2012年8月7日(火)
2012.08.06
株式会社マルハニチロホールディングス
自己株式の取得に係る事項の決定及び自己株式の消却に関するお知らせ
ttp://www.maruha-nichiro.co.jp/news/pdf/20120806_syutoku_syokyaku.pdf
2012.08.06
株式会社マルハニチロホールディングス
自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の買付けに関するお知らせ
ttp://www.maruha-nichiro.co.jp/news/pdf/20120806_tostnet3.pdf
2012.08.07
株式会社マルハニチロホールディングス
自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の取得結果に関するお知らせ
ttp://www.maruha-nichiro.co.jp/news/pdf/20120807_Result_ToSTNeT-3.pdf
2012年8月7日(火)日本経済新聞
ダイナム終値 公募価格下回る パチンコ運営、香港上場
はごろも今期 最終損益ゼロ 予想を下方修正
(記事)
【コメント】
ダイナムの株価はこちらで確認することができます(Financial Times
のサイトです)↓。
Dynam Japan Holdings Co.,
Ltd.
ttp://markets.ft.com/research/Markets/Tearsheets/Summary?s=6889%3AHKG
上場関連のプレスリリースその他はこちらです↓。
株式会社ダイナムジャパンホールディングス IR情報
ttp://www.dyjh.co.jp/ir.html
私自身はパチンコやパチスロや競馬、競輪等は一切しませんし、業界と利害関係はありませんし、私自身は「ギャンブラー」でも何でもないのですが、
直接的な換金は違法、三店方式なら違法ではない、というごまかしともいえる法解釈を行うくらいなら、
いっそのことカジノ(出玉やメダルやコインを現金と直接交換)を合法化するのも考え方だと思います。
パチンコが違法か違法でないかはともかく、現在パチンコ店の周辺のみが特に治安が悪い、という話は聞きませんので。
2012年8月6日
株式会社パテント・リザルト
特許資産規模ランキング2012、アップル、ホンハイが躍進
ttp://www.patentresult.co.jp/news/2012/08/us2012.html
【コメント】
ここで言っている「特許資産規模」とは特許件数という意味ではないようです。
>個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いた評価を行い、質と量の両面から総合的に評価しました。
とのことで、パテント・リザルト社が独自に集計・算出している「独自指標」のようです。
何が言いたいかと言えば、「自社が出願し保有している特許」には価額(金額・資産額・評価額)はない、ということです。
「自社が出願し保有している特許」は貸借対照表に載りません。研究開発費がいくらかかっていようが関係ありません。
貸借対照表の載っている「特許権」は他者から現金を支払って取得した特許のみです。
「自社が出願し保有している特許」を貸借対照表に載せようとすると、それこそまさに「自家創設無形固定資産」です。
その価額は任意に決めることができるとも言え、客観性がなく恣意的な価額になります。
パテント・リザルト社には申し訳ありませんが、その特許がどれくらい製品化や売上高や利益額に結び付くかは分からないわけですから、
特許に関して何らかの評価額を付けることは不可能だと思います(特許は基本的には収益に結び付く応用開発というより基礎研究の方でしょう)。
2012年8月6日
三菱レイヨン株式会社
株式会社ダイセル
たばこフィルター用アセテート・トウ製造事業の合弁会社設立に係る確定契約締結のお知らせ
ttp://www.mrc.co.jp/press/detail/20120806124724.html
ttp://www.daicel.com/news/2012/0806.html
天然繊維の風合いと、合成繊維の機能性を持つ「アセテート繊維」
ttp://www.mrc.co.jp/knowledge/acetate.html
【コメント】
三菱レイヨン株式会社、富山フィルタートウ株式会社、株式会社ダイセルの仕訳はそれぞれ以下の通りです。
想定事項
三菱レイヨン社の富山事業所の資産額=150,000千円
三菱レイヨン社の富山事業所の負債額=25,276千円
*数値はてきとうに決めました。
三菱レイヨン株式会社の仕訳
(富山フィルタートウ株式) 124,724千円 / (アセテート・トウ製造事業諸資産) 150,000千円
(アセテート・トウ製造事業諸負債) 25,276千円
富山フィルタートウ株式会社の仕訳
(アセテート・トウ製造事業諸資産) 150,000千円 / (アセテート・トウ製造事業諸負債) 25,276千円
(資本金) 50,000千円
(資本準備金) 74,724千円
(利益剰余金) 0円
株式会社ダイセルの仕訳
(仕訳なし)
三菱レイヨン株式会社の仕訳
(現金預金) 43,653.4千円 / (富山フィルタートウ株式) 43,653.4千円
富山フィルタートウ株式会社の仕訳
(仕訳なし)
株式会社ダイセルの仕訳
富山フィルタートウ株式) 43,653.4千円 / (現金預金) 43,653.4千円
ダイセルについては次のような記事がありました↓。
ダイセル化学、網干に09年末アセテート・トゥ新設備
ダイセル化学工業は、たばこフィルター用アセテート・トウを増強する。姫路製造所網干工場(兵庫県姫路市)内に、
09年末完成予定で新プラントを建設する。海外で需要が拡大しているスーパースリムタイプのたばこ向けを中心に
供給体制を整備するのが目的で、10年初からの稼働を予定している。これにより大竹工場(広島県大竹市)と合わせた
たばこフィルター用アセテート・トウの国内生産能力は約10%拡大することになり、海外向けを中心とした需要伸長に対応する。
[スペシャリティ 2008年12月17日(水)]
ttp://www.chemicaldaily.co.jp/news/200812/17/01601_2125.html
記事のダイセル化学工業とは、まさにこのたびの「株式会社ダイセル」のことです。
ダイセルの沿革を見ますと、合併等を経て、社名が、
大日本セルロイド株式会社→ダイセル株式会社→ダイセル化学工業株式会社→株式会社ダイセル
と変遷しています。
社名が現在の「株式会社ダイセル」となるのはこの会社の歴史の中で実は2回目となります(2011年10月に商号変更)。
アップル・コンピューターが「アップル」に社名変更したように、また、
東洋レーヨンが「東レ株式会社」に社名変更したように(1970(昭45)年1月)、
企業が多角化するにつれて社名から単一製品(事業・分野)名を消すことが多いかと思いますが、
ダイセルの場合は、一旦社名を”ダイセル株式会社”と変更したのに(1966年2月のことです)、
なぜか、1979年10月に社名をダイセル化学工業株式会社と変更しています。
わざわざ社名に”化学工業”を入れているのです。
この辺りの経緯はどういう思いが込められているのでしょうか。
「我が社はあくまで”化学工業”分野で勝負をしていくぞ」という意気込みの表れでしょうか。
また、
>1934年1月 写真フィルム事業を分離し、富士写真フイルム株式会社(現富士フイルム株式会社)を設立
とあります。
なんと現ダイセル株式会社はあの「富士フィルム」の元となっている会社なのです。
ダイセルなくしては富士フィルムもなかったことになります。
沿革
ttp://www.daicel.com/profile/history.html
このたびの件について検索していますと、物流ニュースやロジスティクス情報の「Elogit」というサイトがヒットしました。
「Elogit」は「エロ・ジット」と読みます。すみません嘘です。
ttp://www.e-logit.com/
嘘か本当か知りませんが、化学工業日報のニュースの中に次のような記事もありました↓。
住商ファーマ iPS細胞を輸入販売
住友商事の子会社である住商ファーマインターナショナル(東京都中央区)は、人工多能性幹細胞(iPS細胞)の販売を開始した。
総代理店となっている米生物資源バンクが京都大学からライセンスを受け培養、分譲を行う。住商ファーマは研究用として輸入し、
大学や民間研究機関に幅広く供給する。京都大学からライセンスを受け作成されたiPS細胞を民間企業として国内で販売するのは同社が初めて。
iPS細胞が容易に入手できることで、国内の再生医療分野の研究開発の促進につながる可能性がある。
(化学工業日報 2012年08月07日)
ttp://www.kagakukogyonippo.com/headline/2012/08/07-7709.html