2012年2月20日(月)



JFEエンジニアリング/JFEテクノスに機械式立体駐車場を事業承継

JFEエンジニアリングは2月20日、機械式立体駐車場事業をJFEテクノスに承継すると発表した。
JFEエンジニアリングは、これまで全国に約3万パレット(施設数 約300か所)のタワー式立体駐車装置を納入している。
同装置は「くし歯方式」のリフト機構を有し、一般的な機械式立体駐車場に比べて約1/2のハイスピードで入出庫が可能。
グループ会社のJFEテクノスは、これらの装置の保守点検・補修等のメンテナンス事業を行っており、
24時間体制でのサポートときめ細かなメンテナンスで顧客の信頼を得ている。
(LNEWS 2012年02月20日)
ttp://lnews.jp/2012/02/e022001.html

 

 

 


2012年02月20日
JFEエンジニアリング株式会社
JFEテクノス株式会社
機械式立体駐車場事業の事業再編について
ttp://www.jfe-eng.co.jp/release/news12/news_e11038.html


 JFEエンジニアリング株式会社(社長:岸本純幸、本社:東京都千代田区)は本年4月1日をもって、
機械式立体駐車場事業をJFEテクノス株式会社(社長:沼井雅行、本社:横浜市鶴見区)に承継することにいたしました。
 JFEエンジニアリングは、これまで全国に約3万パレット(施設数 約300ケ所)のタワー式立体駐車装置を納入しています。
同装置は「くし歯方式」のリフト機構を有しており、一般的な機械式立体駐車場に比べて
約1/2のハイスピードで入出庫が可能となっています。
 また、グループ会社のJFEテクノスは、これらの装置の保守点検・補修等のメンテナンス事業を行っており、
24時間体制でのサポートときめ細かなメンテナンスでお客様の信頼を得ています。
 昨今、立体駐車場の新設は減少傾向にあります。しかし、都市部においては必需品であり、
リニューアルや機能向上などのニーズに対し、それぞれの課題に即したエンジニアリング力が求められています。
 今回、設置先での稼動状況や利用者ニーズを熟知しているメンテナンス事業と新設事業を一体化することで、
JFEテクノスは、技術提案力を高めるとともに、効率的な事業運営を進めてまいります。
 JFEエンジニアリンググループは、機械式立体駐車場事業において、両社の技術・ノウハウ等の融合による相乗効果を早期に発揮し、
お客様のニーズに総合的なソリューションを提供してまいります。
以上

 

 

2012年2月16日
JFEエンジニアリング株式会社
吸収分割公告
ttp://www.jfe-eng.co.jp/koukoku/120216.pdf

 

 

 


2012年4月1日の仕訳

 

JFEエンジニアリング株式会社の仕訳


(機械式立体駐車場事業諸負債) xxx / (機械式立体駐車場事業諸資産) xxx
(JFEテクノス株式) xxx

 

JFEテクノス株式会社の仕訳


(機械式立体駐車場事業諸資産) xxx  / (機械式立体駐車場事業諸負債) xxx
                           (資本金) xxx

 

 

このたびの会社分割は新設分割ではなく「吸収分割」です。
JFEテクノス株式会社はJFEエンジニアリング株式会社の子会社だと思います。
ですから、この吸収分割は企業グループ内での吸収分割(親会社が子会社に事業を移転する吸収分割)です。
この吸収分割は内部取引ですから、JFEエンジニアリング株式会社の連結財務諸表には1円の変化もありません。
また、会社分割に伴い、JFEテクノス株式会社が発行する株式は、
JFEエンジニアリング株式会社の株主ではなく、分割会社であるJFEエンジニアリング株式会社自身に割り当てられます。
ですから、この会社分割は分割型分割(人的分割)ではなく「分社型分割(物的分割)」です。
まとめますと、このたびの会社分割は、親会社から子会社への吸収分割であり、分社型分割(物的分割)です。