2014年2月7日(金)



2014年2月7日(金)日本経済新聞
ソニー、テレビ分社 5000人削減、パソコン売却 今期赤字1100億円
(記事)





2014年2月7日(金)日本経済新聞
ソニー、背水のリストラ スマホ・ゲーム 注力 平井社長「テレビ、売却せず」
収益構造 改革半ば 市場は「スピード不足」
(記事)



2014年2月7日(金)日本経済新聞
ソニー社長 エレキ事業、来期黒字化 モバイルなど3分野、中核に
(記事)


 


【コメント】
ソニーと言えば、その新製品だけなく、何かと株価が話題になります。
今回も非常に大きな事業の分社化ということで、株価へどのような影響があったのか気になりました。


「ソニーのここ1週間の値動き」



「ソニーのここ1ヶ月間の値動き」



ソニーに関する一連の報道があったのは今週一週間だったかと思いますが、株価にはあまり大きな変動は生じていないようです。
敢えて言うなら、1ヶ月近く前から緩やかな下落傾向にあった、と言えると思います。
株式市場はこのたびの発表を冷静に受け止めている、といったところでしょうか。


それにしても、パソコンとテレビというソニーを象徴する二大事業が売却されるということで、
ソニー製品ファンからソニー製品へのブランド・ロイヤルティが一定度の影響を受けることになるのは避けられないでしょう。
私はそれでも、ソニー・ブランドのテレビやパソコンを買いたいと思います。
なぜなら、中身は変わらないだろうからね。

 

それにしても、NECといいソニーといい、何か事業を投資ファンドへ売却する事例が最近多いように思います。
ソニーと言えば、元社長の出井伸之氏が投資ファンドを立ち上げていたかと思います。
米IBMでも、元CEOが投資ファンドのトップに就任したことがあります。
事業会社の経営トップの経験というのは、投資ファンド業においても活かすことができるということなのでしょうか。
米IBMにならい、プレイステーションで有名なあの久夛良木健氏が投資ファンドの日本産業パートナーズの社長に就任するとしても、
それはそれで今までのソニーでの経験は十分活かせることなのかもしれません。