2011年2月14日(月)
米音楽業界最大の祭典『第53回グラミー賞』授賞式が米ロサンゼルスで14日(現地時間13日)に行われ、B’zの松本孝弘と
米ギタリスト、ラリー・カールトンの共作『テイク・ユア・ピック』が「最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバム」賞を
獲得した。黒のタキシード姿で登壇すると「日本から来たプレイヤーです。日本人のギタリストとしてここに来られたことを
誇りに思っています」と感激の面持ちでスピーチした。
過去、1987年にグラフィック・デザイナーの石岡瑛子(最優秀アルバム・パッケージ部門)、
1989年に坂本龍一(最優秀映画/音楽アルバム賞)、2001年に喜多郎(最優秀ニューエイジ・アルバム賞)、
2008年に中村が受賞した栄冠に、新たに名を連ねた。
松本は授賞式で「何が起こったかわからなかった。『テイク・ユア・ピック』と聞こえたと思ったら、立ち上がってラリーと
抱き合っていました。壇上では呆然としてました。受賞スピーチを事前に考えたりするが嫌で、何も考えていなかったので」。
共作は今から4年前にラリーから「一緒にやろう」と声をかけたといい、松本は「ラリーさんと一緒に何が出来るか考えて、
頭の中で悶々としていた」と話した。
作業自体は、ラリーが「最初の3曲のプリプロダクションですぐうまくいくと思った」と言えば、松本も「やりはじめたらイージー、
とても簡単でした」。今回の受賞を、相棒・稲葉浩志には「まだ、伝えていない。取材などを受けていてそんな時間もなかったので。
ノミネートされた時は、スタジオで一緒にいたんですが、『You
are my
hero.』と言っていました」と振り返った。
同作は、世界屈指のギタリスト、カールトンがギターメーカーのギブソン社を通じて松本にオファーしたことから実現した
ギター・インストアルバム。昨年6月に発売されると、インスト作品としては異例のオリコン週間アルバムランキング2位に初登場。
発売直後から全国ツアーも敢行し、日米を代表するギタリストの共演は好評を博した。
B’zは結成20周年を迎えた2007年、ロック界に貢献したアーティストを讃える米国のHollywood’s
RockWalk
(ハリウッド・ロック・ウォーク)に日本人アーティストとして初の殿堂入りを果たしたが、その偉業に続く快挙となった。
(オリコンスタイル 2011年02月14日
09時45分)
ttp://www.oricon.co.jp/news/music/84772/full/
【コメント】
グラミー賞はB'zが受賞したというより松本氏個人が受賞したということのようです。
おめでとうございます。
松本氏が一番好きなB'zの歌はどれなのでしょうね。
ひょっとしたら
「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」
かもしれません。