2012年5月11日(金)



2012年5月11日(金)日本経済新聞
大正製薬社長に上原茂氏 HDは明氏続投
(記事) 

 

 

2012年5月11日
大正製薬ホールディングス株式会社
当社子会社である大正製薬株式会社の代表取締役及び取締役の異動に関するお知らせ
ttp://www.taisho-holdings.co.jp/release/2012/2012051102.pdf

 

 


2012年5月11日(金)日本経済新聞
東洋水産 社長に近藤氏
東邦チタニウム 社長に杉内氏 親会社JXHDから
(記事)





2012年5月11日
東邦チタニウム株式会社
代表取締役の異動に関するお知らせ
ttp://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=973189

 

 

 



2012年5月11日(金)日本経済新聞
モルガン・スタンレーCEO 「三菱UFJと連携強化」 富裕層や企業向け
(記事)



 

2012年5月11日(金)日本経済新聞
電機 明暗くっきり
日立 連続最高益 社会インフラ、収益源に
ソニー 赤字最大 テレビで3割減収 響く
選択と集中 スピードに差 安定性高い分野、カギ
(記事)



 

2012年5月11日(金)日本経済新聞
都民銀頭取に柿崎氏
(記事)




 

2012年5月11日
株式会社東京都民銀行
代表取締役の異動に関するお知らせ
ttp://www.c-direct.ne.jp/public/japanese/uj/pdf/10108339/20120511204094.pdf

 

 

 



2012年5月11日(金)日本経済新聞 人こと
楽天 三木谷社長
中国市場、必ず再挑戦
(記事)



 


2012年5月11日(金)日本経済新聞
ソニーの取締役 内部起用4人に 現在の2人から増員
(記事)

 




2012年5月10日(木)日本経済新聞
伊藤忠・パナソニック 携帯販売を統合 国内3位に
(記事)

 



2012年5月10日(木)日本経済新聞
ニフティと革新機構 コンテンツ、アジアへ発信 中小向け支援会社 翻訳や販路開拓
(記事)

 

 

 



2012年5月9日(水)日本経済新聞
日本郵政 社長に聞く 中小企業融資へ意欲 信金などと提携 がん保険見送り
「民業圧迫」どう判断 民営化委 西室氏ら5人を新任
郵政改革相を民営化相に改称
(記事)




 


2012年5月10日(木)日本経済新聞
日本郵政の新規事業 「要請あれば審査」 西室・民営化委員長が就任
(記事)

 

 

 



2012年5月10日(木)日本経済新聞
コニカミノルタ 「キンコーズ」の国内事業買収
企業向け「オフィスコンビニ」 印刷受託 拡大狙う
(記事)



 


2012年5月10日(木)日本経済新聞
ソフトバンク、米ペイパルとスマホ新会社 決済 ネットと実店舗で 業界標準狙う 規格競争が激化
米ペイパル社長に聞く 中小規模の店舗 開拓余地大きく
(記事)



2012年5月9日(水)日本経済新聞
投資家バフェットの流儀 事業見極め集中投資 47年の運用益、年平均20%
(記事)



 

2012年5月9日(水)日本経済新聞
総合商社、資源高追い風 前期、三菱商除き4社最高益 伊藤忠、住商抜き3位 純利益3000億円
(記事)

 

 

 


2012年5月8日(火)日本経済新聞
米マイクロン エルピーダ買収 上
宿命の対決、米に軍配 技術融合、サムスン追撃
(記事)

 




2012年5月9日(水)日本経済新聞
米マイクロン エルピーダ買収 下
非メモリー勢との協業カギ 次世代型、再編の呼び水
(記事)

 

 

 


2012年5月11日(金)日本経済新聞
国の借金 959兆円 11年度末、過去最大に
(記事)




 

2012年5月9日(水)日本経済新聞
日銀保有の長期国債残高 銀行券超え今年末にも 資産買い入れ基金の活用で
固定金利オペ、減額でも札割れ 日銀
(記事)

 



 

【コメント】
銀行券ルールというルールは初めて聞きました。
そのようなルールが本当にあるのかどうか知りませんが、国債保有残高が銀行券残高内であればよい、
というのは根拠がない話です。

私は銀行券ルールなどというルールは知りません。
ただ、中央銀行は一円足りとも国債を保有してはいけない、というルールなら知っています。

 

日銀は保有している国債を今すぐ全て売却しなさい。
これは国民からの指示です。

 

 

 


2012年5月9日(水)日本経済新聞
IHI、純利益20%減 前期238億円 資源エネ部門が悪化
(記事)



 

2012年5月9日(水)日本経済新聞
IHI、明星電気と提携 株式過半数取得へ TOB実施
(記事)



 

2012年5月9日(水)日本経済新聞 公告
公開買付開始公告についてのお知らせ
株式会社IHI
(記事)

 



 

【コメント】
明星のサイトを拝見しましたが、IHIとは何の共通点もないと思います。
IHIは明星と一緒になることを8年間、いや8分くらいしか検討していないと思います。
これで一つ屋根の下で暮らしていけるのでしょうか。

 

 

 


2012年5月11日(金)日本経済新聞
ビック、コジマを買収 家電量販2位に テレビ不振、再編拡大も
(記事)



 

2012年5月11日(金)日本経済新聞
ビック、買収で成長維持へ 郊外基盤のコジマ活用、戦略多様化 都心展開と両輪に
ヤマダ、住設大手買収 家電・住宅一括提供 売り上げ拡大狙う
(記事)

 




2012年5月11日
株式会社ビックカメラ
株式会社コジマとの資本業務提携及びそれに伴う第三者割当増資の引受けによる子会社の異動に関するお知らせ
ttp://www.biccamera.co.jp/ir/news/pdf2012/20120511_2news.pdf

 



2012年5月11日
株式会社コジマ
資本業務提携、第三者割当による新株式発行並びに主要株主である筆頭株主及び親会社の異動に関するお知らせ
ttp://www.kojima.net/corporation/ir/pdf/irnews20120511_3.pdf

 

 

 


【コメント】
コジマ(JP:7513)の株価

420 +58(+16.02%)
始値: 426 高値: 442 安値: 405
前日終値: 362 出来高: 5,801,700
(ここ3年間の値動き)



今日の日経の報道を見て、「第三者割当増資と書かれているがこれは株式公開買付も実施か、買付価格は400円を超えるのは確実か」
という思いもあったのかもしれませんが、ビックカメラからの正式発表は第三者割当増資のみでした。
はしごを外されたというと少し違うかもしれませんが、戦略面から考えても財務面から考えても肩透かしを食らった感があります。

プレスリリースには、調達する資金の具体的な使途やその合理性、払込金額の合理性、発行数量及び株式希薄化の規模の合理性、
などが書かれていますが、いずれも合理性があるとはあまり思えません。
これは単純に株式公開買付を行うケースではないだろうか、という気がします。

コジマとしては、非常な低価格かつ大規模希薄化を生じさせるこの第三者割当増資を取締役会で決議したそうです。
そして株式発行日は6月26日とのことです。
時期的にコジマの株主総会の直後になると思います。
ここまでビックカメラに有利な第三者割当増資を行うのなら、取締役会決議だけでなく、株主総会決議も経るべきではないでしょうか。

 

 


それと、もっと根本的な話をすると、コジマはビックカメラの子会社になった後、
店舗閉鎖・新規出店・店舗改装を迅速に行っていく計画のようですが、
現時点でコジマの財務体質は決して悪くありませんし、手許現金も少なすぎることはありません。

また、プレスリリースに書いてあるように、店舗閉鎖に121億円以上もかかるというのは理解できません。
それに、ビックカメラグループに入るのなら今後はコジマのブランドでは店舗は出店しないのではないでしょうか。
今後のビックカメラ・コジマグループの戦略を考えれば、コジマ自身が多くの現金を必要とするとはあまり思えません。


ビックカメラの今後の戦略やコジマの現在の財務体質を考えると、第三者割当増資は必要ないように思います。

 


株式会社コジマ
平成24年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
ttp://www.kojima.net/corporation/ir/pdf/settlement201205_4.pdf

 

 

 



2012年5月9日(水)日本経済新聞
アサヒ、カルピス買収発表 食品ブランド 選択と集中 「定番」獲得へ1000億円
黒字でも売却 相乗効果を重視
(記事)


 

 

2012年5月10日(木)日本経済新聞 アングル
味の素株、カルピス売却好感し急伸 資本効率向上への動き評価
(記事)

 

 

 


【コメント】
味の素にとっても良い売却、アサヒグループにとっても良い買収だと思います。
両者とってまさに win-win の関係になる株式の売買です。
事業の選択と集中やシナジーの追及といった観点から経営戦略論の教科書に載せたいくらい理想的な事例だと思います。

株式の売買の金額などではなく、戦略面から考えた場合、今年一番のディールだと思います(売買価格も適正だと思います)。

 

 

 



2012年5月9日(水)日本経済新聞
■旭化成メディカル 米医療危機に4%出資
(記事)


 

 

2012年5月9日
旭化成メディカル株式会社
NxStage Medical社への出資について 〜戦略的提携のさらなる強化〜
ttp://www.asahi-kasei.co.jp/medical/news/2012/news0509.html

 


>当社がネクステージ社に出資することに合意し、同時に、当社からネクステージ社への長期貸付金元利全額を
>ネクステージ社の株式に転換し、当社が取得しましたのでお知らせします。
>
>1.ネクステージ社への出資
>当社は、2009年5月よりネクステージ社に4,000万ドル(4年満期)を貸付けていましたが、
>このたび、この元利全額をネクステージ社の株式に転換しました。
>株式への転換による出資の概要は以下の通りです。
>(1)引受株式 普通株の新規発行
>(2)引受価格 約4,500万ドル(ネクステージ社発行済株式数の約4%)
>(3)転換日付 2012年5月4日(米国東部時間)

 




 


【コメント】
旭化成メディカルの仕訳

(ネクステージメディカル株式) 4,500万ドル / (長期貸付金) 4,000万ドル
                                   (デット・エクイティ・スワップ益) 500万ドル

 

ネクステージメディカルの仕訳

(長期借入金) 4,000万ドル           / (資本金) 4,500万ドル
(デット・エクイティ・スワップ損失) 500万ドル

 

 

いわゆるデット・エクイティ・スワップです。
デット・エクイティ・スワップに際し、貸付金(借入金)の価額と発行する株式の価額(時価)の違いから、
旭化成メディカル側には利益が、ネクステージメディカル側には損失が計上されますが、この損益に決まった勘定科目はないようです。
ただ、これらは、株式取得益、株式取得差損、債務償還損、債務償還益、といった考え方はしないのだと思います。
取得差損益、償還損益、といった考え方とは異なるようです。


基本的な考え方は、デット・エクイティ・スワップは「現物出資」(この場合は旭化成メディカル保有の長期貸付金)です。
金銭出資(第三者割当増資の引受)と債権の回収が一体と考えられる場合も現物出資による場合と同じ会計処理をします。
そこで現物出資の会計処理についてガイドブックを読んでいるのですが、会社法と税法が複雑に絡み合っていて
どのような考え方が正しいのかまだなかなか理解できないでいます。
この場合は、デット・エクイティ・スワップ益は受取利息(相当分)、デット・エクイティ・スワップ損失は支払利息(相当分)、
ということでいいのだろうか、と現在考えているところです。
現金収入のない「受取利息」、現金支出のない「支払利息」、ということになりますが。

自信がなく間違っているかもしれませんが、今日はこれで終わります。