2011年12月4日(日)
2011年12月4日(日)日本経済新聞
GM、オペルと部品共通化 欧州事業再建へコスト削減 車台半減、エンジン1種に
(記事)
2011年12月4日(日)日本経済新聞 そこが知りたい
米SME最高経営責任者 ダグ・モリス氏
英EMI買収、再編後の市場は? 音楽配信軸に反転回復
(記事)
GMとオペルの部品共通化の記事は、あまり素直には読めない記事です。
率直に言えば、車台やエンジンの共通化は不可能です。
同一の会社内であっても、車種が異なれば使用部品は異なります。
高級車種と低価格車種とで使用している部品が同じであるということはありえないでしょう。
GMの再生では単純に財務面のみの改善を図っただけであり、
オペレーションその他ではほとんど何もしていません。
GMの再生と聞いても、どうなるのかなあ、という印象です。
この記事を読む限りでは、ソニー(SME)はアップルにも音楽を供給するようです。
SMEが供給する音楽を、消費者は、ソニーの製品で聞くのか、それとも、アップルの製品で聞くのか。
仮に消費者がアップルの製品で聞くようになれば、それはソニーにとって喜ぶべきことなのか、それとも、悲しむべきことなのか。
【コメント】
これは私が考えたジョークなのですが。
記事にありますように、2000年当時のITバブルのころは新興ネット起業には見向きもせず、バークシャー・ハザウェイは
「時代遅れ」
と言われました。
当時、バークシャー・ハザウェイには、IBM株式を買いませんか、という話もあったそうです。
「時代遅れ」のバークシャー・ハザウェイはIBM株式を買いませんでした。
そこでバークシャー・ハザウェイについたニックネームが、「IBM」のアルファベットを一つずつ後ろにずらした
「HAL」。
時代に後れているから一文字後ろにずらしたわけです。
「HAL」の意味は、
Hathaway Already Lagged.
(ハザウェイは既に後れている)