2013年8月31日(土)
2013年8月30日
ケネディクス株式会社
お知らせ公募による新株式発行及び株式売出しに関するお知らせ
ttp://www.kenedix.com/cms/whats/20130830_153247Gr4f.pdf
2013年8月31日(土)日本経済新聞 公告
第62期決算公告
株式会社日経広告
(記事)
2013年8月31日(土)日本経済新聞
ワールド・ロジ 破産手続き開始 負債79億円
(記事)
2013年8月30日
ワールド・ロジ株式会社
破産手続開始の申立に関するお知らせ
ttp://world-logi.co.jp/ir/20130830.pdf
【コメント】
こちらの「IRニュース」の各プレスリリースを読むと↓、何をやっている会社か全く分からないな、という気がします。
IRニュース
ttp://www.world-logi.co.jp/ir/index.html
それと、以下のプレスリリース中に単純な誤植があるようです(「平成25年9月14日付で上場廃止となる」の間違いでしょう)。
2013年8月30日
ワールド・ロジ株式会社
東京証券取引所による当社株式上場廃止の決定及び整理銘柄の指定に関するお知らせ
ttp://world-logi.co.jp/ir/20130830-2.pdf
「訂正(1/1ページ)」
2013年8月31日(土)日本経済新聞
カルビー1株を4株に 初の株式分割 投資家層拡大狙う
(記事)
2013年8月30日
カルビー株式会社
株式分割及び株式分割に伴う定款の一部変更並びに配当予想の修正に関するお知らせ
ttp://www.calbee.co.jp/ir/pdf/2013/kabushiki_20130830.pdf
2013年8月31日(土)日本経済新聞
■デジタルガレージ 1株を200株に分割
(記事)
2013年8月30日
株式会社デジタルガレージ
株式分割、単元株制度の採用及び定款の一部変更並びに配当予想の修正に関するお知らせ
ttp://www.garage.co.jp/ja/ir/library/pdf/130830_dg_bunkatsu.pdf
2013年8月30日
株式会社デジタルガレージ
定款一部変更に関するお知らせ
ttp://www.garage.co.jp/ja/ir/library/pdf/130830_dg_teikan.pdf
単元株式数の変更のための定款変更は取締役会決議のみでよいようです(定款変更は本来は全て株主総会決議が必要ですが)。
単元株式数は市場株価の変動に合わせ柔軟に変更していくべきことですから、取締役会決議にのみによる変更自体は問題ないと思いますが、
そもそもの話をすれば単元株式数とは単なる仮想売買単位に過ぎないわけですから、定款に記載する内容ではないと個人的には思います。
こちらに上場会社が採用している単元株式数が掲載されています。
上場会社が採用している単元株式数は、1株、10株、50株、100株、200株、500株、1000株、2000株の8種類があるとのことです。
しかし、この時点でおかしいわけです。
単元株式数は会社によって全て異なる、というのが単元株式数の本来の姿であるわけです。
単元株式数は2株でも3株でも4株でも13株でも何株でもよいのです。
適切な単元株式数は企業によって全て異なるでしょう。
それは企業がどのくらいの売買金額で投資家に株式を売買して欲しいかで決まる話です。
少額の株式保有でよいからとにかく個人投資家の数を増やしたいということであれば、単元株式数は小さく設定しなければならないでしょう。
また逆に、大きな金額の株式を保有している法人の株主のみにしたいのなら、単元株式数はできる限り大きく設定しなければならないでしょう。
本来は、会社は株主に対して「もう弊社の株主でいることは止めて下さい」と言うことはできません。
しかし、単元株式数を大きな数に変更することによって単元未満株主を作り出すことができます。
単元未満株主は保有する株式を売却しなければならないわけではありませんが、単元未満株主を作り出せばその株主は自然と、
「議決権もないし1単元まで買い増すのも面倒だ」という気になりますから、合法的に一定の既存株主を締め出すことができるわけです。
ただそもそもの話をすれば、株式を買うのは投資家の側だ、という当たり前の話が先にあるわけです。
どの株式をどのくらいの金額ずつ買うかは全て投資家が決めることであって、本来は何株単位で買えと企業の側が口を出す話ではないとは思いますが。
何万円分買おうが、何万株買おうが、それは全く投資家の自由でしょう。
究極的には、やはり売買単位という考え方自体が理論上はおかしいというところに行き着くように思います。
いずれにせよ、株式分割の実施と単元株式数の変更は本来何の関係もないのです。
単元株式数の変更と株式分割を当時に実施するということが一番無意味なことなのです。
単元株式数の変更は最低投資金額の引き下げのためだけに行うべきことです。
単元株式数の変更だけでは追いつかなくなった(つまり単元株式数が1株にまでなった)場合のみ、
株式分割を非常手段として実施するだけなのです。
証券取引所の言うことや「売買単位の集約に向けた行動計画」など全て無視しろ、
そうアドバイスしたいくらいです。
セブンシーズ 、株主割当による新株発行で約26億円を調達へ
[東京 26日 ロイター] -
セブンシーズホールディングス
は26日、株主割り当てによる新株発行で
最大約26億円を調達すると発表した。1株1600円で165万3048株を割り当てる。払い込み期日は12月20日。
同社は10月1日付けで普通株100株を1株に併合。単元株式数も1000株から100株に変更する。
直近3カ月の東証終値の単純平均は21.46円であり、株式併合を考慮すると実勢株価の目安は1株2146円となる。
これを基準とすると、新株の発行価格1600円は25.4%のディスカウントとなる。10月16日時点の株主に対し、
申し込みがあれば1株につき2株の割合で新株を割り当てる。調達した資金は、子会社に対する貸付金に充当する予定。
(ロイター 2013年
08月 26日 17:05
JST)
ttp://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL4N0GR1FB20130826
2013年8月26日
セブンシーズホールディングス株式会社
株主割当による新株式発行に関するお知らせ
ttp://www.sshd.co.jp/wp-content/uploads/ir20130826.pdf
2013年05月17日
セブンシーズホールディングス株式会社
株式併合、単元株式数の変更および定款の一部変更に関するお知らせ
ttp://www.sshd.co.jp/wp-content/uploads/ir20130517-3.pdf
(1) 株式併合の目的
(1/4ページ)
>単に、単元株式数の100株への変更のみを実施しただけでは、平成25年5月16日現在の株価1株28円で計算すると、
>当社株式の投資単位は2,800円と極めて低水準となり、投機的取引の対象として株価の乱高下を招きやすい状態となります。
>又、仮にこのような単元株式数の100株への変更を行わなくとも、現在の株価に照らして
>株価変動の最低単位である1円の変動による株価変動率が大きく、同様に投機的取引の対象として株価の乱高下を招きやすい状態にあります。
セブンシーズホールディングス株式会社の株価は1株28円(2013年8月30日の終値は20円)ということで、
一見これは確かに低いので株式併合の必要があるな、と思ってしまいますが、実はこれも株式併合の必要はないわけです。
なぜなら、セブンシーズホールディングス株式は1000株単位であるため、これは株価は実は28000円であること全く同じだからです。
”投機的取引の対象として株価の乱高下を招きやすい状態”にあると書かれてありますが、実はこの記述も間違いです。
株価変動の最低単位は確かに1円ですが、セブンシーズホールディングス株式会社の場合、株価が1円だけ変動することは実はないのです。
セブンシーズホールディングスの株価が表面上1円変動したということは、実はそれは1000円変動したことと同じなのです。
なぜなら、セブンシーズホールディングス株式は1000株単位でしか買えないからです。
”1円の変動による株価変動率”という考え方はもちろん理解できますが、
セブンシーズホールディングスの株価を1円変動させようと思えば、一度に1000円分変動させないといけないわけです。
セブンシーズホールディングス株式会社の株価は1株28000円だ、と思えば”1円の変動による株価変動率”の影響は極めて小さいと分かるでしょう。
株式併合(過少株価)に対してすら、単元株制度はバッファーやエミュレーターの役割を果たします。
セブンシーズホールディングス株式会社は株式併合を行う必要など全くないわけです。
株式事務コストについても記載がありますが、単元株式数を大きな数値に変更すれば、
取引される株式数(株式単位)自体も減ることになるわけですから、結局株式事務コストも削減できるということになるわけです。
何から何まで、発行済株式総数の増減と単元株式数の増減は同じ意味である、と言っていいと思います。
(今まで散々単元株制度は根本的になくてよいと主張し続けてきましたが、今日これらのコメントを書いていまして、
あまりの便利さ・その利便性の高さに実はあってもいいかもという気が少しだけしてきたくらいです(理論上はやはりおかしいと思いますが)。)
最低投資金額の引き下げのため、「正しい単元株式数の変更」を行っている数少ない企業の例はこちらです↓。
中国銀、最低売買単位を100株に 個人株主を獲得
中国銀行は2日、証券取引所で売買できる最低株式数を1000株から100株に引き下げると発表した。
最低投資金額も10分の1に切り下がることになり、個人投資家が同行の株式を購入しやすくなる。
10月1日付で実施。来年1月に始まる日本版少額投資非課税制度「NISA」に備え、個人株主を増やすきっかけとしたい考えだ。
売買単位の単元株式数の変更を、株式分割を伴わず実施する例は金融機関では珍しいという。
同行によると今年6月時点で個人株主の保有比率は3割程度にとどまる。現状の1000株単位では、
購入に必要な最低金額は足元で130万円を超える。売買単位の変更で少ない投資額で購入できるようにし、
「NISA口座獲得だけでなく、投資対象としての裾野を広げる」(同行広報CSRセンター)。
中国銀が同日発表した2013年4〜6月期の連結純利益は前年同期比22%増の82億円。
本業のもうけを示す実質業務純益(単体)は6%増の85億円だった。
(日本経済新聞 2013/8/3
0:30)
ttp://www.nikkei.com/article/DGXNZO58055490S3A800C1LC0000/
2013年8月2日
株式会社
中国銀行
単元株式数の変更および定款の一部変更に関するお知らせ
ttp://www.chugin.co.jp/up_load_files/news_release/586_pdf_1.pdf
2.定款の一部変更について
(1/1ページ)
発行済株式総数を変更するのではなく「『売買単位』の方を変更する」、これが正しい「売買金額の変更方法」です。
みんなも中国銀行君のことを見習いなさい。
初々しい初舞台の舞妓も 「祇園をどり」衣装合わせ
古都の秋を彩る祇園東歌舞会の「祇園をどり」(11月1〜10日)を前に31日、京都市東山区の祇園会館で芸舞妓の衣装合わせが行われた。
56回目となる今年の演目は「祇園社季詣」。八坂神社の石段下に近い花街らしく、八坂神社にまつわる四季折々の行事や物語を全7景で描いている。
華やかに着飾った14人のなかには今回が初舞台の舞妓も。舞台撮影でたくさんのカメラを向けられ、緊張した初々しい表情を見せていた。
舞台撮影に臨む芸舞妓ら=31日午前、京都市東山区(恵守乾撮影)
(産経新聞 2013.08.31)
ttp://photo.sankei.jp.msn.com/kodawari/data/2013/08/31kyoto/
鈴鴨かつ子からのコメント:
「このころから結局男と女の関係って何も変わってないんじゃないでしょうか。
男と女は平等だと、現代では嘘をついて皆生きているだけなのではないでしょうか。
社会に出るのではなく家庭にいる、それが女の幸せではないでしょうか。」
株式会社中国銀行
個人投資家向け会社説明会
ttp://www.chugin.co.jp/up_load_files/freetext/ir/file/kojintoushikair_2012.pdf
ちなみに中国銀行のロゴ及びコーポレート・メッセージはこちらであります↓。
「あしたも、いっしょに。」
「体は定期預金、心は普通預金。」 (こちらは冗談ですが)
記事には、
>証券取引所は上場企業に対し、最低投資金額を50万円未満にするよう求める。
などと書かれていますが、
それでしたらなおのこと、やはり売買単位(法律上は単元株式数)を集約することなど行わなければよいのではないでしょうか。
自動車の運転で例えるなら、ブレーキを踏みながらアクセルを踏んでいるかのような、完全に矛盾したことをしようとしているように思えます。
そもそもの話をすれば、証券取引所(上場企業株式)において「売買単位」(法律上は単元株式数)を導入している理由は、
「売買単位」が売買金額に対してバッファーやエミュレーターの役割を果たすからなのです。
売買単位ではなく発行済株式総数の方を変更するなど、本末転倒もいいところでしょう。
根底から矛盾した話が平然とまかり通っているなと感じる今日この頃、いや、何十年も前からです。