2011年2月24日(木)
短期間に次々と同種のサービスを乗り換える「移り気な」顧客。
競争が激化しているサービスでは、企業間での新サービス提供合戦のような状況が発生する。
このような熾烈な競争のターゲットとなった顧客の中には、よりよいサービスを求めて次々に新しいサービスを契約し、
解約していく顧客もいる。このような顧客のことをチャーンと呼ぶ。
インターネット接続や携帯電話のようにサービスの普及率が十分高まり、業界全体の規模が飽和した分野では、
複数の企業が顧客の争奪戦を繰り広げるような状況になる。この状況で収益を高めていくには、
他社の顧客をチャーン化して自社のサービスに呼び寄せるほかに、自社のサービスを利用しているチャーン予備軍を
つなぎ止めるという、内外両方に向けたマーケティング戦略が必要になるといわれる。
(IT用語辞典 e-Words)
ttp://e-words.jp/w/E38381E383A3E383BCE383B3.html
【コメント】
今日ネットサーフィンをしていて見かけた言葉です。
一応IT用語といいますかビジネス用語ということのようですが。あまり聞きなれない言葉かと思います。
「churn」は人や心などが激しく揺れ動くという意味があり、そこから顧客がサービスを次々と乗り換える様を表現したのでしょう。
「churn
out」という熟語で作品などをぞくぞくと作るとか粗製濫造するという意味になります。
「潜在的チャーン」をつなぎ止めるには顧客のニーズを的確に掴み、顧客を自社サービス内に囲い込むマーケティング戦略が必要です。
決して手当たり次第に新しいサービスを「churn
out」してはいけません。