2012年9月10日(月)



2012年9月10日  
楽天株式会社
楽天、兵庫県川西市に新たに物流拠点を開設
-西日本地域への配送能力を強化-
ttp://corp.rakuten.co.jp/newsrelease/2012/0910.html

 

 

 

 

2012年09月07日
株式会社パテント・リザルト
新興市場上場企業、【サービス】業界の特許総合力トップ3は楽天、トランスジェニック、フュートレック
 
 弊社はこのほど、東証マザーズ、ジャスダックに上場するサービス業界の企業を対象に、特許資産を質と量の両面から総合評価する
「新興市場 特許資産規模ランキング【サービス】」をまとめました。
 2012年3月末までに公開された日本の特許庁に登録されているすべての特許について、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」
を算出し、企業ごとに総合得点を集計しました。このランキングにより、件数比較では見られない、特許総合力の評価が可能になります。
 その結果、1位 楽天、2位 トランスジェニック、3位 フュートレックとなりました。
 1位の楽天は、近年急速に出願件数を伸ばしており、特許ポートフォリオを強化していることがうかがえます。電子書籍やアフィリエイト、
商品のリコメンドシステムなど、販売促進に関する技術のほか、ウェブサイトに対するユーザーからの関心度を測る技術など、
幅広い領域に出願が見られます。
 注目企業としては、前年のランク外からトップ10内に入ってきたUBIC、アスカネットなどが挙げられます。
UBICは、「訴訟の証拠資料作成のためのデジタル文書解析技術」などが、アスカネットは、「空中に立体像を形成する光学装置」などが
注目度の高い特許として挙げられます。
ttp://www.patentresult.co.jp/news/2012/09/EMservice.html

 


 


【コメント】
楽天ネタを二つ紹介します。


一つ目の物流拠点を開設するという記事ですが、どうなのでしょうか。
にわかには信じられませんが。
基本的には楽天はオンラインショッピングモールです。
「オンラインでの販売の場所を貸しているだけ」ですから、楽天自身が倉庫や配送網を持つ必要は全くないかと思います。
倉庫は出店している各店舗が持たねばなりませんし配送手続きも楽天経由で注文を受けた各店舗で行うわけですから
ロジスティクス面には楽天は全くタッチしないかと思います。
よく混同されがちなのですが、あのアマゾンとは完全に業態が異なります。
楽天はビジネスモデルがアマゾンとは根底から異なるのです。


2つ目の特許の記事は完全にネタです。
楽天は特許などほとんど持っていないでしょう。
この点はアマゾンはグーグルとよく似ていると思います。
考えてみますと、特許は保有してないというのがネット企業の一つの特徴とも言えるかもしれません。
というのは、特許というのもは根本的に「自然法則を利用した技術思想」であることがその要件なのです。
ネットビジネスを行う上では自然の法則というのは利用しづらいものかと思います。

 

 



今日の言葉

 


Sciences head and liberal arts heart


理系の頭脳と文系の心を

 

 

 

【コメント】
私は文系も理系もないと思っています。
学問や物事の理解に「文系も理系も関係ねえ」が私の持論です。
自然現象や世の事物が文系と理系に分かれているわけではないのです。
教育や研究の便宜上人間が勝手に分けているだけなのです。
大切なことはどちらかに偏った物の見方をするのではなく、バランスの取れた幅の広い視野で物事を見ることでしょう。

ただ、敢えて文系と理系を乱暴に分けるなら、理系は論理的、文系は情緒的、と言えるかもしれません。
学問の上でも仕事の上でも、その両方を兼ね備えた人間になりたいものですね。