2011年2月2日(水)




2011年2月2日(水)日本経済新聞
カルビー東証上場へ 内需頼み脱却、海外に軸足 調達額100億円超も
(記事) 

 

 

2011年2月2日(水)日本経済新聞 戦略分析
マツキヨ、全店に薬剤師 第1類薬の販売強化 顧客要望受け方針を再転換
(記事)


 


2011年2月2日(水)日本経済新聞
日中パソコン連合 NECの決断 下
成長の筋道 なお見えず 新興国開拓カギに
(記事)

 



2011年2月2日(水)日本経済新聞
「MRJ」米社に100機販売契約 三菱航空機
(記事)

 

 

 

 



2011年2月2日(水)日本経済新聞
パナソニック、中国社に売却 車用ニッケル水素電池事業 知財権使用も認める 中国独禁法当局 三洋子会社化で分離要求
中国、電池シェア拡大 日本の技術取り込みも
(記事)

 


2011年2月2日(水)日本経済新聞
日生 海外・介護・医療を強化 次期社長に筒井氏が昇格
けいざいじん 日本生命次期社長 筒井 義信氏(57)
飾らぬ本命 人脈に強み
(記事)

 

 

2011年2月2日(水)日本経済新聞
大和、証券2子会社統合も まず本社機能集約 グループ本社と 日比野次期社長を発表
4四半期ぶり最終黒字 グループ本社10〜12月期 三洋株売却も寄与
(記事)

 

 

 

 


2011年2月2日(水)日本経済新聞
路面電車を都心に復活 中央区、銀座―晴海で 建設費 地下鉄の1/10
(記事)

 

 


大まかな場所
(地図)

 

 

【コメント】
いくらなんでも冗談でしょう。
誰が乗るのでしょうか。
仮に建設するとして、そもそもどこから建設費用が出てくるのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 



米シティ、債務の株式化で英EMIの全株取得


 [ロンドン/ニューヨーク 1日 ロイター] 米金融大手シティグループは1日、
英大手レコード会社EMIの全株式を投資家のガイ・ハンズ氏から取得したことを明らかにした。
 EMIは2007年に、ハンズ氏の所有するプライベートエクイティ(PE)、テラ・ファーマが
レバレッジド・バイアウト(LBO)で買収したが、シティから借り入れた多額の買収資金が経営を圧迫する要因となっていた。 
 経営権の円滑な移譲を進めるため、プライスウォーターハウスクーパース(PcW)がアドミニストレーターに指名された。
 PcWは、テラ・ファーマの投資会社が融資の返済でデフォルトを起こしたため、アドミニストレーターに指名されたとしている。
 EMIの発表によると、シティはEMI株の100%を取得し、債務の株式化を通じて、EMIの債務を
34億ポンド(54億7000万ドル)から12億ポンドに65%削減する。
 シティは、2007年のLBOで26億ポンドを融資。その後、テラ・ファーマの投資会社がデフォルトを起こしたため、
貸出債権の大半を償却した。  

  <再売却も> 

 シティは、EMIの長期保有を望まないとみられるため、EMIは再び売却される可能性がある。
 事情に詳しい筋がロイターに明らかにしたところ、シティはEMIを将来売却する意向だが、売却は急いでいない。
いったん傘下のPEに株式を移した上で、売却計画を練る可能性もあるという。  

  <複数の企業が関心か>  

 EMIの買収には複数の企業が関心を示す可能性がある。
 同社は、ここ数年業績が着実に改善しており、所属アーティストも欧米で比較的大きな成功を収めている。 
 アナリストによると、EMIのレコード部門に対しては、過去10年間EMIの買収交渉を繰り返してきた
米ワーナー・ミュージック・グループ(WMG.N: 株価, 企業情報, レポート)が関心を示す可能性が高い。 
 出版部門については、PEのKKRとメディア大手ベルテルスマンBERT.ULの合弁事業、年金基金、
ソニーと故マイケル・ジャクソン氏の合弁事業ソニーATV・ミュージック・パブリッシングなどが関心を示す可能性があるという。
(ロイター 2011年 02月 2日 11:42 JST)
ttp://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-19336720110202

 

 

 

 

 



EMIからのプレスリリース


Feb 1, ’11 4:21 PM
EMI
EMI announces successful capital restructuring, and change of ownership
ttp://www.emimusic.com/news/2011/emi-announces-successful-capital-restructuring-and-change-of-ownership/

 

 

 

 


【コメント】
どのような流れなのかははっきりとは分かりませんが、EMIそのものというより、
EMIの株主に関する取引のようです。

プレスリリースを読みましても、「テラ・ファーマ」という文字は出てきません。
また、記事には一切出てきませんが、プレスリリースには「Maltby Investment Limited」と「Maltyby Acquisitions Limited」
という二つのファンドが出てきます。
シティグループはEMI自体とは会計上直接は取引を行っておらず、あくまでEMIの株主である
「Maltby Investment Limited」や「Maltyby Acquisitions Limited」と取引を行ったようです。
ファンドの下にファンドがあり、その下にまたファンドがあってそこがEMIの株式を保有しているようです。
記事には、シティ・グループは投資家のガイ・ハンズ氏からEMI株式を取得した、と書かれていますが、
実際には「Maltyby Acquisitions Limited」を取得した、という理解が正しいと思います。
デット・エクイティ・スワップを行ったのも、EMI自身ではなく、「Maltyby Acquisitions Limited」の方だと思われます。
ファンドが複数あり、非常に理解が難しいなという印象です。

監査法人のプライスウォーターハウスクーパース(PcW)がアドミニストレーター(administrator)に指名された、
とありますが、これも正確には分かりませんが、敢えて日本語に訳すなら、「私的管財人」とでも訳しましょうか。
法的整理を行っているわけではありませんから、裁判所から任命された公的な管財人というわけではないのでしょうが、
私的整理をする上での管財人、といった意味合いでアドミニストレーター(administrator)と呼んでいるのでしょう。

 

 

 

 

 



あまり正確なことは分かりませんのでこの辺で。
一応旧株主のテラ・ファーマとEMIの関係を図にしてみました。


テラ・ファーマとEMIの関係
(図)


単体ベースで見ていきますと、今回の取引はEMIには全く関係がないといえるでしょう。
今回の取引ではEMIは全く仕訳をしないということです。

 


この度のEMIの仕訳

(仕訳なし)