンは浦添市とうるま市に食品工場を整備して沖縄進出の準備を進めてきた。
沖縄進出から5年間で250店の展開を目指している。【琉球新報電子版】
(琉球新報 2019年4月9日 11:50)
ttps://ryukyushimpo.jp/news/entry-900808.html

 

 

店名にちなんだ? セブン―イレブンの沖縄オープン日は7月11日!那覇、北谷、糸満など13店舗同時 りゅうせきもFC参入

 コンビニ大手セブン―イレブン・ジャパン(東京都)の子会社セブン―イレブン沖縄(那覇市、久鍋研二社長)は9日、
沖縄県内第1号開店の時期を7月11日にすると発表した。那覇市を中心に13店舗程度の同時初出店を目指す。
 県内でエネルギー事業を手がけるりゅうせき(浦添市、當銘春夫社長)も9日、セブンと店舗運営のフランチャイズ契約を結び、
コンビニ事業への参入を発表した。りゅうせきは北谷町北前にガソリンスタンド併設型の店舗を開業する。
 セブン―イレブン沖縄は那覇市松山の国道58号沿いに本社ビルを建設しており、1階で直営店を営業する。
県内のセブン店舗は、金秀本社が糸満市兼城のサンプラザ糸満商業施設敷地内、
沖縄ツーリストが那覇市松尾の本店1階で開業することが決まっている。
 7月の初出店以降は、10月ごろに本島中部、年明けには北部まで広げる計画。県内進出から5年で250店舗を目標としている。
(琉球新報 2019年4月10日 05:00)
ttps://ryukyushimpo.jp/news/entry-901128.html

「セブン-イレブンの県内店舗と工場」



 



一つでも多く出店する セブン―イレブン沖縄の久鍋社長 沖縄ならではの商品開発も
(琉球新報 2019年4月10日 11:02)
ttps://ryukyushimpo.jp/news/entry-901277.html


 コンビニ大手のセブン―イレブンの沖縄初出店が7月11日に決まった。
セブン―イレブン沖縄の久鍋研二社長に今後の事業展開や戦略などを聞いた。

 ―県内での出店時期が確定した。

 「遅れることなく開店できることはうれしい。ここまで関わってくれた人に感謝している。
沖縄の皆さまが店舗を利用し、満足してもらうことが大事だ。ここからが本番だ」

 ―最初の出店は那覇市が中心か。

 「国際通りのほか、糸満市や北谷町などの店舗が7月11日にオープンする。
那覇市が中心となるが、那覇より広域のイメージで出店する予定だ。那覇や糸満、北谷以外でも7月11日オープンがあると思う。
初年度で何店舗を展開するか決まっていないが、一つでも多くお店を造りたい」

 ―人手不足で人材確保が難しい状況だ。

 「人手不足は業種や業態を超えて問題となっている。採用については個店ごとに打ち合わせをして準備をする。
実際に人員の募集をやってみないと分からないこともある。
どのような問題点が出るかによって、オーナーと一緒に対応策を考えたい」

 ―セブン―イレブン・ジャパンの社長が代わった。

 「県内は今まで通りの計画で進める。ただコンビニ業界で起きている問題は同じなので、
環境が変化する中でセブン―イレブン沖縄も同じ考え方の中でやる」

 ―他社との競争も予想される。

 「セブンでしか購入できない商品があり、そこで差別化を図る。沖縄ならではの商品開発もやる。
最初から私たちのブランドが強いとは思っていない。一人一人ファンを増やす」
 (聞き手 平安太一)

 

 


2019年4月10日(水)日本経済新聞
セブン沖縄出店 7月11日に10店 那覇・糸満など
(記事)




2019年4月9日
株式会社セブン‐イレブン・沖縄
沖縄県へ7月11日に初出店!〜那覇市を中心に同時複数店でオープン予定〜
ttps://www.sej.co.jp/var/rev0/0001/7005/11948181154.pdf

(ウェブサイト上と同じPDFファイル)





2019年4月9日
株式会社りゅうせき
りゅうせきがセブン‐イレブン店舗運営に参入
ttps://ryuseki.ti-da.net/e11032786.html

(キャプチャー画像)





メッセージ(株式会社りゅうせき)
ttps://www.ryuseki.co.jp/profile/

 

 


【コメント】
沖縄県の地場新聞社の記事を計5本紹介しています。
セブンイレブンは2017年の6月に沖縄県への出店を表明していたのですが、出店予定日が「2019年7月11日」に決まったとのことです。
セブンイレブンの沖縄県への初出店まで、今日でちょうどあと3ヶ月になりました。
出店予定日が「7月11日」である理由は、「7月11日」が「セブン―イレブンの日」だからなのでしょう。
セブンイレブンは、全国で唯一沖縄県に店舗がなかったわけですが、最後の「空白県」が埋まることになります。
セブンイレブンのマーケティング戦略(出店方針)の根本的な変更については、以前も書きましたので今日は書きませんが。
プレスリリースには、出店予定日について次のように書かれています。

>※台風等の天候により、開店日を変更する場合がございます。

沖縄県と言えば台風、というくらい、毎年夏には沖縄県には台風が何回も通過します。
株式会社りゅうせきのウェブサイトの会社案内(社長挨拶)にも、
沖縄県には”台風による生活基盤への影響が大きい”という地域特性があると書かれています。
もともとコンビニエンスストアというのは台風でも開いていることが強みであるわけですが、
台風が来たくらいで店を閉めていては沖縄県でコンビニエンスストア事業を営むことはできません。
沖縄返還を成し遂げ、1974年にノーベル平和賞を受賞したかの佐藤栄作は、首相在職中のある日、
記者とのやりとりが面倒だと感じて、「私は国民の皆様に直接に話をしたい。」と言って、記者達を会場から退席させ、
1人でテレビカメラの前で淡々と所信を述べた、という逸話が残っています。
コンビニエンスストアは台風でも開けておくことで、消費者の信頼を勝ち得ることができます。
また、佐藤栄作は非核三原則を提唱したことでも有名です。
遂に沖縄県にセブンイレブンが出店するということで、
遅まきながら「コンビニエンスストアの成功の三原則」を考えてみました。

「(店舗を)閉めない。(取り扱い商品を)変えない。((今がベストなのだから)他の業態との差別化を)図らない。」

 


Even a typhoon can't prevent a new Seven-Eleven store from opening on July 11th in an Okinawa Prefecture.

台風でさえもセブンイレブンの新しい店舗が7月11日に沖縄県に開店するのを妨げることはできません。

 

Even a government official working at Okinawa Regional Headquarters
will go shopping at a Seven-Eleven store at midnight on a typhoon day.

沖縄気象台に勤務をする公務員も台風の日の真夜中にセブンイレブンのお店に買い物に行くでしょう。