2012年5月2日(水)



2012年5月2日(水)日本経済新聞
三井住友銀 本店部長に外国人 メガバンク初、インド出身
(記事) 

 

 

 

2012年5月2日(水)日本経済新聞
JT次期社長 「国内4%成長へ値上げも」 品質向上に数百億円投資
(記事)



 

 

2012年5月2日(水)日本経済新聞
けいざいじん
綜合警備保障社長 青山 幸恭氏(59)
異色官僚、市場「愚直」に開拓
(記事)

 

 

 



2012年5月2日(水)日本経済新聞 会社研究
三菱鉛筆 創業125年、進化に挑む
(記事)



 


商標とブランド
ttp://www.mpuni.co.jp/company/ci.html

 

 

三菱鉛筆株式会社
平成23年12月期 有価証券報告書(第137期)
ttp://www.mpuni.co.jp/ir/pdf/yuho201112.pdf

 

 

 



【コメント】
三菱鉛筆の財務諸表を見てみましたが、ケチをつける部分が見つかりませんでした。
文句なしの優良企業です。

今の世の中、ここまでIT化が進んでいますし、児童・生徒・学生が全く勉強しなくなっていますが、業績は安定推移しています。
売上高の面から見ると、筆記用具類の需要は常に一定数あるということでしょうか。
費用の面から見ると、まず筆記用具類の製造原価は低いといえます(売上高総利益率は常に個別では36%以上です(連結では45%以上。)。)。
使用している原材料の種類も極わずかですし、そもそも高価な原材料は使いませんし、
筆記用具類は完全に同一のものを機械で一度に大量生産できます。
また、筆記用具類は新商品開発面でも生産技術面でも技術革新の余地があまりありません。
したがって、研究開発費が少なくてすみます。
売上高は堅調な需要に支えられ安定推移、売上原価は常に低い、研究開発費もあまりかからない、
といったことが高収益の理由なのでしょう。

 

ちなみに、社名に「三菱」と付いていますが、いわゆるあの三菱グループとは資本関係は全くありません。
筆頭株主は横浜銀行(4.86%)、第二位が三菱鉛筆取引先持株会(4.51%)、以下、大手金融機関が大株主になっていますが、
上位10位以内に三菱グループの企業は一社もありません。

ネット検索してみますと、逓信省、海運業、岩崎弥太郎といったつながりで三菱を冠することになったようです。

 

沿革
ttp://www.mpuni.co.jp/company/history_01.html


>1903年(明治36年)    逓信省納入の3種の鉛筆を記念して、「三菱」ブランド登録(登録番号18865)。

>1952年(昭和27年)    「眞崎大和鉛筆(株)」の社名を「三菱鉛筆(株)」と改め、社名と商品名との統一を図る。