2012年11月30日(金)
2012年11月30日(金)日本経済新聞
三菱重・日立
電力統合 日の丸連合で世界開拓 縮む国内、依存限界
海外競争激化に危機感 交渉中断から一転
三菱重・日立 株価が上昇
(記事)
2012年11月30日(金)日本経済新聞
三菱重・日立 重電業界
再編の呼び水 GE・東芝の動向焦点に
日立社長 「良好な補完関係」
三菱重社長 「経営統合はない」
三菱重の連結決算 日立の部門収益取り込み
三菱重 フォークリフト
ニチユと統合
(記事)
2012年11月30日(金)日本経済新聞 社説
産業再編の号砲鳴らす三菱重と日立
(記事)
【コメント】
ネタでしょうからコメントすることは何もありません。
2012年11月30日(金)日本経済新聞
中山製鋼、本業に資源集中 病院など年内に売却
(記事)
【コメント】
病院や介護施設のことはつい先日有価証券報告書を見た時には気付きませんでしたが。
【コメント】
何かもう無理やり上場させてません?
2012年11月30日(金)日本経済新聞
■日本バイリーン 土地売却損で最終減益
(記事)
2012年11月29日
日本バイリーン株式会社
特別損失の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ
ttp://www.vilene.co.jp/news/list/img/newsp_n692.pdf
【コメント】
大変だなぁ
土地売却損が出たように財務諸表を修正しないといけないなんて。
2012年11月29日
アズビル株式会社
< 事業構造の強化を推進 >欧州Telstar社への資本参加及びazbilグループ化
-アズビル(株)、ライフサイエンスエンジニアリング事業を新たに展開-
ttp://www.azbil.com/jp/news/121129-1.html
【コメント】
アズビル株式会社にはスペイン語が話せる社員は何人くらいいるのでしょうか。
自社製品をスペイン流通網に乗せるだけなら通訳を入れればいいと思いますが、
技術協力の部分は通訳を入れればいいという話ではないと思います。
2012年11月30日
株式会社野村総合研究所
証券分野のメッセージ交換ソリューション「SmartBridge」を更改
〜資産運用会社向けフロントソリューションとの連携機能を強化〜
ttp://www.nri.co.jp/news/2012/121130_1.html
>仕入債務の決済、棚卸資産の販売、売上債権の回収はもちろん紛れもなく営業活動の中心部分ですが、
と書きましたが、財務面でなく実際の物の動き(流通構造)に着目すると「製・配・販」が重要であるわけです。
製・配・販連携と流通BMS
ttp://www.mj-bms.com/about/article/35
「製」は製造業、「配」は卸売業、「販」は小売業を指すわけですが、これを一社内のみの業務の流れとして考えることもできるでしょう。
「製」は生産、「配」は出荷・運送、そして「販」は卸売業者(もしくは小売店なら最終消費者)への販売、と考えることができると思います。
この場合、「製」の前には原材料等の仕入れ活動、仕入債務の計上、棚卸資産の計上がくるでしょうし、
生産活動を行えば(原価計算の仕方にもよりますが)棚卸資産に労務費と経費がさらに載ってくるでしょうし、
その後棚卸資産の販売により売上債権の計上がくるでしょう。
そして売上債権の回収を行い、仕入債務の決済を行うでしょう。
仕入債務の決済、棚卸資産の販売、売上債権の回収と「製・配・販」は関連が深く、
どちらも業務全体のバリューチェーンを考えると日々の業務の中心に位置するものだ、と言えるでしょう。
さて、このプレスリリースは実は結論だけ言えば流通BMSとは何の関係もなかったわけですが、
プレスリリース中の図が何と言いますか、どれもいかにもコンサルタントが書いたっぽい図になっています。
「図2:「SmartBridge Advance」を利用した資産運用業務の流れ」
この図を書いたのは多分野村総合研究所のコンサルタントだと思いますが、
【コメント】
ACデコール株式会社との資本金の額が9,000万円なのは意味は分かるとして、資本準備金やその他資本剰余金が大きいのは気になります。
アクサス株式会社(社長さんは同じ人ですが)の方は資本準備金やその他資本剰余金の額はゼロですが。
推測すれば次のようなことは考えられます。
もともとACデコール株式会社が55年前からあったのだと思います。
ACデコール株式会社は7年前に一部の事業を「新設分割」してアクサス株式会社を設立したのだと思います。
そしてその後、アクサス株式会社はまた一部の事業をACデコール株式会社へ「吸収分割」したのだと思います。
・・・とここまで書いてACデコールで検索してみましたら全然違うようです。
ネット上の情報によりますと、ACデコールは減資を行っただけのようです。
アクサス株式会社は2009年にACデコール株式会社に対して株式公開買付を行って親会社になった会社のようです。
社長さんが同じなので、同族経営の兄弟会社のような会社なのかなと思いまして、
そうであるならば兄弟会社間で組織再編が行われたのかな、と思って書きました。
2012年11月30日(金)日本経済新聞
商船三井 第一中央汽船の支援強化 優先株150億円取得
(記事)
【コメント】
商船三井と第一中央汽船ではありませんが、
例えば子会社(特にグループ経営や深いつながりという意味で完全子会社)に対して親会社が何らかの資金援助をするとなると、
究極的には増資を引き受けることと貸付金を貸し付けることとが似たような意味合いを持ってくるのかもしれません。
親会社単体で見れば、投資その他の資産の欄に子会社株式が載ってくるか子会社貸付金が載ってくるかの違いに過ぎませんし、
損益面でも、配当目的でもありませんから配当金は受け取らないでしょうし、貸付金も無利子でしょう。
連結ベースで見ても、子会社への増資や貸付は内部取引で全額消去されますから影響は全くありません。
また子会社単体で見る場合は、負債の金額や株主資本の厚さや自己資本比率が増資か借り入れかで大きく変わってくるわけですが、
極端な話、子会社単体が債務超過であったとしても取引先には親会社が債務保証をしている旨告げていれば商取引上は問題がない、
という言い方もできるかもしれません。
親会社が子会社に対していくらでも貸し付ける、債務保証もいくらでも行う、となりますとそれは既にまともな経営状態ではないわけですから
何らかの手を打つのが正道だとは思いますが。
それに本当に(完全)子会社に対しある意味無制限に貸付や債務保証を行うとなると、最後は吸収合併した方が早い、となると思います。
子会社を吸収合併すること、それが究極の資金援助ということになってしまいます。
吸収合併が極端な話なら、やはり増資を引き受けの上何らかの手を打っていくべきでしょう。
平成24年11月29日
フォスター電機株式会社
2017年満期円貨建転換社債型新株予約権付社債の発行条件の決定に関するお知らせ
ttp://www.foster.co.jp/disclosure/pdf/20121129_tenkansyasai_jyoukenkettei.pdf
平成24年11月29日
フォスター電機株式会社
2017年満期円貨建転換社債型新株予約権付社債の発行に関するお知らせ(平成24年11月29日)
ttp://www.foster.co.jp/disclosure/pdf/20121129_tenkansyasai_hakko.pdf
【コメント】
プレスリリースを見てみますと、決定日(平成24 年11 月29 日)における東京証券取引所における株価(終値)は1,646
円、
転換価額は1,762
円とのことです。
繰上償還の条項は付いているようですが、転換価額の修正条項は付いていないようです。
なぜ転換社債を引き受ける投資家(もしくは資本提携相手)がいるかと言えば、
煎じ詰めれば有利な価格で株式を取得することができるからなのです。
有利な価格とは、株価>転換価額、という意味です。
このたびのフォスター電機の転換社債の転換価額は決定日(平成24
年11 月29
日)時点では株価<転換価額となっています。
もちろん今後フォスター電機の株価が上昇するようであればそれはそれで引き受け手にとって有利になるわけですが、
株価が少ししか上昇しないようであれば株式に転換せず社債のまま償還を受けることになります。
ところで、このたびのフォスター電機の転換社債は利息を付さないゼロ・クーポン債です。
株価が転換価額よりも低いまま推移してしまえば文字通り満期まで利息はゼロで終わります。
また、「本新株予約権付社債の募集価格(発行価格)」は「本社債の額面金額の102.5%」です。
2.5%分は証券会社への支払手数料(これはまっとうな証券会社の収入です)ということでしょうが、
投資家の側(キャッシュアウトの面)から見れば、細かく言えば、受取利息どころか
支払った分すら全額は返ってこないことを意味します(社債額面金額の100%で償還ですが)。
この転換社債を引き受ける人はこの世にいるのだろうか、というのが率直な感想です。
もっと素直に、新普通株式を発行して増資をするか、利息を付した普通社債を発行すべきだと思います。