2012年10月16日(火)
中銀の金融緩和競争 上 FRB、最後の”神通力”試す
日本化回避、正念場に 調整圧力緩み、回復の芽も
ポイント
○FRBのQE3の中心は時間軸政策の強化
○非伝統的金融政策は次第に波及効果小さく
○経済弱体化の後では金融緩和の効力は減殺
(記事)
2012年10月12日(金)日本経済新聞 経済教室
田中 隆之 専修大学教授
中銀の金融緩和競争 中 成長期待の底上げは困難
平時、資産購入控えよ 実体経済刺激、財政出動で
ポイント
○FRBのQE3の目的は住宅市場テコ入れ
○長期をにらみ成長を支援する手段の強化
○中銀の資産購入は実体経済の刺激に効かず
(記事)
2012年10月16日(火)日本経済新聞 経済教室
本多 佑三 関西大学教授
中銀の金融緩和競争 下 円高阻止へ日銀は行動を
資本供給、なお不十分 購入、外債より日本国債を
ポイント
○日本の金融当局の対応遅れで一段の円高も
○リスクが高い日銀の外債購入は回避すべし
○国債購入は満期分散化など政策設計柔軟に
(記事)
2012年10月16日(火)日本経済新聞 一目均衡
中国経済のニューノーマル
(記事)
2012年10月16日(火)日本経済新聞
大手銀の健全性 監視 傘下グループ経由の損失警戒 融資規制に国際基準 金融庁が素案
(記事)
2012年10月16日(火)日本経済新聞
バンク・オブ・アメリカ会長 チャールズ・ホリデー氏
リーマン危機の教訓は 顧客重視が鮮明に
(記事)
2012年10月16日(火)日本経済新聞
日証金・大証金 統合協議を発表
(記事)
2012年10月16日(火)日本経済新聞
味の素、今期277億円 年金の代行返上で特別益
(記事)
2012年10月16日(火)日本経済新聞
リコー 国際会計基準導入へ
(記事)
2012年10月16日(火)日本経済新聞
米広告大手幹部 電通がスカウト アジア統括会社トップに
(記事)
2012年10月16日(火)日本経済新聞
ソフトバンク、米社買収発表 年15億jコスト減へ 孫社長「最善の時機」
慌ただしく日米往復 孫社長、怒とうの1ヵ月
(記事)
2012年10月16日(火)日本経済新聞
孫社長に聞く 「スプリント、来期回復」 経営立て直しに自信
(記事)
2012年10月16日(火)日本経済新聞 社説
世界に挑むソフトバンクの決断とリスク
(記事)
【コメント】
ソフトバンクはもうから株式売却先を模索しているに3000点。
ソフトバンクは次はマクドナルドでも買うのか。
2012年10月16日(火)日本経済新聞
キリンH&D、既存事業に投資 M&A重視から転換 中計発表 15年に営業益1800億円
(記事)
2012年10月15日
キリンホールディングス株式会社
「キリン・グループ・ビジョン2021」および「キリングループ2013年‐2015年中期経営計画」を策定
(PDF:158KB)
ttp://www.kirinholdings.co.jp/news/2012/1015_01.pdf
2012年10月15日
キリンホールディングス株式会社
国内綜合飲料新会社の設立に伴うグループ内会社分割(吸収分割契約の締結)に関するお知らせ(PDF:181KB)
ttp://www.kirinholdings.co.jp/news/2012/1015b_01.pdf
【コメント】
純粋持株会社が好きです。でも中間持株会社がもっと好きです。というのは冗談ですが。
会社分割といっても事実上、最上位の純粋持株会社からキリングループオフィス株式会社へ「グループ事業子会社株式」を
承継させるだけのようです(グループ事業子会社の一部研究開発部門もキリングループオフィス株式会社へ分割するようですが)。
グループ内で移動する勘定科目の価額のほとんどは「グループ事業子会社株式」である(負債は1円も移動しない)ことを考えると、
このたびの組織再編は会社分割と呼んでもいいとは思いますが、キリンホールディングス株式会社から見ると、会計上、
別のグループ子会社への「グループ事業子会社株式」による「現物出資」と言えるかもしれません。
2012年10月16日(火)日本経済新聞
パナソニック、6000億円確保 4銀行融資枠 調達手段広げる
(記事)
2012年10月16日(火)日本経済新聞
パナソニック 信用を補完 融資枠契約 銀行側も関係強化
(記事)
【コメント】
記事の融資枠契約というのはいわゆる「コミットメントライン」のことのようです。
「コミットメントライン」ですから、設備投資や買収(事業や株式の取得)に使用するためのものではありません。
「コミットメントライン」はあくまで短期間の資金繰りのためだけに借り入れ・使用するものです。
緊急時のためだけのものですから、単体ベースの資産規模で見ても「コミットメントライン」は1000億円もあれば十分過ぎるでしょう。
言うまでもないことですが、銀行融資も単体ベースです。連結ベースの銀行融資などありません。借り入れも返済も単体ベースのみです。
社債の発行・償還も、増資も配当の支払いも自社株買いも「全て単体ベース」です。
連結ベースの社債の発行・償還などありません。
連結ベースの増資も配当の支払いも自社株買いもありません。
パナソニック株式会社
有価証券報告書
2011年度[第105期] (2011年4月1日から2012年3月31日まで)
ttp://panasonic.co.jp/ir/reference/edinet/pdf/Report2011.pdf
個別財務諸表
個別貸借対照表
流動資産の部
(113/179ページ)
個別財務諸表
個別貸借対照表
負債の部
(114/179ページ)
個別財務諸表
注記事項
貸借対照表関係
担保に供している資産及び担保に係る債務
(127/179ページ)
こういうことは書きたくありませんが、監査担当の会計士はこれで自分の職務にプライドを持てるのでしょうか。
(監査法人や会計士が悪いわけではないのかもしれませんが。)