2011年4月18日(月)



永久債とは


いつもの教科書からスキャン
「永久債(perpetuities)の現在価値」

教科書には、


>例えば、ある立派な人がビジネススクールにファイナンスの講座を寄付したいと考えたとする。
>最初の支払いを1年目の年末とし、金利を10パーセント、毎年10万ドルを永久に提供することを目標とすると、


とありますが、この部分は原著ではこう書かれています。


>For example, suppose that some worthy person wishes to endow a chair in finance at a business school with the initial
>payment occuring at the end of the first year. If the rate of interest is 10 percent and if the aim is to provide
>$100,000 a year in perpetuity,

 

意味は原文から全く離れていませんが、”節”(with以下の句)を後の文の方に持って行き、訳出を工夫していますね。
こちらの方が自然な日本語に訳されていると思います。

それと、「ある立派な人」は原文では "some worthy person" となっています。
ここでの "some" は「ある」とか「何かの」という意味です。
不定冠詞の「a」や「an」とほとんど同じ意味です。この場合は "some" の後ろには単数形がきます。
「立派な人が何人かいる」というわけではありません。

 

 

 

 


今日の御言葉

 

If you go straight, you will fail.

まっすぐに生きなさい。そうすればきっと失敗するでしょう。

 

 

 


キリストが弟子達に対し性善説を戒めた時の言葉です。
まあ冗談ですが。