2011年2月23日(水)



伊達英二

 

日本フェザー級日本チャンピオン。あだ名「オッサン」。
キャリアも長く経験実力とも十分なのにうわついたところがない堅実なチャンピオンです。
相手が格下でも決して手を抜かず全力で真っ向勝負します。


伊達英二は一度引退したのですが、世界の頂点を目指すために帰ってきました。
(カムバックだ)


幕之内一歩とはじめてお手合わせした後のシーンです。
一歩は手も足も出ずボロボロに打ちのめされてしまうのですが・・・。


「はじめの一歩」 第14巻 59ページ
(気持ちのいいフリしてやがったなあ)




長嶋茂雄に対する金田正一氏のコメントは、ウィキペディアによると、


>「あの小僧、ものになるかもしれない。三振は全部フルスイングだった。」


だそうです。

 

 

 



私はこのコメントを聞いて自分の高校時代を思い出しました。
私が高校に入学してすぐの4月のことでした。
古典の授業中、先生がある質問をしました。
クラスの誰もその質問に答えられませんでした。
私は前日に予習をしていたのでその答えが分かりました。
そこで手を上げて
「吉田兼好」
と答えました。

その答え自体は正解だったのですが、先生はまあ知ってる奴もいるだろうなという思いがあったのか少しニヤけながら
「受験勉強で覚えた?」
と私に言いました。
私は受験勉強って高校受験のための勉強の最中に吉田兼好の名前を覚えたのかと聞いているのかな、と頭の中で考えながら
一瞬間をおいてこう言いました。


「昨日辞書で調べました。」


先生は少し驚いた表情をし、さっきの言い方はまずかったなという感じで少しばつが悪そうにして感心した様子で
「ほおう、後で伸びるタイプだな」
と言いました。


この出来事を今でも当時のクラスメートが覚えているかどうかは知りませんが。

 

私は奇をてらうことなく、至ってまじめに答えているつもりなのですが、
私の返事に先生が驚いたり感動したりすることがなぜか多いような気がします。
高校1年のころの古典の授業中もそうでしたし、大学1年のころの英語の授業中もそうでした。
俺の言っていることってそんなにおかしいかな?と自分で思うのですが。

 

 

 


私を野球に例えると長嶋茂雄だ、などというつもりはありませんが、
こつこつと努力をする大切さを思い出しました。


受験勉強は必ず将来役に立ちます。
将来後悔することのないよう、一所懸命に受験勉強を頑張ってください。

 

 

 

もうすぐ国立大学の入学試験ですね。
受験生は今までの勉強してきたことを全てぶつけてください。

 

「虚心坦懐」