2017年12月25日(月)
株式会社秋田キャッスルホテル
ttps://www.castle-hotel.jp/
ホテルパンフレット
ttps://www.castle-hotel.jp/201012/image/abouthotel.pdf
(ウェブサイト上と同じPDFファイル)
【コメント】
ホームページやパンフレットを見て、秋田キャッスルホテルは秋田県では一流どころのホテルなのだろうか、と思いました。
ホテルには大きな結婚式場(宴会場)も併設されているようですので、
秋田県出身の人の中には、地元秋田キャッスルホテルで結婚式を挙げる、という人も多いのだろう、と思いました。
東京などで働いている人でも、結婚式は地元で挙げる、という人が非常に多いのだろうと思います。
一般的には、結婚式は新郎(夫)の地元で挙げる、ということが多いのだろうと思います。
私自身は結婚式には出席しなかった(実は呼ばれてもいない)のですが、中学時代の友人(男)の話ですが、
本人から聞いた話ですと、確か、友人は無職で大学卒業後は実家にいたのだが、国の人から紹介される形で、
東京の霞ヶ関で勤務をしている国家公務員(女)を紹介され、お見合いをして結婚をした、という話を聞いたことがあります。
その時は、奥さんと奥さんの両親に自分の地元まで来てもらい、地元で最も有名な結婚式場で結婚式を挙げた、と言っていました。
友人は自分の地元で結婚式を挙げた後、奥さんと2人で東京に行った(2人で東京の新居に住み始めた)、と言っていました。
私はその時、失礼ながら、無職の男と国家公務員をしている女の結婚でさえ男の方の地元で結婚式を挙げるのか、と驚きました。
新婦の方の地元で結婚式を挙げるのがアレならば、奥さんの方は東京の霞ヶ関に勤務をしているのですから、
自分だったら当たり障りのないように東京で結婚式を挙げることにするだろうな、と思いました。
そう言えば、私も何か結婚相手を小学生の時に国が決めたというような話を漠然と家や学校等で人から聞いたことがあります。
中学3年生の時、授業中に国語の先生から、私とその女性との結婚式には学年の全員と小学校や中学校等の先生方全員が出席する、
という話を教室でされまして、親戚や近所の方々等も含めれば何でも優に600人超が式に出席する予定だとのことでしたが、
私はその時、「誰とも結婚する気はないのですが。」といったような返事をクラス全員の前で先生にしたのですが、
結論だけ言えば、結局、私がその時言った通り、やはり私はその女性とは結婚しないで終わりました。
世の中の人が何を言っているのか分からないな(SFみたいな話を平然とされているな)、と思うことが今も昔も非常に多いのですが、
あれは実は壮大な企画倒れだったのだろうかと思うのですが、今でも私は誰とも結婚する気はないと思いながら毎日生きています。
事業内容(新菱冷熱工業株式会社)
ttps://www.shinryo.com/corp/business.html
建設業許可 登録業種(新菱冷熱工業株式会社)
ttps://www.shinryo.com/corp/license.html
沿革(新菱冷熱工業株式会社)
ttps://www.shinryo.com/corp/milestones.html
【コメント】
新菱冷熱工業株式会社という会社は、どのような事業を手掛けている会社なのだろうかと思いました。
ホームページの「事業内容」を見てみますと、非常に広範な事業を手掛けているな、と思いました。
一言で表現するのは不可能と言っていいくらい、多種多様な事業を手掛けている、という印象です。
沿革を見ますと、次のように書かれていますので、祖業は「建設業」なのだろうか、と思いました。
>1957年 当時日本最大のビルといわれた新大手町ビルを受注し、会社の基礎を確立
ただ、商号のことなども考えてみますと、新菱冷熱工業株式会社の本業は、建物の建設そのものというよりも、
建物に設置する空調設備の製造・販売(取り付け工事等)を行うことなのではないかと思いました。
現在では、「建設業」以外の事業の比重も非常に大きいのだろうと思うのですが、
新菱冷熱工業株式会社の財務諸表を見ても、「建設業」を手掛けていることを示す勘定科目は一切記載されていません。
つまり、建設業会計特有の勘定科目は財務諸表中に用いられてはいないわけです。
そこで、建設業会計についてふと思ったことがありますので、
建設業を手掛けている会社の財務諸表(決算公告)を1つ紹介し、建設業会計について一言だけ書きたいと思います。
私が建設業会計についてふと気付いた点というのは、工事進行基準のおかしさです。
一言で言えば、「完成していない工事を引き渡す」ということはやはりできないのではないか、と思ったわけです。
工事進行基準を適用する場合、実際には完成していない工事を相手方に引き渡す、という会計処理を行うわけです。
つまり、工事進行基準を適用する場合は、「まだ完成していない工事」に関して、次のような仕訳を切ることになるわけです。
(完成工事未収入金) xxx / (完成工事高) xxx
(完成工事原価) xxx
(未成工事支出金) xxx
端的に言えば、「まだ完成していない工事」に関して「完成工事」という修飾語の付く勘定科目を用いるわけです。
それは字面だけの問題ではないのか、と思われるかもしれませんが、
やはり会計の観点から見ると、工事完成基準と工事進行基準の相違点に改めて気付かされるわけです。
工事進行基準では、まだ完成していない工事を会計上は完成したと言っているわけです。
完成していない工事について「完成工事高」が計上され、
まだ工事は完成していないのに、「未成工事支出金」は消去され完成したかのごとく「完成工事原価」に振り替えられるわけです。
工事進行基準の問題点については、損益計算書への影響(収益認識のタイミング等)が主に議論されるわけですが、
実は、貸借対照表上も、まだ工事が完成していないにも関わらず、
「未成工事支出金」が消去される(まだ完成していない工事への現金支出額が実態を映し出していない)、
という問題点が生じるわけです。
「未成工事支出金」勘定により、「工事はまだ完成してない」という事実を表示しなければならないにも関わらず、
工事進行基準では、まだ完成していない工事への現金支出額はない、という表示になってしまうわけです。
「現在行っている(現在進行中である)工事に対し会社がこれまでに支出した現金額はこれです。」、
と言って会社が貸借対照表に計上・表示するのが「未成工事支出金」勘定であるわけです。
「現在行っている(現在進行中である)工事に対し会社がこれまでに支出した現金はありません。」、
と表示するのは間違いであるわけです。
工事進行基準は、収益認識基準としておかしいだけではなく、貸借対照表の計上・表示基準としてもおかしいのです。
損益計算書と貸借対照表はまさに車の両輪です。
一方に関する会計基準が間違っていると、他方の会計基準も必然的におかしくなるわけです。
損益計算書はおかしいのだが貸借対照表は正しい、などということは、絶対にあり得ないのです。
これは、簿記(複式簿記)の原理そのものである、とすら言えると思います。
原理的には、損益計算書が正しいならば貸借対照表も正しい(そして逆もしかり)、という関係に必然的になるのが簿記です。
そして、一方が間違っている場合は他方も必ず間違っているのです(また、簿記には、検算の意味・役割もあります)。
工事進行基準の問題点と言いますと、企業会計上の収益認識基準や法人税法上の取り扱いがよく話題になるわけですが、
工事進行基準を適用すると必然的に貸借対照表の表示が実態を表さなくなる、という問題点も実はあるのです。