2011年12月29日(木)



2011年12月28日
株式会社ティーケーピー
TKP、ホテル再生事業を本格化 〜TKPガーデンシティ博多アネックス1月10日オープン〜
ttp://www.kashikaigishitsu.net/pdf/news/press_111228.pdf


株式会社ティーケーピー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:河野貴輝、以下TKP)は、
宴会場を始めとした、ホテル事業の再生事業を強化いたします。
この度ホテルサンライン福岡博多駅前店(福岡県福岡市博多区)の2F宴会場をTKPガーデンシティ博多アネックスとして
1月10日オープンいたします。
TKPは日本全国で706室46,774席の貸会議室を企画運営しております。会議セミナーでのご利用を始め、試験会場や研修会場として、
延べ70,000社以上の法人企業様にご利用いただき高く評価いただいております。
ポータルサイトである「TKP貸会議室ネット」では全国の会議室情報を掲載しているほか、付随するサービスをご案内しております。
TKPでは宴会場バンケットルームの運営ブランド「TKPガーデンシティ」、ホテルクオリティの会議研修施設として
「TKPカンファレンスセンター」、リーズナブルな会議室集合施設である「TKPビジネスセンター」、
地域最安値の会議室「TKPスター貸会議室」の4ブランドで、企業の様々なニーズにこたえるべく商品展開をしております。
TKPはホテル再生ビジネスとして、JR品川駅前の旧ホテルパシフィック(東京都港区)の1F宴会場を獲得し、
「TKPガーデンシティ品川」を2011年4月にオープンしました。
その後京都タワーホテル内宴会場フロアにおいて「TKPガーデンシティ京都(京都府京都市)」を2011年10月にオープン致しました。
ホテル市場は宿泊特化型に転換するモデルが多い中、TKPのホテル再生ビジネスはホテルの資産を再生させる貴重な再生スキームです。
今回ホテルサンライン福岡博多駅前店(福岡県福岡市博多区)の宴会場を賃貸借契約により獲得し、
九州地区初の「TKPガーデンシティ博多アネックス」として1月10日オープンいたします。
TKPガーデンシティ博多アネックスは、全6室414席となります。TKPでは今後ホテル全ての運営も検討しており、
ホテル再生事業を本格化し、新たな市場創出を行ってまいります。
TKPでは、ホテル宴会場の運営・提携を始めとして、会議・研修・セミナー・試験・短期事務所用途などのご利用目的に合わせた
施設を展開するとともに、付随する宿泊や交通手配などその他各種サービスを合わせてご提案することで、
なお一層の顧客満足の向上を目指します。

 

 

 



少人数の会議から、研修、イベントまで企業ニーズに合わせて利便性の高い会場を安価で提供


 「ITとリアルビジネスの融合」をコンセプトに、2005年に貸会議室事業をスタート。他社に先駆けて全国チェーンを展開し、
業界最大手に成長したティーケーピー(以下、TKP)。
 河野貴輝社長はこう語る。
 「もともとは、取り壊し予定のビルの空きスペースを活用できないか、と考えたのがきっかけです。
当初は“社外会議室”としての利用が多かったのですが、バブル崩壊後に自社の研修センターを売却する企業が増え、
新人研修用の大きなスペースが求められるようになりました。こうした企業ニーズに応えて徐々にビジネスを拡大し、
今日に至っています」
 TKPグループが運営する貸会議室の数は673室4万3626席。利用企業数は全国で約7万5000社に上る。

最大のメリットは「利便性」と「価格」

 事業の中核となっているのが、「TKP貸会議室ネット」。インターネットで全国の貸会議室を条件検索し、
空室確認や予約ができるというものだ。現在は、企業研修やセミナーでの利用が中心。1日のアクセス数は5000件に上り、
その8割をリピーターが占めるという。
 TKPが提供する貸会議室のメリットは、「利便性」と「価格」にある。掲載物件のすべてが「駅から徒歩5分以内」。
価格も一人1時間当たり200円程度と、格安コーヒー1杯分の値段で利用できる。
 「最大のポイントは、掲載物件がすべて直営であるという点。中間マージンがかからないので、価格を低く抑えることができるのです。
全国に直営貸会議室のネットワークを持ち、便利かつ安価に利用できる。これが、お客様からの高い評価につながっていると思っています」
 多様化する企業ニーズに合わせた幅広いラインナップも、同社のサービスの特徴の一つだ。
 20〜30席の会議室から、複数の会議室を持つビジネスセンターや大規模なカンファレンスセンター、
さらにはホテル内のイベントスペースまでを幅広く展開。今春には、旧ホテルパシフィック東京の宴会場を利用した
国内最大級のイベント施設「ガーデンシティ品川」を開業した。
 同社のサービスは施設のレンタルのみにとどまらない。運営サイトの一つである「TKP研修ネット」では、
会議や研修に必要な研修プログラムや講師の派遣、ケータリング、各種機材のレンタル、交通機関や宿泊手配なども行っている。
 「会場とサービスを提供し、ハードとソフトをパッケージ化することで、ワンストップ型の商品提供ができるようになりました。
今後も、より安価で付加価値の高いサービスを実現していきたいと考えています」と河野社長は意気込みを語った。
(ダイヤモンドオンライン 2011年8月8日)
ttp://diamond.jp/articles/-/13463

 

 





【コメント】
プレスリリースによりますと、株式会社ティーケーピーの事業内容は、

貸会議室運営業務、貸会議室の集合施設の運営業務、企業の研修サポート・提案業務、
懇親会・ケータリングサービス運営業務、オフイス家具等動産レンタル業務、

とのことです。

 

>ご予約は3時間から承ります
>会議に必要なオプションサービスや懇親会等のご飲食メニューも取りそろえております。

と書いてあります。

 

ホテル再生ビジネススキームとは、

>シティホテル等の宴会場を始め、宿泊全てに関する事業再生を行うものです。

とのことです。

 

 

 


ビジネスモデル
「ITとリアルビジネスの融合」をコンセプトにした新しいビジネスモデルの創造。お客様の満足を追求します。
ttp://tkp.jp/solution/index.html

 


貸し会議室ですから、レンタル事業と言ってもよいでしょうしミニ・オペレーティング・リースと言ってもよいでしょうが、
株式会社ティーケーピーのビジネスモデルを一言で表現しますと、

「自社がまず固定費を抱え込み、その固定費をお客様が支払う変動費によって回収する」

となるでしょう。
まあこの表現だと、レンタル事業やリース事業全般に当てはまってしまうかもしれませんが。


株式会社ティーケーピーは、会議室やイベントスペースや多目的ホールを購入します。
この時点で会議室やイベントスペースや多目的ホールは株式会社ティーケーピーの貸借対照表に有形固定資産として載ってきますし
減価償却の対象にもなります。
すなわち、株式会社ティーケーピーにとっては会議室やイベントスペースや多目的ホールは固定費なのです。
この固定費を回収しなければなりませんが、それはお客様が支払う賃貸料によって回収します。
株式会社ティーケーピーの場合は、数時間単位のごく短い時間から部屋の貸し出しを行いますから、
お客様にとってはこの賃貸料は変動費と言ってよいでしょう。
リース事業ですと、ファイナンス・リースの場合は、リース費用はほとんど固定費と言っていいわけですが、
株式会社ティーケーピーの場合は変動費と見なせるでしょう。
ファイナンス・リースの場合はイニシャルコストがかからないということくらいしかキャッシュ面ではメリットがないのですが、
株式会社ティーケーピーの場合は本当に必要な時に必要な広さを必要な時間だけ自由に賃貸することができます。

「セール・アンド・リースバック」という固定資産売却・賃貸方法がありますが、
株式会社ティーケーピーのビジネスモデルは、売却相手や賃貸相手が同一ではなく、
誰でも賃貸できる形の「セール・アンド・リースバック」と考えることもできるかもしれません。

 


 



貸し会議室と聞くと思い出すのは2つ。


1つ目は、大学時代のクラスメート(アパート(正確には寮に近い感じ、下宿というべきかも)に一人暮らし)の話です。
家では勉強できないからということで、彼は家の近くにある「貸し勉強部屋(貸し机?)」で勉強していました。
まさに株式会社ティーケーピーの貸し会議室の個人向けサービスといったイメージになると思います。
料金はいくらと聞いたか覚えていませんが、確か月に1万5,000円だったか2万だったかだと思います。
彼が暮らしている下宿は確かに家賃としては安かったのですが、家賃とは別に貸し勉強部屋を借りてその賃貸料を払いますと、
結局合計すると近所の通常のアパートの家賃(例えば私が住んでいたアパートの家賃)とあまり変わらなかったと思ったのを覚えています。

「(今の下宿では勉強できない理由は詳しくは分からないけど)合計してそれだけ金がかかるんだったら、
引っ越して家で勉強した方がいいんじゃない?合計したら家賃は通常のアパートと変わらないよ」
と私は彼に言いました。
彼はそれもそうだなと思ったのか、アパート探しを始めました。
私も彼と一緒に不動産屋に行きました。
その時はもう少し探してみる、ということで落ち着きました。

 
2つ目は、社会人になった後、高校時代のクラスメート(と彼らの大学時代の友人たち)の話です。
彼らは自分たちで貸し会議室を借りて、経営管理学の勉強を行っていたようです(残念ながら私は参加していないのですが)。
会社内での事業運営(オフィスや工場など)はどうあるべきか、といった討論を皆で行ったり、
新しい事業を興すために必要なことは何かを議論したりしていたようです。
当時彼らは自分たちで会議室を探して貸し会議室を手配して勉強会を開催したのでしょうが、
現在であれば、まさに株式会社ティーケーピーの貸し会議室を借りていたかもしれません。


私はというと、勉強する場所というと大学時代以降は、専ら資格の学校の自習室ですね。
自分が勉強するということに関しては、私はワンマンだと思います。
人から教えてくれと言われた場合は人に教えるということはありますが、
勉強をする時は私は一人で勉強することがほとんどです。
誰かと一緒に勉強するということはほとんどありません。