2011年3月18日(金)



数年前、地元の書店でBon Jovi の「Slippery When Wet」を買いまして、今でも時々聞くのですが。

「Livin' On A Prayer」

が一番いい歌だなと思います。

YouTubeでも聞くことができます。
この歌がアップロードされて今までに全世界でなんと富美百万回以上再生されています。

キャプチャー


この歌に関するコメントがたくさん書かれていますが、一番上に

I wish i was alive in in 1986

というコメントがあります。
この人は1991年生まれなのでしょうか、「1986年に生きていればなあ」と言いたいようです。
これは文法的に正しくありません。正しくは、

I wish I had been alive in 1986.

です。現実とは異なる過去についての願望を述べていますから、wishの後の時制は「仮定法過去完了」にしないといけません。


CDジャケットについていた歌詞と対訳のスキャンです。

歌詞と対訳


歌詞の翻訳ですので非常に難しいのですが、誤訳と思われる箇所を2つ紹介します。
(歌詞全体を通して翻訳が難しいと思います。語句と語句がつながっているのか切れているのかで意味が異なったりしますし。)

 

 

 


Tommy got his six string in hock

トミーは彼のギターを手にした


と訳されていますがこれは誤訳です。

hockは動詞で「〜を質に入れる」という意味で、名詞で「質入れ」という意味です。
「out of hock」で「質から出して」という意味で、「in hock」で「質に入れて」という意味です。
「get〜in hock」=「put〜in hock」=「〜を質に入れる」という意味になります。
正しい訳は、

トミーはギターを質に入れた
トミーはギターを手放した

となります。

トミーは彼のギターを手にした

では正反対の意味になります。

 

 

 

 



We're half way there

私達は半分やってきた


と訳されています。
しかし半分やってきたでは意味がよく分かりません。
これもどう訳すのが適切か非常に難しいのですが、

私達はまだ夢の途中なの

という訳はどうでしょうか。

トミーとジーナは時期が来れば結婚しようとしているではないでしょうか。
ゴール(there)が結婚して幸せな家庭を持つこと、
half wayですからまだ結婚していない、という意味でしょう。
トミーもジーナもお互い結婚して幸せな家庭を築きたい、
二人ともそう祈りながら生きている(livin' on a prayer)、という状況なのではないでしょうか。

 



 



会計基準と何か(絵の教祖は私ではないのですが)

その1


その2


その3

 

 


私?

これは私ではありません


これも私ではありません


これ。