2012年9月23日(日)



G7、来月11日開催へ=G20は見送り−都内で

 国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会の東京開催に合わせ、先進7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議が10月11日に
都内で開催される見通しになった。関係筋が21日明らかにした。先進国に加え中国など新興国でも景気減速懸念が強まっている。
G7各国はこうした世界経済の情勢変化に協調して対応する姿勢を確認する見通し。
 過去のIMF・世銀総会では、先進国と新興国で構成する20カ国・地域(G20)財務相・中銀総裁会議も同時期に開かれることが多かった。
しかし、同会議は11月初旬にメキシコで開催される予定が決まっており、東京開催は見送られる方向だ。
 東京での総会開催は48年ぶり。G7を含む一連の会議では、欧州債務危機への対応や国際金融システム安定などが主要議題となる。
(時事通信 2012/09/21-19:13)
ttp://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012092100877

 

 

 

G7、東京で10月11日開催 市場安定協議

 日米欧の先進7カ国(G7)が、財務相・中央銀行総裁会議を10月11日に東京都内で開く方向で
最終調整していることが21日分かった。欧州債務問題の状況や米国景気の先行き、新興国経済の減速などを協議。
金融市場の混乱を避けるため、各国が協調していく姿勢を確認するのが狙い。
 10月中旬は、国際通貨基金(IMF)と世界銀行の総会が48年ぶりに東京で開かれ、
G7の議長国であるガイトナー米財務長官をはじめ、各国の財務相や中央銀行総裁らが来日している。
(共同通信 2012/09/21 18:33)
ttp://www.47news.jp/CN/201209/CN2012092101001631.html

 

 


【コメント】
来月10月11日に「財務相・中央銀行総裁会議」を日本で開催するそうです。
世界経済の情勢変化に関して各国が協調していく姿勢を確認するのが狙い、とのことですが、
何のことはありません、「各中央銀行で今後とも国債を買っていきます」と共同声明を発表して終わりです。
「市場の安定化」が「中央銀行による国債引き受け」とは滑稽千万です。
”生徒会”がどんな声明を出すかまで見え透いている”修学旅行”などするなと言いたいくらいです。

 

ちなみに、「財務相・中央銀行総裁会議」を日本で開催するのはなんと48年ぶりだそうです。
48年前というと、1964年、つまり、東京オリンピックが開催された年と言うことになります。
まだ日本が、そしてひょっとしたらアメリカも、輝いていた頃かもしれませんね。
48年前に、今回のようにG7のある国が「それぞれの国で中央銀行が国債を引き受けるようにしましょう」と提案したとしたらどうでしょうか。
「そんな暴挙が許されるわけがない。あなたの国ではハイパーインフレを引き起こす気か。世界中に余波が及ぶ。そんなことは絶対に認められない。」
と批難され世界中から袋叩きにあったことでしょう。

アメリカ合衆国(USA)はきっと、「United Shames of America」(アメリカは恥や不名誉の集合体で残念な国家だ)
という表現がぴったりなのでしょう。
そしてそれはアメリカ国民にとっては、自分達の国が「United Sadness of America」(アメリカは悲しみの集合体)であるということでしょう。
私は、アメリカは早く国民にとって「United Satisfaction of America」(アメリカは国民満足の国)になって欲しいと思います。
"I must scold America for being savage". (私はアメリカを野蛮なところがあるために叱りつけねばならない)、と思っています。
私はアメリカに、"Do you swear an oath to socialize with all other countries?" (独善国家をやめ全ての他国と仲良くすると誓いますか?)
と尋ねます。
アメリカには是非、"I do." と答えて欲しいと思います。