2011年8月29日(月)



2011年8月28日(日)日本経済新聞 そこが知りたい
エディオン社長 久保 允誉氏
家電量販店、「特需後」の戦略は? ブランド統一、再編も視野
(記事) 

 

 


【コメント】
>再編を進めるべきだ。米国のベストバイ、ウォルマートのように2社になるのが一つのあるべき姿だ。


ベストバイはともかく、エディオンから見るとウォルマートは家電量販店に見えるということでしょうか。
アメリカでは家電量販店は2社だけということはないとは思いますが。
アマゾンで家電製品を買うということも定着しているような気もします。

日本では家電量販店は何社に集約されるべきかは分かりませんが、
再編の流れとしましては、記事にもありますように、
規模の大きい方が規模が小さい方を子会社化(もしくは吸収合併)し、物流や間接部門など重複する機能を一本化する、
という流れが一番自然かと思います。
店舗名も統一すべき話であって、中国地方ではデオデオ、中部地方ではエイデン、関東地方はイシマル、
北陸・北海道では100満ボルト、近畿ではミドリ、では何が何だか分かりません。
取り扱っている製品は同じなのに店舗名だけは違うでは経営統合の意味がありません。
チラシの費用は大したことありませんが、消費者から見ると違う家電量販店に見えるというのは大きなデメリットでしょう。
例えば家電が故障した際に、同じ店舗名であれば修理の依頼を行いやすいが、店舗名が違うとなるとその店舗に行っても
修理を引き受けてもらえないと消費者は思うでしょう。
お店の看板を変えるだけでなく、サポート体制の統一も合わせて行わないといけないでしょう。
子会社化だけを行い連結ベースの売上高を大きくしただけでは経営統合の効果は小さいままだと思います。