2011年1月13日(木)
実務を知っていて理論も知っている人間
実務は知っているが理論は知らない人間
実務を知らず理論だけ知っている人間
実務も知らず理論も知らない人間
企業に一番必要なのは、実務を知っていて理論も知っている人間だ。
参謀に適任だ。
競争に勝つための戦略を立案できる。
次に、実務は知っているが理論は知らない人間。
現場でのリーダーに任命すべきだ。
顧客へ対応も上手く、ライバル企業の動向にも敏感で、業界ならではの人脈や情報を有している。
現実にしっかりと足の着いた的確な指示を部下に与えることができるだろう。
次に、実務も知らず理論も知らない人間。
指示された事しかやらないが、本人も部下の管理や業務管理や損益管理など面倒なことはしたくない
という思いを持っていることもある。出世願望もあまり持っていない。
どちらかというとやれと言われたことだけやって後はのんびり過ごしたいという気持ちを持っている。
最後に、実務を知らず理論だけ知っている人間。
このタイプが一番危険である。
なぜなら、現実を無視し続け、あり得ない話ばかりを高らかに語り、部下には間違った指示を延々と続け、
気がついた時は取り返しがつなくなってしまうからだ。
自分で適切な判断もできないのに、理論だと教科書だと机上の空論を叫び、勝手に動く。
余計な事をして本人も部下も迷走する。