2016年11月8日(火)



2016年11月8日(火)日本経済新聞 公告
公開買付開始公告についてのお知らせ
クリナップ株式会社
(記事)




2016年11月7日
クリナップ株式会社
自己株式の取得及び自己株式の公開買付けに関するお知らせ
ttp://cleanup.jp/ir/pdf/2903_03.pdf

 


2016年11月3日(木)日本経済新聞
アサヒ、カゴメと提携解消 株売却246億円 海外投資に振り向け 相乗効果少なく
(記事)

2016年11月4日(金)日本経済新聞 公告
公開買付開始公告についてのお知らせ
パラマウントベッドホールディングス株式会社
公開買付開始公告についてのお知らせ
カゴメ株式会社
(記事)


2016年11月2日
アサヒグループホールディングス株式会社
カゴメ株式会社による自己株式の公開買付への応募に関するお知らせ
ttp://www.asahigroup-holdings.com/ir/16pdf/161102.pdf


2016年11月2日
カゴメ株式会社
自己株式の取得及び自己株式の公開買付けに関するお知らせ
ttp://www.kagome.co.jp/company/ir/data/disclosure/2016/pdf/161102.pdf

 


2016年11月2日
パラマウントベッドホールディングス株式会社
自己株式の取得及び自己株式の公開買付けに関するお知らせ
ttp://www.paramountbed-hd.co.jp/irfiles/upload_file/tdnrelease/7817_20161021418124_P01_.pdf

 



本日2016年11月8日(火)の日本経済新聞の1面トップは、自動運転車が交通事故を起こした場合の自動車保険についてでした。
記事はスキャンしなかったのですが、記事中の図「保険金支払いの流れ」が何かおかしいなと思いましたので、紹介します。

「保険金支払いの流れ」

一言で言えば、「自動運転車が交通事故を起こした場合、保険金はどのように被害者に支払われるのか?」が
今日の論点であるわけです。
記事には、自動運転車が交通事故を起こした場合は、自動車メーカーやソフトウェア会社やハッカーに対する損害賠償請求権は、
保険会社が運転車に保険金を支払うことにより、運転車から保険会社に移転する、というふうに書かれていました。
私はこの記事を読んで、「自動車メーカーやソフトウェア会社やハッカーは、運転者に損害賠償をしたいとは思うだろうが、
保険会社には損害賠償をしたいとは思わないのではないか?」と思いました。
記事中の図を見ると、何か”損害賠償”の流れがおかしいように思ったのです。
簡単に言えば、保険会社は自動車メーカーやソフトウェア会社やハッカーから損害を受けてはいないのではないか、と思いました。
ただ、この保険は、保険会社が自動車メーカーやソフトウェア会社やハッカーに対する損害賠償請求を運転者に代わって代行する、
すなわち、保険会社から運転者への保険金は言わば「損害賠償金の一時的な立て替え」という形の自動車保険なのだとすると、
何となく意味は分かるようにも思いました(保険会社には求償権が発生する、というイメージの自動車保険なのだと思います)。
自動運転の場合、自動車に乗っている人は自動車を運転しないわけです。
そうしますと、これは「タクシーに乗っている時に交通事故に遭った場合」にイメージとしては近くなるのではないかと思いました。
インターネットで検索してみますと「タクシー乗車中に事故に遭ったら」という見出しの解説記事がありましたので紹介します。

>2.タクシーが止まっているときに追突されるなど、別の車が全面的に悪いとき
>自分が乗っていたタクシーが止まっているときに別の車が追突してきたなど、「別の車が全面的に悪い事故」の場合、
>被害者であるあなたが請求する相手は「ぶつかってきた別の車の運転手」となります。
>実際にはその別の車の対人賠償保険(任意保険、自賠責保険)から支払われます。
(交通事故サポートセンター)
ttp://www016.upp.so-net.ne.jp/solicitor-toshi/jiko-14-03taxijousyacyuu.htm

”被害者であるあなた”が「タクシーの運転手(もしくはタクシー会社)」に賠償金を請求することはできるだろうか、と思いました。
1人の客に過ぎないあなたは、できる限りいざこざは避けたいわけですから、賠償金は「タクシーの運転手(もしくはタクシー会社)」
から受け取ることにし、「タクシーの運転手(もしくはタクシー会社)」は、その賠償金も含めて、加害者に請求する、
という賠償の仕方が、何となくこのたびの記事の図に近いかと思いました(この場合、タクシー会社が「立て替え」ているわけです)。
タクシーの例は適切だったかどうか分かりませんが、賠償金に「立て替え」という概念があるだろうか、と思い書きました。


On the principle of law, a wrongdoer asserts that he want to pay a compensation for damage
naturally only to a sufferer himself, not to an isurance company.

法理的には、加害者は、損害賠償金を当然に被害者のみに支払いたいと主張するものです。
損害賠償金を保険会社に支払いたいとは主張しません。