2012年10月5日(金)
2012年10月5日(金)日本経済新聞
商社が相次ぎ起債 伊藤忠100億円 丸紅は200億円
(記事)
2012年10月5日(金)日本経済新聞
ドル建て劣後債 日生が発行へ 1000億円規模調達
(記事)
2012年10月5日(金)日本経済新聞 公告
臨時株主総会召集のための基準日設定公告
国際紙パルプ商事株式会社
(記事)
【コメント】
保険業は各国各国の保険業法に基づき運営がなされていますから、保険業はまさにグローバル化が全く不可能な業種です。
外国支店や外国法人を設けることはできますが、結局現地での経営は現地保険業法に基づくことになります。
国内と同じ保険商品は絶対に海外では販売できず、海外の保険会社を子会社化することはできるでしょうが、業績はまさにただの足し算で終わります。
保険業ほどグローバル化が法律的にできない業種もないでしょうが、
それは保険という性質を考えれば保険加入者の保護のため致し方ないことです。
そういうわけで、生命保険会社が外貨建ての社債を発行することほど用途がなく意味もないことはないでしょう。
2012年10月5日(金)日本経済新聞
アサヒグループHD 海外強化 自社販路でカルピス 国内飲料事業 5000億円にメド
(記事)
2012年8月29日(水)日本経済新聞
旭硝子、欧州の損益ゼロ 今期営業 建築用ガラス落ち込む リストラ効果、来期から
(記事)
【コメント】
アルコール・ノンアルコール問わず、飲食類全般について言えることでしょうが、
食べ物はその国の国民の好みなどが関係してくるでしょうから、自社製品のグローバル化は難しいのかもしれません。
飲食関係業界はその国の国内企業が強い傾向にあると思います。
コカ・コーラとマクドナルドのみが例外中の例外といったところでしょうか。
素材分野もグローバル化は難しいと思います。
その国でしか作れない素材、というのはほとんどないでしょうから。
鉄しかり、ゴムしかり、ガラスしかり。
素材関係業界はその国の国内企業が強い傾向にあると思います。
これは素材というよりエネルギーという側面が強いというべきかもしれませんが、原油そのものはまさに例外中の例外ですが。
2012年10月4日(木)日本経済新聞 公告
公開買付開始公告についてのお知らせ
株式会社ゼンショーホールディングス
(記事)
2012年10月5日(金)日本経済新聞
ゼンショHD、スーパー買収に反応薄 相乗効果、まだ力不足
(記事)
2012年10月3日
株式会社ゼンショーホールディングス
株式会社マルヤ株券に対する公開買付けの開始に関するお知らせ
ttp://www.zensho.co.jp/docs/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%A4%E6%A0
%AA%E5%88%B8%E3%81%AB%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B%E5%85%AC%E9%96%8B%E8%B2%B7%E4%BB%98%E3%81%91.pdf
2012年10月4日
株式会社ゼンショーホールディングス
公開買付届出書
(EDINETと同じPDFファイル)
日本経済新聞の記事では、ゼンショーが全株を取得すること目指すと伝えていますが、ゼンショーはこれを否定しています↓。
2012年10月4日
株式会社ゼンショーホールディングス
本日の一部報道について
ttp://www.zensho.co.jp/jp/news/ir/pdf/
%E6%9C%AC%E6%97%A5%E3%81%AE%E4%B8%80%E9%83%A8%E5%A0%B1%E9%81%93%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6.pdf
2012年10月3日
株式会社マルヤ
株式会社ゼンショーホールディングスによる当社株券に対する公開買付けに関する賛同意見表明のお知らせ
ttp://www.maruya-group.co.jp/pdf/company/121003.pdf
株式会社ゼンショーホールディングスによる株式会社マルヤの買収は財務面についてはあまり突っ込むところはないと思いますが、
根本的な戦略面に大きな問題を抱えていると思います。
外食産業がスーパー事業を買収してどうするのでしょうか。
何のシナジーもないと思いますが。
単純な事業規模も違いすぎて、牛肉などの仕入れを共通化することも不可能でしょう。
外食産業がスーパー事業を買収しても必ず失敗します↓。
それは歴史が教えているところでしょう。
愚者は経験に学び賢者は歴史に学ぶといいます。
他社の良いところは学び、悪いところは反面教師とする、これもまた経営です。
高級スーパー「成城石井」も売却へ 焼肉の「牛角」小売業から完全撤退
焼肉チェーン店の「牛角」を展開するレックス・ホールディングス(HD)が、傘下の高級スーパー「成城石井」を
売却する方針であることがわかった。買収には、三菱商事と三菱UFJフィナンシャル・グループが出資する「丸の内キャピタル」や、
米投資ファンドの「ベインキャピタル」などの名前があがっていて、3〜4社が争っているようだ。
レックスHDは買収先を絞り込んだうえで最終入札を実施し、早ければ2011年1月中にも売却先を決める見通し。
経営不振が伝えられている同社だが、「成城石井」の売却で一層の財務改善を図る。
飲食店チェーン、海外に急展開
レックスHDが「成城石井」の経営権を取得したのは、2004年10月。成城石井の発行済み株式の67%を創業家から65億円で買収した。
成城石井は、輸入品をはじめ高品質な食材、食品をそろえる高級スーパーとして首都圏や関西の大都市部などに77か店を展開している。
2009年度の売上高は約433億円だった。
一方、親会社であるレックスHDは傘下に、焼肉の「牛角」や、居酒屋の「土間土間」や「かまどか」、
レストランの「レッドロブスター」などを運営する「レインズインターナショナル」と、
業務用食材の卸売り(共同仕入れ)と物流の「コスト・イズ」、
小売業・飲食店のフランチャイズ・チェーンの店舗運営や経営指導を担う「ビーシーサーブ」、それに「成城石井」の4社を抱えている。
「牛角」や「土間土間」などのチェーン店は、国内1227か店(10年6月末時点)。
海外は米国のロサンゼルスやハワイ、ニューヨークに台湾、シンガポール、インドネシアにも及ぶ。
「途中の段階でコメントできない」
レックスHDは、成城石井を買収する2か月前の2004年8月に、当時コンビニ業界第7位の「am/pm」を展開していた
エーエム・ピーエム・ジャパンを買収していた。
1996年に「牛角」をオープン。その後もチェーン店の拡大や、2000年には株式を店頭売買銘柄に登録。
レストランのレッドロブスター・ジャパン、さらには「am/pm」に成城石井と、多角化に向けた買収で事業を拡大してきた。
しかし、「am/pm」は不採算に陥り、飲食店チェーンも景気悪化に伴う「外食離れ」で売上げが伸びずに苦戦するなど、
財務状況が思わしくなくなった。09年12月には、有利子負債を圧縮するため、「am/pm」をファミリーマートに売却。
今回の成城石井の売却で、小売業から完全撤退することになる。今後は、飲食チェーンの経営に特化する。
レックスHDは、07年4月のMBO(経営者による自社株式の買収)によって上場を廃止。それ以降、財務状況については開示していない。
同社は「グループの企業価値の向上については常に考えています。
それによる買収や売却の可能性はありますが、途中の段階でコメントすることはありません」と話している。
(J-CAST 2010/12/10
20:17)
ttp://www.j-cast.com/2010/12/10083208.html
そして最後は、成城石井を傘下に収めていたレックスHD自身が他の大手外食大手に買収されました↓。
レックスHDを来月子会社化=137億円で−外食大手コロワイド
居酒屋「甘太郎」などを手掛ける外食大手コロワイドは7日、焼き肉店「牛角」を展開するレックス・ホールディングス(東京)を
10月1日付で子会社化すると発表した。株式の66.6%を137億円でレックスから取得する。
多店舗化を加速し、競争力の高い外食業態に経営資源を集中することで一層の収益力引き上げを狙う。
コロワイドは「甘太郎」のほか回転ずし、ステーキ店など925店を展開。
異なる業態の複数の店舗を近隣に配置し、物流コストの削減などを進めている。
レックスHDは2004年にコンビニエンスストア「エーエム・ピーエム・ジャパン」や高級スーパー「成城石井」を買収。
多角化を進めたものの、09〜11年にいずれも手放した。東日本大震災後は消費者の外食離れもあり、業績が悪化。
11年12月期は連結経常損益が29億3500万円の赤字で、141億円の債務超過に陥った。
(時事通信 2012/09/07-20:33)
ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=201209/2012090701051