2011年7月27日(水)
2011年7月27日
東京商工リサーチ
東証1部・2部上場メーカー121社「想定為替レート」調査(2012年3月期決算)“半数が1ドル=80円 想定レートを上回る円高水準”
ttp://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/2011/1212282_1903.html
>円高が止まらない。7月26日の東京外国為替市場は、一時1ドル=77円80銭台まで急伸し、震災直後の3月17日に記録した
>1ドル=76円25銭の史上最高値の水準に迫った。その後も円高は高止まり基調をみせているが、
>東証1部、2部に上場するメーカー121社のうち、約半数の60社(構成比49.5%)が想定為替レートを
>1ドル=80円に設定していたことがわかった。
【コメント】
今日ふと思ったこと2つ。
○ドル安は永遠に続くだろう。ドルの価値はもう戻ることはない。これからずっと円高が続く覚悟をしよう。
インフレすなわちドル通貨の価値の下落は進みこそすれ、価値が上昇することはあり得ず、
ドル通貨の価値は今後永遠に下落したままであろう。米国債のデフォルトは起きないが通貨下落というインフレは起きるであろう。
○米国債は実は実質的に「永久債」に等しい。なぜならば、現在の米国債保有者は今後償還時期が訪れるたびに
永久に米国債の借り換えに応じ続けなければならず、本当の意味で元本が返済されるということがあり得ないからである。