2011年10月15日(土)



Oct. 13, 2011
Microsoft Corp.
Microsoft Officially Welcomes Skype
Microsoft and Skype will empower people and businesses to connect in new ways.
ttp://www.microsoft.com/presspass/press/2011/oct11/10-13SkypePR.mspx?WT.mc_id=MSCOM_EN_US_HP_FEATURE_122LSUS011889

 

 


2011 年 10 月 14 日 (Japan)
マイクロソフト コーポレーション
マイクロソフトがSkypeの買収を完了
ttp://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=4073

 

 

 

 

 

【コメント】
マイクロソフトは誰かに騙されたのでしょうか。

 

 


2011年10月13日(木)日本経済新聞
M&Aに賭ける 上
篭れば衰退、外に出る
(記事)



 


2011年10月14日(金)日本経済新聞
M&Aに賭ける 中
腰据えた現地化に果実
(記事)



 


2011年10月15日(土)日本経済新聞
M&Aに賭ける 下
成長へ国内再編が急務
(記事)

 

 

 



2011年10月14日(金)日本経済新聞
価格攻防 上
メーカー 値上げ行脚 小売り難色、値下げ圧力も
(記事)



 

 

2011年10月15日(土)日本経済新聞
価格攻防 下
「製配販」で連携の芽 安値一辺倒から脱却探る
(記事)

 

 

 


2011年10月15日(土)日本経済新聞
財務省が一括管理・売却 特別会計の未利用国有地 税外収入、早期確保狙う
(記事)

 




2011年10月15日(土)日本経済新聞
アニメやキャラグッズ インド進出支援 経産省 日本の13社参加
(記事)



 


2011年10月15日(土)日本経済新聞 トップに聞く企業戦略
ローソン社長 新浪 剛史氏
コンビニ好調続くか? コスト圧縮、来期も最高益
(記事)

 

 

 


米財務省、Tビル入札でのマイナス金利応札や変動利付債発行について業界の意見調査

[ワシントン 14日 ロイター] 米財務省は14日、財務省短期証券(Tビル)の入札でマイナス金利での応札を
可能にすること、および財務省による変動利付債の発行の是非について、金融業界から意見を公募するための調査票を配布した。
 調査票は、プライマリーディーラー(米政府証券公認ディーラー)に対する四半期定例入札(クオータリー・リファンディング)
に関する調査に含まれていた。
 その中で財務省は「ここ数カ月間、多くのTビル入札で落札利回りがゼロ%となっている。さらに、流通市場では多くのTビルが
マイナス金利で取引された。この先財務省は、入札でマイナス金利での応札を可能にするべきだろうか」とし、
プライマリーディーラーに対し意見を求めた。
 また変動利付債に関しては、「こうした債券の最適な構造、財務省の全般的な借り入れコストに対する影響、
市場で堅調な需要が予想されるか」についてコメントするよう求めた。
 変動利付債は現在、連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)、連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)、
および連邦住宅貸付銀行制度(FHLBS)が発行しており、財務省は発行していない。
 ただ、今年2月に財務省借入諮問委員会(TBAC)が財務省による変動利付債の発行を提案している。
(ロイター 2011年 10月 15日 07:43 JST)
ttp://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT802607920111014

 

 

 


U.S. seeks views on negative-rate bill auction

Oct 14 (Reuters) - The U.S. Treasury Department on Friday asked Wall Street for its views on issuance of
floating-rate notes and Treasury bill auctions that allow bids at negative interest rates.
The questions about the unprecedented initiatives under consideration were contained
in the Treasury's quarterly refunding survey of primary government bond dealers.
The survey also asked dealers to assess whether the Treasury's current auction schedule is well suited
to expected U.S. government financing needs and the economic outlook. The Treasury is expected to meet
with dealers on Oct. 28, ahead of its Nov. 2 debt refunding announcement.
"In recent months, a number of Treasury bill auctions have closed with an interest rate of zero.
In addition, a number of Treasury bills have traded at negative interest rates in the secondary market.
Going forward, should Treasury consider allowing negative rate bidding in bill auctions?" the survey asked.
In February, the Treasury Borrowing Advisory Committee suggested that the department consider issuing
floating rate notes -- a form of debt never before offered by the Treasury. Government-sponsored enterprises
such as Fannie Mae , Freddie Mac , and the Federal Home Loan Bank System are regular issuers of floating rate notes.
The survey asked dealers to comment on the "optimal structure for such a product, how it would affect
Treasury's overall cost of borrowing and whether you expect robust market demand for such a product."
A U.S. Treasury official said that the floating-rate notes and negative-rate bill auctions were only being studied
and no decisions had been made.
(Reuter Fri Oct 14, 2011 12:49pm EDT)
ttp://www.reuters.com/article/2011/10/14/usa-debt-survey-idUSN1E79D0XL20111014

 



 


US Tsy Explores Negative Bidding, Italy-Like Floating Notes


WASHINGTON (MNI) - The U.S. Treasury Department's financing specialists, preparing for the next quarterly refunding
at the beginning of next month, Friday asked primary dealers to share their thoughts about floating rate notes
-- used by the GSEs and Italy -- and about accepting negative bids, given the frequent minus signs
in the secondary market.
The Treasury Department put on the agenda for the Oct. 28 meeting of the primary dealers
on the Treasury Borrowing Advisory Committee the following question for discussion:

1) Please discuss your latest economic and fiscal forecasts for FY2012 and FY2013.
Do you believe the current auction schedule is well-suited to meet Treasury's expected financing needs?

2) In February, the Treasury Borrowing Advisory Committee suggested that Treasury should consider issuing
floating rate notes (FRNS). Please comment on the optimal structure for such a product,
how it would affecte Treasury's overall cost of borrowing, and whether you expecte robust market demand for such a product.

3) In recent months, a number of Treasury bill auctions have closed with an interest rate of zero.
In addition, a number of Treasury bills have traded at negative rates in the secondary market.
Going forward, should Treasury consider allowing negative rate bidding in bill auctions?

Officials said FRNs could be reset as often as weekly, or quarterly or semiannually and are
familiar to the market given Fannie Mae and Freddie Mac's use. Globally, Italy issues quite a few, they said.
Negative bidding at Treasury auctions, which would imply a price premium, is not
something Treasury has decided to do, they said, but is a subject worthy of exploration.
(MarketNewsInternational Friday, October 14, 2011 - 12:13)
ttps://mninews.deutsche-boerse.com/index.php/us-tsy-explores-negative-bidding-italy-floating-notes?
q=content/us-tsy-explores-negative-bidding-italy-floating-notes

 


 



【コメント】
金利がマイナスの債券とは、これまた財務について基礎から勉強し直してもらわねばならないようなことを言っていますね。
分かりやすく言えば、額面が100円の債券を110円で買え、と言っているわけです。
110円出して債券を買って、満期(3ヶ月前後)が来たら、100円だけ返済されます。
こんなバカな話はないでしょう。
誰が買いますか。

 

記事には、

>ここ数カ月間、多くのTビル入札で落札利回りがゼロ%となっている。
>さらに、流通市場では多くのTビルがマイナス金利で取引された。

>In recent months, a number of Treasury bill auctions have closed with an interest rate of zero.
>In addition, a number of Treasury bills have traded at negative interest rates in the secondary market.

とありますが、これは本当なのでしょうか。
にわかには信じられないといいますか、いくらデフォルトが絶対起きない(ことになっている)財務省短期証券とはいえ、
マイナス金利(正確には利回りがマイナスということでしょうか)での売買は考えられないでしょう。
金利はどんなに低くてもゼロです。
マイナス0.01すらあり得ません。
金利がマイナスの債券というのは買えば絶対に損をする債券です。
そのような債券の売買が成立するはずがありません。
もしそのような債券の発行が可能なら、米財務省は発行した財務省短期証券を額面で買い戻すだけで、
売却額と額面との差額の分必ず儲けることができます。
米財務省は、「裁定取引」を行うことで、無限に儲けることができるのです。
もしこれが可能なら、これを錬金術と言わずしてなんと言いましょうか。

このような債券を発行した米財務省は必ず儲かり、購入した投資家は必ず損をします。
投資家の方もそのことをよく分かっていますから、はじめからそのような債券は買いません。
すなわち、売買が成立しないのです。

 

 


「額面よりも高い価格で債券を発行したいのですが、どうでしょうか」
と米財務省が証券会社に意見を聞くというのはほとんどネタとしか思えません。
証券会社も返事に困ったでしょうね。
「この世の一体誰が引き受けるんだろう?」
と困惑した表情を浮かべている証券会社がまぶたに浮かびます。

 


おそらくこの話はそもそもネタなのだと思いますが、騙されたふりをしてこの債券の性質について学問的に考察してみますと、
マイナス金利の財務省短期証券というのは、

「受取債券利息に課税される税率が100%以上となる債券」

と表現できると思います。
財務省短期証券を例えば、額面100円(発行価格も100円)、利息5%、満期1年、利息に課税される税率200%、だとします。
今100円でこの債券を買いますと、1年後満期を迎えますと、手元に残るお金は、

100 + 5 − 5×(200/100) = 95

100円で債券を購入したのに95円しか返ってこないわけです。
別な言い方をすれば、95円のものを100円で買ったことと同じです。

 


 


95円のものを100円で買うということは絶対にしないように、
「額面よりも高い価格で債券を買う」ということは誰もしないのです。
米財務省は、誰も買うはずがない財務省短期証券を発行しようとしているのです。

 


しかしこの逆ならあり得ます。
倒産がささやかれている企業の社債などであれば、額面割れと言いますか、返ってくる元本よりも低い価格で売買されることはありますし、
もういよいよ倒産かもしれないという時には、額面の5分の1とか10分の1未満で社債が売買されることがあります。
このような債券を「ジャンク債」といいます。
ジャンク債はもし額面通り社債が返済されれば、購入額の5倍や10倍になって返ってきます。
このようなハイリターンを狙ったジャンク債専門のファンドもあります。
購入額の5倍にも10倍にもなる証券は上場を控えたベンチャー企業の株式だけではないわけです。


ジャンク債はそのまま1円も返ってこない可能性がありますが、
マイナス金利の財務省短期証券の場合は「必ず損をする」形で返ってきます。
財務省短期証券や米国債はジャンク債だ、などと言うつもりはありません。
もちろんジャンク債と財務省短期証券ははじめから全然違うものなのですが、
「満期の際には損をするだろうか得をするだろうか」という観点で両者を見た場合はこれが両者の大きな相違点になります。


ジャンク債はあり得るでしょう。
しかし、「逆ジャンク債」は絶対にあり得ないでしょう。

それとも、絶対にデフォルトが起きない分、発行価格にプレミアムを付けよう、とでも言うのでしょうか。
デフォルトが絶対起きないことに対してプレミアムが付く、そんな時代になってしまったのでしょうか。

 

 



絶対にデフォルトが起きない分発行価格にプレミアムを付ける・・・。
なるほど、では、
マイナス金利の財務省短期証券のことを「セルフ・クレジット・デフォルト・スワップ型財務省短期証券」
と呼びましょう。
マイナス金利の財務省短期証券がデフォルトを起こさないことを保証しているのが発行体である財務省自身ですから、
セルフ・クレジット・デフォルト・スワップと名付けました。
カウンターパーティーリスクはもちろんゼロです。
なぜならカウンターパーティーは発行体である財務省自身すなわち税収権を持つ政府ですから。
クレジット・デフォルト・スワップ(デフォルトが起きない保証)が付いている分、
債券の価格は額面より高いわけです。
額面と発行価額との差額がクレジット・デフォルト・スワップ代です。
クレジット・デフォルト・スワップ代が上乗せされた債券、と考えてもよいでしょう。
クレジット・デフォルト・スワップ代がプレミアムです。


私はこれから
「セルフ・クレジット・デフォルト・スワップ型財務省短期証券」
という名称の商標登録を行いたいと思います。
米財務省は
「セルフ・クレジット・デフォルト・スワップ型財務省短期証券」
という名称を使用する場合は、必ず私に商標使用料を支払ってください。
無断使用の場合は裁判所に訴えます。
もちろん、準拠法は日本で。

 


 


2011年10月15日(土)日本経済新聞
再生支援機構 受け付け終了 目玉の日航再建 問われる「出口」
(記事)



 



【コメント】
やれやれ、まだ先は長そうですね。

 

企業再生支援機構の日本航空に対する関与は、成功も失敗もありません。
なぜならまだ何もしていないからです。
企業再生支援機構もまだ何もしていません。
そして日本航空もまだ何もしていません。

営業損失も毎月数百億円単位です。
営業黒字などという報道は大嘘です。
月末の銀行からのつなぎ融資がなければ毎月つぶれてます。


ちなみに、毎月の銀行からの融資を受け取った時の仕訳を書きましょうか。
毎月そうですね500億円融資してもらっているとしましょうか。


正しい仕訳はこうです↓。

(現金) 500億円 / (借入金) 500億円


しかし、日本航空はこう仕訳をしています↓。

(現金) 500億円 / (売上高) 500億円

 


これ以上は彼らが何を言っているか涙で聞き取れませんでした。