2012年10月8日(月)
2012年10月8日(月)日本経済新聞
日本経済 踊り場に 中国変調でブレーキ
供給過剰が顕在化
(記事)
2012年10月8日(月)日本経済新聞 グローバルオピニオン
米エール大学シニアフェロー スティーブン・ローチ氏
量的緩和で消費回復せず
(記事)
2012年10月8日(月)日本経済新聞 月曜経済観測
日本通運社長 渡辺
健二氏
物流から見たグローバル化 海外進出の加速を実感
(記事)
2012年10月8日(月)日本経済新聞
監査役協会 太田 順司会長に聞く
監査・監督委、会社法改正で新設 経営のあり方 見直す好機
(記事)
2012年10月8日(月)日本経済新聞 経営の視点
「セブン」色薄めるデニーズ 看板にこだわり固定客作り
(記事)
2012年10月8日(月)日本経済新聞 起業の軌跡
東京大学エッジキャピタル 郷治 友孝社長
ファンド法起草を経て支援の道に 創業期からの投資
貫く
(記事)
工場見学 味なひととき
江崎グリコの工場見学施設「グリコピア・イースト」(北本市中丸9丁目)の内覧会が7日あり、江崎勝久社長が上田清司知事らに
見学コースを披露した。県内では工場の見学者数が年々伸びてちょっとしたブームで、観光資源の性格を強めている。
8日にオープンするグリコピア・イーストはその勢いを加速させそうだ。
グリコピア・イーストの見どころの一つは、キャラメルのおまけの展示コーナーだ。同社によると、1921(大正10)年に登場した
おまけは2万数千種あり、そのうち1500点が年代順に並ぶ。昭和初期のミニチュア戦艦や、64(昭和39)年に作られた
アニメ「鉄人28号」のフィギュアなど、時代を色濃く映している。
31(昭和6)年、東京を中心に約100台置かれたキャラメル自動販売機のレプリカも目を引く。案内の女性スタッフが
10銭硬貨を入れると、当時の白黒映画「旗本退屈男」が画面で約20秒間上映され、キャラメルとおつり2銭が出てくる。
「プリッツ」の製造ライン見学では、短く切られる前の製品が、機械から長いうどんのように出てくる様子をガラス越しに見ることができる。
内覧会で江崎社長は「広く消費者の皆様に楽しんでいただき、グリコとのコミュニケーションを深めていただきたい」と述べた。
同施設は年間5万人の入場を目標にしている。
県内の工場見学は、着実に裾野を広げている。
県産業労働部が公共施設を含む約110事業所の協力を得て行っている「県ものづくりスタンプラリー」は昨年、賞品の応募が
約4千通あった。事業が始まった2004年の9倍弱に伸びた。同部所管の「彩の国工場」指定事業でも、見学可能な約400の事業所を
紹介しており、昨年度は約16万5千人が訪れた。両事業とも、年々事業所数が増えている。
体験型のコーナーを設ける事業所も目立ち始めているという。
アイスキャンディー「ガリガリ君」などを生産する本庄市の赤城乳業「本庄千本さくら『5S』工場」では、昨年7月の見学開始から
今年9月末までに約1万8千人が訪れた。見学予約は11月までほぼ満杯。見学コースには、おみくじやゲームで子どもが楽しめる
コーナーも設けている。同社は「衛生管理のレベルの高さを直接見ていただくため、工場見学を取り入れた」という。
工場見学の広まりについて、県産業労働部は「ものづくりへの理解を深めてもらおうと考える経営者が増えており、
消費者もその面白さを感じているからではないか」と話す。
(朝日新聞 2012年10月08日)
ttp://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001210080004
【コメント】
この「グリコピア・イースト」は私が建築学的見地から施設全体を監修しました。
というのは冗談です。
山中京大教授にノーベル賞 iPS細胞で医学生理学賞印刷用画面を開く
スウェーデン王立カロリンスカ研究所は8日、2012年のノーベル医学生理学賞を、京都大iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授(50)
に贈ると発表した。受賞理由は「細胞の初期化」。英ケンブリッジ大のジョン・ガードナー博士と共同受賞。
山中教授は四つの遺伝子(山中ファクター)の導入で、皮膚などの体細胞から、さまざまな細胞に分化する能力のある幹細胞に初期化する
技術を世界に先駆けて実現、iPS(人工多能性幹)細胞と名付けた。再生医療や難病の原因解明、新薬開発につながる画期的業績で、
新たな医学の可能性を開いた。
12月10日にストックホルムで授賞式が行われる。
日本人のノーベル賞受賞は2010年の鈴木章氏、根岸英一氏に続き19人目。
医学生理学賞は1987年の利根川進・米マサチューセッツ工科大教授に次ぎ2人目。
これまでの受賞者18人のうち、湯川秀樹博士をはじめ10人が京都にゆかりがある。
山中教授は、さまざまな細胞に分化する能力があるES(胚性幹)細胞で働いている遺伝子を網羅的に解析。
初期化に重要な四つの遺伝子を見つけ出した。この四つの遺伝子を、ウイルスを用いて皮膚細胞に導入して働かせ、
細胞が心筋細胞や神経細胞などさまざまな種類の細胞に分化する能力を再び獲得することを見つけた。
がん化を防ぐ安全な作製法の開発が進み、慶応大との共同研究で脊髄損傷のサルの機能回復に成功、理化学研究所がiPS細胞を用いて
加齢黄斑変性を治療する臨床試験の開始を予定するなど、再生医療の実現に近づいている。
また、京大の別のグループがマウスのiPS細胞から精子や卵子を作ることに成功、生殖補助医療への応用も期待されている。
難病患者の体細胞からiPS細胞を作って病態を再現した上で治療薬を探索する研究も進んでおり、
医学の進歩への貢献が今後も期待されている。
■山中 伸弥氏(やまなか・しんや)1962年9月4日、大阪府生まれ。大阪教育大天王寺中学、高校から神戸大医学部に入学、
87年に卒業。国立大阪病院臨床研修医を経て大阪市立大医学研究科博士課程修了。米グラッドストーン研究所に留学し、
96年に大阪市立大助手、奈良先端大助教授、教授を経て、2004年に京都大再生医科学研究所教授、
08年1月にiPS細胞研究センター長、10年4月から現職。
ES(胚性幹)細胞で特定の遺伝子が多能性獲得に必須であることを発見、06年にマウスで四遺伝子の導入によって
多能性を獲得することに成功、iPS細胞と名付けた。07年に人の細胞でも成功した。
07年に大阪科学賞、08年に紫綬褒章、ロベルト・コッホ賞、島津賞、京都新聞大賞。09年にガードナー国際賞、ラスカー賞。
10年に文化功労者、京都賞。11年にウルフ賞。12年にフィンランド・ミレニアム賞。
(京都新聞 2012年10月08日
19時29分)
ttp://kyoto-np.co.jp/top/article/20121008000069
【ノーベル賞】「閉塞感のある日本に明るい話題」 建築家の安藤忠雄氏
山中伸弥氏が呼びかけた研究活動への一般公募の寄付に応じたことがあるという建築家の安藤忠雄氏(71)は、受賞について、
「研究への評価はもとより、山中さんのようなこれからの時代を切り開こうとする若手の研究者が評価されたことは、
閉塞感のある今の日本にとっては非常に明るい話題で喜ばしいこと」と賞賛した。
そのうえで、自らの世界的な活動と重ね合わせ、「社会にインパクトを与える大きな仕事には多くの理解者が必要だ。
山中さんをはじめ若手のトップランナーへの支援への取り組みについて、企業など日本社会が当たり前だと思える意識改革や仕組み作りが、
技術立国再興を目指す日本に不可欠だ」としている。
(産経新聞 2012.10.8
19:33)
ttp://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/121008/wlf12100819360017-n1.htm
このたび、山中伸弥教授がノーベル医学生理学賞を受賞したことは大変素晴らしいことです。
もちろんそれは言うまでもないことですが、それよりも重要なことは、子供たちが勉強の大切さに気付き勉強をしていくことだと私は思います。
高校受験や大学受験は所詮暗記という批判も確かにありますが、それでも国語の勉強も英語の勉強も数学の勉強も全て大切だと思います。
物理の勉強も化学の勉強も社会の勉強も全部大切です。
私は小学中学高校等の教職員や塾・予備校など受験産業の関係者ではありませんが、将来どのような道に進もうとも受験勉強は本当に大切です。
私自身がまさにそうであるように受験勉強は将来本当に役に立ちますし、中学高校時代受験勉強を疎かにする者は受験勉強に泣くことになります。
また、「読み書きそろばん」と言いますが、現代では、そろばんとは簿記のことであり、さらに読みには基礎的な基本法律が含まれると思います。
このたびの山中伸弥教授のノーベル医学生理学賞受賞を一つのきっかけとして、子供たちが勉強の大切に気付いてくれたらと思います。
理数教育研究所:設立記念、安藤忠雄氏が講演 /大阪
理数科教育の調査、研究、提言や、情報の発信などを目的に今年発足した一般財団法人「理数教育研究所」の設立を記念して、
建築家の安藤忠雄氏の講演会やパネルディスカッションが7日、大阪市北区の大阪国際会議場で開かれた。
安藤氏は「夢かけて走れ」と題して講演。過去に自身が携わってきた建築やプロジェクトなどを紹介しながら、
「理想を持ち、境界を越えて一歩踏み込むことが大事だ」と強調。さらに「精神の栄養は好奇心。好奇心を持つ子どもを育てていくことが、
重要になってくる」と語った。講演後、「数学で育む『生きる力』」をテーマにパネルディスカッションも開かれた。
(毎日新聞地方版 2012年10月08日)
ttp://mainichi.jp/area/osaka/news/20121008ddlk27040238000c.html