2012年3月25日(日)
Googleが築いた帝国は今、Facebookの直接攻撃にさらされている。ソーシャルメディアの台頭によって、
Googleの大きな強みである検索と「AdWords」、そして、「AdSense」は以前ほど強力ではなくなった。
このことは、Googleにとって極めて大きな脅威となっている。Facebookは現在、ウェブで最も人気のある目的地であり、
ウェブを支えるプラットフォームへと急速に変わりつつある。さらに、Googleの中核的な広告事業さえも脅かしている。
FacebookがAdSenseのソーシャル版とも言うべきサービスを提供し始めることがあれば、広告主はすぐに飛びつき、
Googleのドル箱事業は深刻な打撃を受けるだろう。
ただし、Googleは黙ってFacebookの攻撃を受けているわけではない。だからこそ同社は2011年、
共同創設者のLarry
Page氏が最高経営責任者(CEO)に就任して、不要なものの排除に乗り出した。
それ以来、Googleは「Aardvark」や「Google
Health」、そして筆者が個人的に気に入っていた「Picnik」など、
数多くの製品の提供を終了した。
さらに重要なことに、Googleはソーシャル分野において、「Google+」という独自の対抗手段を開発した。
同社はこの新兵器に社運を賭けており、Google+により同社の全製品における関連性と有用性がソーシャルな時代に高まることを期待している。
その結果として、「+1」ボタンや「Google+
Hangouts」「Search, plus Your
World」(検索結果をソーシャル化するGoogleの試み)などが生まれた。
当初、Google+は大成功を収めるかに見えた。同社はわずか7カ月で9000万人のユーザーを獲得し、同ソーシャルサイトに対する
メディアの反応もおおむね好意的なものだった。しかし、ここ数カ月、メディアはGoogleのソーシャル戦略に反発するようになり、
同社全体に対してより厳しい批判を展開し始めた。
Marketing
Landや米CNETに記事を寄稿するDanny
Sullivan氏は最近の記事で、
「問題なのは、途中から単なる大企業の1つになってしまったことを、Googleが理解できなかったことだと思う」と述べた。
「大企業になったとはいえ、過ちは犯す。それは、ほかのあらゆる大企業と同じだ。しかし、大半の大企業とは異なるのは、
何年も前に生み出した『Don't
Be Evil(邪悪になるな)』という全体のスローガンのせいで、崩落の度合いが増してしまったことだ」(Sullivan氏)
ただし、同社にとって最大の悩みの種はメディアではない。先週、Googleの元エンジニアであるJames
Whittaker氏は、
かつての雇い主を激しく非難する容赦のないブログ記事を投稿した。
「私が情熱を注いでいたGoogleは、従業員による革新を推し進めるテクノロジ企業だった。私が去ったGoogleは、
会社が命じた1つのことにのみ関心を向ける広告企業だった」(Whittaker氏)
Whittaker氏はさらに、ソーシャル分野でFacebookと争うためのGoogleの取り組みも攻撃した。同氏のブログ投稿によると、
Googleは、共有が壊れており、その修復は同社にかかっていると主張していたという。Whittaker氏は、
「結果的に、共有は壊れていなかった。共有は正常で、Googleがそこに含まれていなかっただけのことだ」と述べた。
Whittaker氏の現在の勤め先がMicrosoftであることは、心にとどめておく必要があるだろう。これは、筆者が何度かの検索で見つけた
Google+の投稿から得た情報だ。それはまるで、筆者がスキャンダル情報を掘り起こそうとしているのをGoogleが知っているかのようだった。
筆者がGoogleに対して称賛と失望を同時に感じている理由はここにある。Googleには、Google+を開発して
ソーシャル分野に乗り出す以外の選択肢はなかった。ソーシャルの覇権争いをFacebookに譲って、徐々に世間から忘れ去られていく
わけにはいかなかった。たとえ勝てる見込みがないとしても、反撃するしかなかった。Googleの闘争心は称賛に値する。
しかし、Google+によってGoogleの体験が向上したとはとても言えない。確かに「Gmail」や「Google
Maps」からの共有機能は便利だが、
単純に、筆者の友人はGoogle+を使っていない。彼らが利用しているのはFacebookだ。そして、Search
plus Your
Worldについては
まったく評価できない。同機能によって、検索結果の関連性と有用性が低下したからだ。全体的なユーザー体験はひどいものである。
リーダーを替えて経営陣を再編すると、従業員は動揺し、退職者が続出する。多くの場合、それは企業を一新するため、
または、Googleのケースでは停滞を防ぐために必要な犠牲だ。そして、筆者が話を聞いたGoogleの従業員は概して、
Page氏がCEOに復帰したことを喜んでいる。同氏の復帰によって、ソーシャルネットワーキング現象に対する
Googleの行動を遅れさせていた不要なぜい肉がそぎ落とされた。
とはいえ、Gmailや「Google
Chrome」「Google News」「Google Translate」「Google
Docs」を作り出してきたGoogleの魔法は、
Google+という空洞の中に消えてしまったように感じられる。GoogleがFacebookの成功を追いかけることに躍起になっているのは残念だ。
ウェブの使い方を実際に変えてしまうより大胆なイノベーションを開発、提供することにリソースを費やす方が有意義だろうに。
Googleを世界で最も偉大な企業の1つにしたのは、その魔法である。それがなければ、Googleは弱体化していく帝国を守ろうとする退屈な企業に過ぎない。
見切りつけるついでに、グーグルの語源を教えてあげましょう。
私はグーグルのことを昔から知っていますので。
グーグル(Google)の社名は実は「デマ」が語源です。
嘘や作り話のあの「デマ」ですね。
あの「デマ」という単語はドイツ語の「デマゴギー(Demagogie)」からきています。
「デマゴキー(Demagogie)」から「Dema
+ Gogie」→「Dema + Google」→「Google+
Dema」と命名したのです。
グーグルでは嘘や作り話をネット上に拡散することを経営目的としているのです。
というのは冗談ですが。
もちろんこういうのを「デマ」とか「口から出任せ」といいます。
>Facebookは現在、ウェブで最も人気のある目的地ウェブを支えるプラットフォームへと急速に変わりつつある。
>さらに、Googleの中核的な広告事業さえも脅かしている。
こういうのもデマといいます。
フェイスブックの広告収入の金額はもはや、いや始めから口に出して言えない額です。
理由は簡単です。
”交換日記”にお金を出そうという人はこの世に誰もいないからです。
デマだぜ たちのわるい
フェイスブックを大勢の人が利用し広告収入があるなどという話は
そんなの信じてるの
また本屋とテレビで確かめてるの
フェイスブックがビジネスとして破綻しているのは誰の目にも明らか。
分かりませんか?
分からない場合は経営管理学と会計を勉強するしかありません。
本屋とテレビでは確かめられません。
本屋とテレビでは、フェイスブックは爆発的人気で売上高も利益も急上昇中、上場すれば株価の高騰間違いなし
などとデマしか流されていません。
こんなデマでも信じる人がいるんだなあ、とあきれ返っているところです。
フェイスブック(FB)は「Fiction
Block(嘘の塊)」であり「False
Bomb(嘘爆弾)」です。
また、「bomb」には「大失敗」とか「(興行の)不入り」、という意味もあります。
その意味では、フェイスブック(FB)は「Foreseeable
Bomb(失敗するのが予見できる)」と言えるでしょう。
>Googleを世界で最も偉大な企業の1つにしたのは、その魔法である。
とありますが、真面目にコメントすると、Googleを世界で最も偉大な企業の1つにしたのは、魔法ではなく、
まさにその検索プログラム・言語解析アルゴリズムです。
最近は他の検索エンジンでもそれほど差はなくなってきたのかな、という印象ではありますが、
1〜2年前まではやはりグーグルの検索結果が一番検索者が欲しいと思っている結果を返していたと思います。