2017年2月14日(火)



今日も自分のこれまでの人生をいろいろと振り返りました。
今日は「結婚をする前にセックスをすること」について考えました。
私は(今でも童貞なのですが)大学を卒業するまで童貞でした。
私が生まれ育った家は幸運なことに生活保護の家ではありませんでした(つまり、私が生まれたときから親は公務員でした)。
もし自分が生活保護の家に生まれ育っていたら、自分はどうであっただろうかと思いました。
もし自分が生活保護の家に生まれ育っていたら、私はきっとこう考えたでしょう。

「親が公務員の人は結婚するまでセックスをしないだろう。」

と。
私は親が公務員だったのですが、「親が公務員の人は結婚するまでセックスをしないだろう。」と私は考えましたし、
また、生活保護の家に生まれ育った人も将来公務員になりたいのだから、
「生活保護の家に生まれ育った人も結婚するまでセックスをしないだろう。」と私は考えました。
親が公務員だから結婚する前にセックスをしていいという理屈はありませんし、
家が生活保護だから結婚する前にセックスをしていいという理屈もありません。
どの家に生まれ育ったかにより大なり小なり家庭環境に差が生じるのは確かだと思いますが、
一夫一妻制という条件は皆同じですし公務員になる条件も皆同じです。
「自分はこのような家に生まれ育ったのだから結婚する前にセックスをしても構わないはずだ。」
と言えるような家はこの社会に一軒もないはずなのです。
結局のところ、この社会に生きる皆が、「結婚をする前にセックスをするかどうか」でどのような人間なのかを見られている、
ということではないかと思いました。