2012年12月27日(木)



2012年12月27日(木)日本経済新聞
経営統合の戸建て6社 軒並み年初来高値 一建設など
(記事)




 

【コメント】
昨日、経営統合する6社は上場企業と非上場企業の両方がある、というようなことを書いてしまいましたが、
正しくは6社全て上場企業でした。
大株主に創業者や社長と思われる個人の方がいましたので、それらの会社は非上場企業なのだろう、
と早合点してしまいました。

お詫びして訂正いたします。

 

 

 



2012年12月27日(木)日本経済新聞
ココカラファイン ネット通販 子会社設立
(記事)




 

2012年12月27日
株式会社ココカラファイン
EC事業に関する子会社設立のお知らせ
ttp://www.cocokarafine.co.jp/ir/pdf/20121227.pdf

 

 

 


2012年12月27日(木)日本経済新聞
コンビニ出店最多 来年度3年連続 大手5社、最大4000店
(記事)



 

2012年12月27日(木)日本経済新聞
ユニー経常益19%減 3〜11月 食品スーパー不振 コンビニ伸び悩む
(記事)



 

2012年12月27日(木)日本経済新聞
サークルKサンクス 竹内 修一氏
(記事)




 

【コメント】
コンビニの出店に関してですが、店舗数の純増数はもう非常に少ないと思います。

 

 


平成24年12月26日
ユニー株式会社
平成25年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
ttp://www.uny.co.jp/upload/pdf/news_corporate_zaimu_94.pdf

 

 

平成24年12月26日
ユニー株式会社
平成25 年2 月期 配当予想の修正(記念配当)に関するお知らせ
ttp://www.uny.co.jp/upload/pdf/news_corporate_686.pdf

 

>持株会社化記念配当2円

 

 



平成24年12月26日
ユニー株式会社
連結子会社(株式会社サークルKサンクス)の役員人事異動に関するお知らせ
ttp://www.uny.co.jp/upload/pdf/news_corporate_687.pdf

 


2012 年12 月26 日
株式会社サークルKサンクス
役員人事異動についてのお知らせ
ttp://www.circleksunkus.jp/system/__upfile__/pressrelease/p12401.pdf

 


平成24年10月2日
ユニー株式会社
上場廃止となった子会社(株式会社サークルKサンクス)に関わる決算開示について
ttp://www.uny.co.jp/upload/pdf/news_corporate_zaimu_92.pdf

 



【コメント】
株式会社サークルKサンクスは今年9月に上場廃止(ユニーの完全子会社)になったのですから、
サークルKサンクス株式を現在保有していたり今後サークルKサンクス株式の購入を検討する投資家は市場に一人もいないわけです。
そういう意味では、法人としては存在するものの株式会社サークルKサンクスの決算開示は不用であるようにも思います。
四半期末日である8月末時点では上場していた状態だったので、10月に通常通り開示したということなのかなと思います。
この決算開示は証券取引所の規則で決まっているのかもしれません。

 

 

 



2012年12月27日(木)日本経済新聞
米住宅への投資再開 ヘッジファンド、価格上昇で 量的緩和 追い風
ファニーメイ フレディマック 財務悪化 歯止め
(記事)


 


【コメント】
記事は全て嘘かと思います。
もはやこの話題はアンタッチャブル。


記事には、サブプライムローンの債務担保証券もFRBが買い入れていると書いてありますが、
さすがにデフォルトが確定している証券は中央銀行で買うわけにはいかないでしょう。
デフォルトが確定しているサブプライムローンの債務担保証券は「○○整理機構」のようなものを作って、
額面金額(引き当て前の一番最初の帳簿価額)で金融機関から買い取るしかないと思います。


 

 



2012年12月27日(木)日本経済新聞
大成建、来月に CB200億円 買い入れ消却
(記事)



 


2012年12月26日
大成建設株式会社
第1回取得条項付無担保転換社債型新株予約権付社債(劣後特約付)の買入消却に関するお知らせ
ttp://www.taisei.co.jp/MungoBlobs/521/478/2012122601.pdf

 

 



【コメント】
大成建設のサイトを見てみましたが、記事にあるような新規に劣後ローンを発行するという内容は書かれていませんでした。
劣後ローンを引き受けるのはこのたびの繰上償還する新株予約権付社債の保有者自身、とのことです。
新株予約権が付いているため話がややこしいのですが、新株予約権部分を除けば、
社債を劣後ローンに借り換えるようなイメージになると思います。
「デット・デット・スワップ」と言えばいいでしょうか。
ただ記事には妙なことが書いてありまして、新株予約権付社債は時価で買い戻す、と書いてあります。
新株予約権付社債の時価とは何でしょうか。
発行時は額面金額以下の価額で発行したがこのたびの繰上償還は額面金額で償還する、というだけの意味でしょうか。
それなら意味は分かりますが(額面金額のことを”時価”とは言わないと思いますが)。
仮に、”時価での買い戻し”の意味が、社債保有者が新株予約権を行使してその株式を大成建設が株価で買い戻すことを意味しているのだとすれば、
それは一種の自社株買いということになります。
そして、その自社株買いの原資は新たに発行する劣後ローンということになりますから、
「負債を調達して自社株買いを行う」ことになります。
新株予約権の転換価額が株価と同じなら、
新株予約権付社債の価額=新たに発行される分の株式時価総額=このたび発行される劣後ローンの価額
となります(両者に損益は出ない)が、通常この手の新株予約権付社債の場合は「新株予約権の転換価額<株価」ですので、
新たに発行される分の株式を株価で買い戻そうとすると、このたび発行される劣後ローン(この場合200億円)では足りないと思います。
この場合は、社債保有者には投資有価証券売却益、大成建設には損益としてはない(自社株買いは損益取引ではなく資本取引)、となると思います。
大成建設の影響としては、新株予約権の転換価額と株価の差額分の現金流出と株主資本の減少があります。
社債保有者には償還差益、大成建設には償還差損が発生する、というのが正しいのなら、
単純に社債を劣後ローンに借り換える(「デット・デット・スワップ」)ということだと思います。

 

 

 



2012年12月27日(木)日本経済新聞 公告
公開買付開始公告についてのお知らせ
出縄ホールディングス株式会社
第23期決算短信
マイクロジャパン株式会社
所属外国銀行の合併に関する公告
株式会社三菱東京UFJ銀行
組織変更公告
合同会社 Red Eagle Japan Investment Works
(記事)



 


2012年12月26日
みどり証券株式会社
当社株式に対する公開買付けに関する意見表明のお知らせ
ttp://greensheet.midori-sec.co.jp/www/pdf/pdf/2125/1356511642.pdf

 

 


2012年12月26日
みどり証券株式会社
代表取締役及び役員の異動に関するお知らせ
ttp://greensheet.midori-sec.co.jp/www/pdf/pdf/2125/1356511601.pdf

 


2012年12月26日
みどり証券株式会社
第16期 半期報告書
ttp://greensheet.midori-sec.co.jp/www/pdf/pdf/2125/1356511560.pdf

 


平成24年06月27日
みどり証券株式会社
第15期 有価証券報告書
ttp://greensheet.midori-sec.co.jp/www/pdf/pdf/2125/1340781816.pdf


「提出会社の経営指標等」
(3/98ページ)



平成24年11月16日
平成25年3 月期 個別中間財務諸表の概要
ttp://greensheet.midori-sec.co.jp/www/pdf/pdf/2125/1353046743.pdf

 

 


【コメント】
みどり証券株式会社は過去5期連続巨額赤字、売上高も過去5期連続で凄まじい勢いで減少し続けています。
2013年3月期も巨額赤字は確実(6期連続巨額赤字)で、売上高も前期の半分近くにまで減少しています。
売上高の金額よりも、営業赤字額(マイナス額)の金額の方が大きいという気の遠くなるような事態になっています。
貸借対照表を見ると手許現金は一定額あるのですが、「顧客からの預り金」((流動)負債)もありますので、
それを差し引くと豊富にあるとはとても言えません。
流動資産に「預託金」とありますが、これは返してもらうと思えば比較的短期間のうちに返してもらえる性質のものなのでしょうか。
「現金・預金」のすぐ下にあるということは、流動性配列法を考えれば、換金性は極めて高いことを意味しているはずですが。
「預託金」がすぐに現金化できるのなら、今すぐに倒産ということはなさそうですが。
投資その他の資産をみると大きな額の「長期未収入金」がありますが、全額貸倒引当金が計上されています。
一体どういった未収入金だったのでしょうか。
貸借対照表を見ると、大きな額の負債はない(「顧客からの預り金」のみ)のですが、繰越利益剰余金のマイナス額が極めて巨額です。
このままの業績が推移していくと、2013年3月期にはまだ債務超過にはならないと思いますが、
2014年3月期には債務超過になると思います。
金融会社の特徴と言ってもいいと思いますが、貸借対照表を見ると有形固定資産は小さく、また自社の設備等はリースで賄っているようです。
再生の見込みというのは事実上ないと思いますので、負債の額も概ね全額弁済可能ではないかと思いますので、
自主的に廃業する(会社法上の特別清算(私的整理))のもよいのではないかと思います(大きなお世話ですが)。


みどり証券というのは以上のような会社なわけですが、このような企業に対して株式公開買付を行うというのはあまりに異常な気がします。