2012年9月9日(日)



今日の名言



法律は日本語という言語で書かれている。
会計は簿記という言語で書かれている。

 

 


 


【コンメンタール】
法律は何だかんだ言って結局日本語で書かれていますから、
専門に学ばなくても条文を読めば何となく分かりますし、法と呼ばれるもののそもそもの目的を考えればそうでなくてはいけないと思います。
しかし会計は表面上日本語の部分(勘定科目名や会計基準等)がありますが、実態は簿記という言語で書かれています。
ですから会計を理解したければ簿記を学ぶ必要があるのです。
法律は日本語力があれば何となく理解できますが、会計はいくら日本語力が優れていても理解できません。
いくら日本語ができても英語を新たに学ばなければ英語ができるようにはならないのと全く同じです。
会計は日本語とは別の言語です。
法律は社会秩序を守るために最低限仕方なくあるだけなのですから、いくら法律を学んでも経営や経済や世の中のことは分かるようになりません。
経営や経済や世の中のことを分かるようになりたければ会計を学んでください。
そして会計を理解したければ簿記を学んでください。