2012年11月22日(木)
2012年11月22日(木)日本経済新聞
三井物、来期純利益16%増 岡田CFO 鉄鉱石、新興国に需要 資源、増産投資を継続
(記事)
2012年11月22日(木)日本経済新聞
東エレク・日立ハイテク コスト削減を上積み 今期
(記事)
2012年11月22日(木)日本経済新聞
建機、中国収益一段と悪化 大手3社今期 3割減収から下振れも 値上げなど改善急ぐ
(記事)
2012年11月22日(木)日本経済新聞
東レの来期営業益 「1500億円超達成は困難」 中計目標
(記事)
2012年11月22日(木)日本経済新聞
■大村湾カントリー倶楽部 民事再生法の適用申請
(記事)
2012年11月22日(木)日本経済新聞 公告
吸収合併公告
SBIカード株式会社
SBIポイントユニオン株式会社
(記事)
2012年11月22日(木)日本経済新聞 公告
合併公告
株式会社プリマジェスト
株式会社プリマジェスト・システムサービス
合併につき株券等提出公告
株式会社プリマジェスト・システムサービス
資本金の額の減少公告
株式会社プリマジェスト
(記事)
2012年11月22日(木)日本経済新聞
イオン、サッポロが製造 100円の第三のビール
(記事)
【コメント】
ラベルが違うだけで中身はセブンプレミアムビールと同じなんじゃないか、と思ったのですが、
こちらは第三のビールであり価格帯も100円ということで違うようですね。
コンビニでは価格は重要ではないため、セブンプレミアムビールはあまり売れないだろうな、
あまり売れないとしたら計画されている生産本数も少ないだろうな、
サッポロとしたら生産本数を増やすために他社にも同じ内容のビールを納入していきたいだろうな、
今回のイオンで販売されるビールの中身がセブンプレミアムビールと同じだとたら、つじつまが合うな、
と思っていましたが、どうやら違うようです。
セブンプレミアムビールとこのたびのイオンのビールは全く異なるビールのようです。
「中身が同じ」だとしたら両ビールは「比較できない」な、と思いました。
2012年11月22日(木)日本経済新聞 社説
日本証券取引所は企業に変革促せ
(記事)
【コメント】
結局のところ、株式が上場されること(広く一般に市場でその株式が自由に売買されること)自体は何ら問題がないのですが、
その際の売買価格は「簿価であること」以外考えられないということだと思います。
株式の上場が悪いとは言いません。ただ、その際の売買価格は全て「簿価のみ」であるべきではないか、と言いたいだけです。
公認会計士は簿価を監査するのです。
簿価とは無関係に時価などという株価があるのなら、そもそも会計監査は行う必要はないのではないでしょうか。
株式を株価で売買するのなら、「資産の部(株主資本)の金額はこれで間違いありません」という保証などいらないわけです。
・・・というのが株主資本と株式との関係の究極の結論になります。
これはいわゆる極論とは違います。学問的真理です。
私がこのようなことを書くことによって、証券取引所を否定していることになるかもしれませんが、
それは結果としてそのようになるだけであって証券取引所の否定が私の主目的ではありません。
私の主目的はあくまで学問的真理の追究(そして追求)です。
老舗ジーンズブランド「ボブソン」の創業家が設立したボブソンホールディングス(岡山市、尾崎博志社長)は22日、
破産手続き中のボブソン(東京・港)から同ブランドの商標権を買い戻したことを明らかにした。取得額は非公表。
12月から同ブランドのジーンズをインターネット販売する。カジュアル衣料店にも販路を広げ、早期に年間売上高10億円を目指す。
「ボブソン」を巡っては投資会社が2009年に旧ボブソン(岡山市、現ピーチフォート)から事業継承した。
投資会社が設立したボブソンは資金繰りが悪化して11年5月に民事再生法の適用を申請。同6月から破産手続きに入っていた。
(日本経済新聞 2012/11/22
19:47)
ttp://www.nikkei.com/article/DGXNASDD220G4_S2A121C1000000/
旧ボブソン側がブランド再取得 12月からネット通販で復活
ジーンズ「ボブソン」ブランドの買い戻しを約1年に渡り進めてきたピーチフォート(旧ボブソン/岡山、尾崎博志代表)は、
新設会社ボブソンホールディングス(岡山、尾崎博志代表)が今年11月に同ブランドを再取得したこを明らかにした。
「ボブソン」ブランドは、ファンド会社のマイルストーンターンアラウンドマネジメントが2009年11月に岡山に本社をおく旧ボブソンから
国内におけるボブソンブランドの事業譲渡を取得。新会社ボブソン(東京)で展開を行ってきたが、2011年に民事再生法を申請。
以来、各社が同ブランドの取得を試みるなか、創業家が新設したボブソンホールディングスが、同ブランドの再取得に至った。
今後は年末商戦を目処にボブソンジーンズの販売を開始。2012年12月からインターネット販売を開始し、
ゆくゆくは主要取引先および全国の有名ジーンズ店舗や売り場へ流通させたい考えだ。
同社は、「ジーンズ市場で個性あふれる物作りを原点に、高い企画力と製品開発力で市場の活性化を図り、
顧客にクオリティの高いジーンズを提供することで市場の拡大を図ってまいります。」としている。
(アパレルウェブ 2012/11/21
17:49)
ttp://www.apalog.com/report/archive/1071
国産ジーンズブランド「BOBSON」復活――創業家が買い戻す
2012年6月に倒産したボブソン。創業家がブランドを買い戻し、12月からインターネット販売で復活ののろしを上げることが分かった。
国産ジーンズのブランド「BOBSON(ボブソン)」が復活する。
12月にもインターネット販売を開始し、その後、全国の有名ジーンズ店や売り場へ流通させる予定だ。
「ボブソン」ブランドは1971年に岡山県で誕生。日本製ジーンズを世界に向けて販売することで、
米国の男性名として多い「Bob(ボブ)」が「損(ソン)」をするようにという願いが込められていた。
ところが2000年代後半の激安ジーンズ登場などにより販売不振となり、2009年11月に投資会社「マイルストーンターンアラウンドマネジメント」へ
事業を譲渡する。同投資会社は新たに「株式会社ボブソン」(本社・東京)を立ち上げるも業績は上向かず、
2011年5月に民事再生法の手続きを申請した。
結局、再生計画は遂行できず、ボブソンは2012年6月1日に東京地裁から破産手続き開始決定を受けた。
それ以降、さまざまな企業がボブソンブランドの取得を試みていたが、創業家が新たに立ち上げた「ボブソンホールディングス」が
同ブランドの再取得に至った。同社では、「次世代のジーンズ創りの再生」を目指すとしている。
(Business
Media 誠 2012年11月22日 15時18分
更新)
ttp://bizmakoto.jp/style/articles/1211/22/news072.html
【コメント】
一旦は売却した「ボブソン」ブランドを創業家が買い戻したそうです。
民事再生手続きではなく、破産手続きの最中に商標使用権が売却されたようです。
破産手続きの最中でも弁済に充てるための事業等の再生のための譲渡は行われるということでしょう。
破産手続きの最中に事業等の譲渡先が見つかった理由は2つあるように思います。
一つ目は、単純な話になりますが「ボブソン」ブランド使用権の売買代金は低かったからだと思います。
これは推測ですが、このまま何もせずブランドも消滅するのなら、どんなに安くてもいいから0より高い価格で売却できれば
少しでも債務の弁済に充てることができる、という理由で格安で「ボブソン」ブランドを債務者は売却したと考えられます。
二つ目は、ここでの譲渡は「ボブソン」ブランドのみだったからだと思います。
店舗や工場等の有形固定資産は全くない状態だったから創業家側はかえって買いやすかったのかもしれません。
今後「ボブソン」ブランドの商品は全て製造は外部委託で行っていく計画なのでしょう。
ブランドのみの取得であれば、販売はインターネットを中心に考えていくことができます。
工場も店舗も自社保有(ブランドとセットで取得)だとすると以前(倒産以前)と同じ経営状態に戻ってしまうわけですが、
「ボブソン」ブランドのみということであれば以前とはまた違う新たな「ボブソン」ブランド商品を考えていくことができます。
売る側(債務者側)からすると、弁済に充てるためまあありていに言えば売れさえすればいいという思いがあっただけだと思いますが、
買う側(創業家側)からすると、(価格面はともかく)ブランドのみであったということがブランド再取得の理由だったのかもしれません。